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Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
倉山塾生・江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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そろそろ人工知能の真実を話そう/ジャン・ガブリエル・ガナシア





AIとシンギュラリティを語るなら、哲学ではなく、自然科学の知見をベースにすべき

AI構築のベースとなる脳科学や物理学等の自然科学の知見を駆使していないので、
本書の記述は回りくどく、空回りしているような気がします。

例えば、AIが意識を持つ、 人間の意識を移植する、ということについては、
脳科学・神経科学でも未だ「意識」を解明できておらず、容易に解明されそうもない、
という実態を提示するだけで論破できます。
これは意識についての「ハードプロブレム」と言われています。

また、意識については、
知識や記憶から生じるわけではありませんので、
いくらAIに情報を蓄積させてもAIに意識は生じません。
(ご参考:脳はいかに意識をつくるのか

更に、知能についても、
ようやく脳科学・神経科学で扱えるようになってきたところですので、
人間と同様の知能をAIに移植することは現段階では困難です。
(ご参考:知性誕生

あと、ムーアの法則について色々と解説されていますが、
物理学の基本法則を持ち出して、ムーアの法則はいずれ破綻するといえば済むことです。
これ以上小型化・集積化すると放熱でチップ自体がやられてしまう段階が必ず到来しますので。
また量子コンピュータが期待されていますが、量子物理学を量産技術として使える段階ではありません。

自然科学の最新知見を駆使して、
現在主流のディープラーニング型のAIでどこまで行けるのか、
次世代のAIがどのようなものになりそうか、
シンギュラリティはどのようなかたちで到来するのか、しないのか
それらによって人類の生活がどのようなものになりそうか、
例えば、テクノロジーが雇用の75%を奪うで提起されたことがいつどのように実現しそうか、など
についての解説を期待して読んだのですが、
完全に期待外れでした。

少なくとも科学書ではありません。

なお、以下の本を読んで、少なくとも第3次ブームのAI(ディープ・ラーニング)では、
シンギュラリティは到来しそうもないことがわかりました。
強いAI・弱いAI
人工知能は人間を超えるか
決定版AI 人工知能

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