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伝統・科学・世界を知りマネジメントに活かす

日本の伝統・ヒトの自然科学・現在の国内外情勢・マネジメントなどに関する、ブックレビュー

ウパニシャッド/辻直四郎



★★★★★

素晴らしい

ヴェーダにおけるウパニシャッドの位置づけや、
ウパニシャッドの中核である梵我一如について、
鋭く深く簡潔に解説されています。

梵我一如については、
単にウパニシャッドからの抽出にとどまらず、
ヴェーダにその萌芽、胎動が見られる個所についても抽出し、
ヴェーダ全体における梵我一如の生成過程も解説されています。

また、先日「バガヴァッド・ギーター」を読んで、
創造者・支配者としての絶対神が描かれていることに違和感を覚えたのですが、
本書によれば、ウパニシャッドは5群に分類され、
そのなかのヴィシュヌ主義(ヴィシュヌ神を根本原理の顕現として賛美)的な一群があり、
バガヴァッド・ギーターはその群に分類されるとありました。
この解説でバガヴァッド・ギーターに対する違和感が解消されました。

更に、本書を読む前に、針貝邦生氏「ヴェーダからウパニシャッドへ」を読んだのですが、
こちらの本は梵我一如について鋭く踏み込んでいませんでしたので、残念に思っていました。
しかし、本書を読むことで、この残念さも解消されました。

なお、序において、日本語が古いな、と思って読み始めてみたら昭和17年の著作だとわかりました。
古い日本語で本書を読み通すことができるのか、と思いましたが、結果としては大丈夫でした。
むしろ、ある種の新鮮さを感じたぐらいです。
  1. 2016/07/27(水) 19:14:59|
  2. ウパニシャッド
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誇りある日本の復活を望む一日本人

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

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