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Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
倉山塾生・江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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日本仏教史/末木 文美士



★★★★★

素晴らしい考察

日本における仏教思想について、聖徳太子の時代から明治に至るまで時系列で俯瞰しています。

著者の考察が素晴らしいのは、
他の学者なら仏教の衰退・退廃と単に切り捨ててしまうような事柄であっても、
そこに何らかの意味を見出し、思想史として紡いでいることです。

例えば、
世俗に迎合し本来の教えから逸脱したことも、その後の反省に基づく復興には必要なプロセスであった、
葬式仏教と揶揄されている現代日本の仏教のあり方も、民俗学的には意味があり、一蹴すべきでなない、
などです。

また、各宗派の祖師の活躍は勿論のこと、後代で改革・復興を図った方々の活躍にもページを割いており、
日本の仏教が様々な時代に様々な方々の努力によって生き残ってきたことが伝わってきます。
更に、これらの方々の活躍が、経典や戒律に基づくもの、それらを再解釈したもの、独創的なもの、
といったように何を根拠としてなされたのか、についても述べられています。

更に、日本における仏教思想史に欠かせない、神道・修験道・庶民信仰との関係にも触れています。

日本の仏教について学びたい方にとっては、貴重な一冊だと思われます。

裏表紙に中村元氏が推薦の言葉を述べておられたので少し不安だったのですが、
(単行本。中村氏は原始仏典こそが真理であり、中期以降の大乗仏教や密教は衰退の一途とみなしている)
良い意味で期待を裏切っていただきました。

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