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Rising Sun

Author:Rising Sun
元経営コンサルタント
専門分野:ヒト

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。
また、マネジメントは企業だけのものではなく、国家を含めあらゆる組織体や個人にとっても必須のものです。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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孫子・呉子/村山孚



★★★★

世界最古の戦略書

今でも十分に通用する戦略書です。
戦略といえばマイケル・ポーターですが、彼も現代の孫子といわれています。

孫子の言葉として「風林火山」や「彼を知り己を知れば百戦して危うからず」など、
現在でも様々なところで使われています。

なお、あまり現在では使われませんが、私が最も好きな言葉は次のものです。

孫子曰く、兵は国の大事。死生の地、存亡の道なり。察せざるべからず。
故にこれを経るに五事を以てし、これを校ぶるに計を以てして、其の情を索む。
一に曰く道、二に曰く天、三に曰く地、四に曰く将、五に曰く法。

企業に当てはまると以下のようなものになると思います。
道は、社員が共有できるビジョンを経営者がつくること
天は、環境変化を上手く捉えた柔軟な戦略転換を図ること
地は、様々な市場での自社の位置付けを理解し、また適切に位置付けること
将は、最適なリーダーを選定すること、リーダーシップを発揮すること
法は、経営資源(人・物・金・情報・時間)を適切にマネジメントすること

この節は孫子の最初にでてきます。
ということはまずこれが出来ていないと他のことはできない、ということになります。

なお、孫子を現代的に解釈したものとして、
武岡淳彦「孫子を読む 大競争時代の成功法則」があります。

また、戦略の古典として、クラウゼヴィッツ「戦争論」がありますが、
比較論として、「戦争論」は白兵戦、「孫子」は「近代兵器戦」
という区別がされているようです。

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