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Rising Sun

Author:Rising Sun
リヴァタリアン


マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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言いにくいことを上手に伝えるスマート対話術/パターソン・K等



★★★

原因解明はいいのだが。。。

コミュニケーションが上手く行かない原因として、人間の本質的な特性である「不安」や、そこから生じる「闘争か逃走」に注目していることには価値があります。

これらは進化心理学等で解明されてきた要素であり、人間に関する領域について何かを語るときには必ず踏まえなければならないものだからです。


一方で、コミュニケーションを上手く行うための処方としては、浅いといわざるを得ません。

コミュニケーションについてのハイパフォーマのベンチマークを行ったうえでフレームワークを構成したとのことですが、フレームワークの説明で記載している事例が浅いため「これで本当に解決するのだろうか?」と思わされました。

そして、後ろの章で「難しいケース」を取り扱っていますが、ここではそれまで解説してきたフレームワークを超えたアドバイスがかなりありましたので「ではこのフレームワークは何なのか?」と思わされました。


更に、このフレームワークは人間の本質的な特性に逆らう方向でコントロールすることに主眼を置いているにも拘わらず、「必ず習得できる」「誰でも習得できる」旨の安易な記述が出てきています。

人間の本質的な特性に逆らうことはかなり難しいことであり、かつ個人差があるものです。

これはハイパフォーマのベンチマークでフレームワークを構築する際によく見受けられる誤りといえます。ハイパフォーマがそれらを上手くできる原因から生まれ持った才能を除外してしまったことが原因でしょう。


コミュニケーションが上手くいかない原因で人間の本質的な特性を上手く活用しているにも拘わらず、コミュニケーションを上手く行うための処方に人間の本質的な特性を活用していません。

従って、中途半端な内容になってしまっています。

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