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Rising Sun

Author:Rising Sun
リヴァタリアン


マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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検証 財務省の近現代史/倉山満



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眼から鱗!

本書を読むまで、財務省(旧大蔵省)、特に主計局は日本の諸悪の根元の一つだと思っていました。
しかし、本書を読んでからは、それはここ40〜50年ぐらいのことで、
それまでは明治政府設立以来、国益のために闘う優秀な官庁だったことがわかりました。

そういえば、高橋洋一氏著『戦後経済は嘘ばかり』でも、
日本の高度成長期の後期において、為替の固定相場制が変動相場制になり、
円高不況になるのを為替介入によって防いだのは当時の大蔵省だったと書いてありました。

それが、今のような硬直的な省益最優先で国民に嘘の情報を信じ込ませるようになったのは、
田中・三木・竹下らの国益を考えない傍若無人な財政政策と強力な圧力に屈したことへの、
危機感からくるものが、敗北感・屈辱感などによって屈折したかたちであらわれているようです。
さらに、日銀法改悪による財政・金融の分離によって縦割り行政が更に硬直化し、
財務省と日銀が互いを敵対視するようになってしまったことも原因のようです。

これでは財務省としては、
いくら政府が国債発行による財政出動を促されても、政府を疑わざるを得ないでしょうし、
日銀との協調が必要な国債発行によるリフレ政策を促されても、政府を疑わざるを得ないでしょう。
となれば、意固地になって財政規律を訴え、財源が足りなくなれば増税を訴えるようになるのも理解できます。
※だからといって全く納得はしていません。
問題は原因をつくった政府・国会にあります。

著者の解決策は本書に書いてありますが、
私なりに補足すると、
日本を本来の意味で自主独立し、繁栄させ、国民を幸福にできる明確な国家大戦略(DIME)を打ち立てる
国家大戦略を命懸けで実現する覚悟のある強い意志を持った政権を樹立し、目標達成に邁進することで長期政権を担う
日銀法を改正し、日銀の独立性はあくまでも戦術レベルであり、戦略・命令系統は政権に従属するようにする
日銀の達成目標に失業率低下、賃金上昇率を加える(インフレターゲットの最終目標はこれなので)。
※高橋洋一氏の提言を参考
日銀の通常のオペレーション方法を自動化(指標変動に基づいて自動的に国債売買を行う。AIでの代替も可)する。
※ミルトン・フリードマン氏や高橋洋一氏の提言に基づく

真に国益を貫く真剣な政権が真摯に政策を実行すれば、
真に国益を考える真剣な財務官僚も真摯に職務を全うするのではないでしょうか。

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