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伝統・科学・世界を知りマネジメントに活かす

日本の伝統・ヒトの自然科学・現在の国内外情勢・マネジメントなどに関する、ブックレビュー

明治維新1858−1881/坂野潤治 大野健一



★★★★

明治維新を構造的・体系的に理解するための必読書

本書は、
幕末から明治維新までを教科書的に時系列で単に説明するのではなく、
明治維新とは何だったのか?
なぜ明治維新は成功したのか?
日本ならではの成功要因は何だったのか?
などについて、
維新の志士だけでなく、諸藩の体制、江戸期の実態など、
様々な要素について構造的かつ体系的に解析し、答えを導き出しています。

本書で語られている個別の要素は類書でも触れられているものもありますが、
これらの要素を構造化・体系化して見せてくれている本は他には知りません。

幕末・明治維新は様々な人物が登場し、様々なキーワードが生まれ、
かなり複雑になっています。
従って、特定の人物や、特定のキーワードに特化した解説書が溢れています。
これが余計に幕末・明治維新の理解を妨げているような気もします。

しかし、本書を読むことで、包括的な内容を構造的・体系的に理解できますので、
非常にクリアになりました。

なお、維新政府の政策に対する庶民の反乱について、
マルクスの階級闘争史観を引き合いに出して説明しているところが少し引っかかりました。
  1. 2018/07/15(日) 17:43:38|
  2. 歴史の真実
  3. | トラックバック:0
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誇りある日本の復活を望む一日本人

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

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