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伝統・科学・世界を知りマネジメントに活かす

日本の伝統・ヒトの自然科学・現在の国内外情勢・マネジメントなどに関する、ブックレビュー

ほんとうの憲法/篠田秀朗



★★

注意しながら読んでください

日本の憲法学者というガラパゴス化した既得権益無能エリート集団が、
如何に日本や日本国民にとって価値の無い存在であるか、
ということが詳しく述べられています。
この連中による憲法解釈によって、
日本の国益と日本人の生命・安全が損なわれてきたと言われても仕方ないでしょう。
このことを気づかせてくれるという点においては良書だと言えます。

ただし、本書は注意しながら読む必要があります。
著者の歴史認識が完全に東京裁判史観・ルーズベルト史観に染まっています。
日本がアメリカに嵌められて日米開戦に突入せざるを得なかったこと、
戦後、GHQによるWGIPによって日本を精神的に破壊したこと、
など全く触れられていません。
逆に、日本が侵略戦争を行った、国際法を侵したといった、
東京裁判史観やルーズベルト史観そのままの言説が目立ちます。
間違った歴史認識の上に正しい未来を築くことはできません。

ですので本書を読まれる前に、
読者自身が東京裁判史観やルーズベルト史観の洗脳から
脱却しておく必要があると思います。

これには、藤井厳喜氏の以下の著作が役に立つと思います。
太平洋戦争の大嘘
日米戦争を起こしたのは誰か

更にアメリカによって作られた日本国憲法自体が、
ハーグ陸戦条約という国際法に違反していることにも触れられていません。
「ほんとうの憲法」というタイトルをつけるのであれば、
日本国憲法がアメリカによる日本占領統治基本法であることを先ず明示すべきでしょう。

このような観点からすれば、
本書を読まれる前に、竹田恒泰氏や倉山満氏による憲法解説本を読まれた方が良いと思います。

また、日本国憲法だけを論じるのではなく、
帝国憲法と比較検証した方がより実りあるものになると思われます。

これには、相澤理氏の以下の著作が役に立つと思います。
「憲法とは何か」を伊藤博文に学ぶ

現憲法、そしてこれまでの様々な憲法解釈によって、
日本は主権国家・独立国家としての体をなさなくなってしまいました。
例えば、日本が独自の力のみで、
・北朝鮮から拉致被害者を全員救出することができない
・外国にいる日本人を救助することができない
・日本固有の領土である北方領土・竹島・尖閣諸島を守り抜くことができない
・周辺諸国の軍事大国化を防ぐことができない、軍事大国に対する抑止力を持てない
このような情けない状態では、最早どう憲法解釈を変えても乗り切ることは困難です。
日本が主権国家・独立国家として国益と国民を守り抜くために、
国家安全保障面では以下のことを憲法に明記するよう、
改正しなければならないと思います。
・フルスペックの自衛権を発動できること
・自衛隊を軍隊として定義すること
・軍法、軍事法廷、軍事機密を認めること
そうすることによって、
憲法学者による国益を損なう不毛な憲法解釈を終わらせる必要があると思います。
  1. 2018/05/03(木) 00:00:00|
  2. 憲法改正
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誇りある日本の復活を望む一日本人

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

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このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

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