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Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
倉山塾生・江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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「年金問題」は嘘ばかり/高橋洋一



★★★

老後のために

年金保険の基本と利権構造がよく分かりました。
老後を安心して過ごすためには、
個人としては、
年金保険料を払い続ける事、
金融機関に騙されずに不足分を正しい金融商品で補う事、
国としては、
歳入庁を創設して年金保険料を100%徴収する事、
GPIFを解体する事、
税投入するのであれば所得税から投入すべきである事、
が大切だということがわかりました。

なお、
年金保険は40年間支払って20年間受け取る、
受取額は支払期間の平均給与の4割程度である、
ということですので、高給取りは別として現行制度では老後への不安が払しょくできるとは思えません。
数理的には「破たん」していなくても生活水準的には「破たん」しているのではないでしょうか。
老後への不安が払しょくできるような制度改正がなされない限り、
たとえ、アベノミクスで金融緩和や財政出動がなされ、給与アップにつながったとしても、
給与アップがモノへの消費につながるのではなく、idecoやnisaを通じた金融商品購入に投じられるような気がします。
これでアベノミクスが狙っている経済成長につながるのかどうか、よくわかりません。

ここまでが、年金が保険であるという前提での著者の解説に対するレビューです。

一方で引っかかるのは、年金保険と生活保護との関係です。
年金は40年間支払い続けなければ受給できないのに対して、生活保護は困れば受給できます。
また年金は支払期間の平均給与の4割程度が支給されますが、生活保護がそれを上回る場合があります。
さらに、生活保護は、加えて居住費全額支給、医療費全額支給などの恩恵があります。
年金保険と社会保障は異なるものだといっても、お金に色はつきませんので、この格差は極めて問題が大きいと思います。
恩恵も含めて生活保護のレベルを国民年金レベルに引き下げるか、
国民年金のレベルを生活保護レベルに引き上げるか、
両方を行うことで格差を解消するか、いずれかにしないとモラルハザードが起きるでしょう。

財源が必要な場合には、
経済成長による税収自然増、
本来支給すべきでない(在日外国人を含む)人への支給停止、
生活保護世帯の医療費一割負担、ジェネリック医薬品の強制使用、
生活保護世帯の空き家利用による住居費抑制、などから捻出すべきでしょう。

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