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Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
倉山塾生・江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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サーバントリーダーシップ/ ロバート・K・グリーンリーフ等



★★★★

give&takeのリーダーシップ

本書が提唱しているリーダーシップを一言で要約すると“give&take”になります。

それをサーバント(奉仕)という言葉を用い、人に奉仕し、それを持って奉仕される関係を自ら積極的に創り出し、それによって互いの追求したいことを成し遂げていくという、ことです。

人間関係という観点からは、特に新しくも珍しくもないのですが、リーダーシップと絡めたことがポイントなのだと思います。


類書はこれまで幾つも出ていましたが、本書を読むことで本来の「サーバント・リーダーシップ」が理解できると思います(類書は本書の提唱する内容と結構違ったりしていますので。例えば、部下にとにかく奉仕せよ、という一方的な内容の本だったり)。


本書は、ピーター・センゲが「これ一冊でよい」と論じたものですが(その後もう一冊増えましたが)、それは人間関係に踏み込んだものであり、彼の提唱する「学習する組織」に上手く繋がるからだと思います。


これまで様々なリーダーシップ関連文献を読んできましたが、マネジメントとの関連では、今後もせめぎあいが続くのだと思います。

マネジメントの全体像を最初に提唱したのが、P.F.ドラッカーですが、彼はマネジメントにはリーダーシップが必須だとしており、特段区別して論じてはいませんでした。

但し、マネジメントがcommand&controlを中心に実践されてきたことから、マネジメントとリーダーシップを区別することで、これまでのやり方を変革する必要が出てきたのだと思います。ジョン・コッター等のリーダーシップ論は、このあたりを踏まえて提唱されたのだと思います。

それでもリーダーシップという言葉のイメージから、誰かを率いる、先頭に立つ、などが彷彿されることから、変革が思うように進まず、また、世の中の変化により工業社会モデル(軍隊型モデルをベースとした)の形態が通用しなくなるにつれて、人間・人間関係により焦点を当てたリーダーシップが求められるようになってきたのでしょう。本書はこの段階に相当すると思います(であるからこそ、25年も前に提唱されたこと自体、凄いことだとは思いますが)。

これらの経緯を踏まえて、今後どのようなことに焦点をあてたリーダーシップ論が出てくるのか、楽しみではあります。


あと、感じたことですが、結構キリスト教の影響を受けた内容だと思います。巻末に金井教授が「日本人に受け入れられやすい」旨のコメントを寄せていますが、一概にそうともいえないと思います。

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