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Rising Sun

Author:Rising Sun
元経営コンサルタント
専門分野:ヒト

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。
また、マネジメントは企業だけのものではなく、国家を含めあらゆる組織体や個人にとっても必須のものです。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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(2017・2018)
2018/07/18、突然Amazon.co.jpが事前通知なく全レビュー強制削除&レビュー投稿禁止措置を発動。

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マハン海上権力史論/アルフレッド・T・マハン



★★★★★

国家大戦略における海軍戦略(シーパワー)の重要性を見事に分析・提言

19世紀に書かれた、
17〜18世紀の海軍戦略(シーパワー)の歴史の分析に基づく提言書です。
古い本ではありますが、
著者も帆船から蒸気船への移行を
目の当たりにしながら書いていたようですので、
技術革新による
戦術の変化や、それが戦略の変化にも及ぶ可能性があることや、
歴史の分析による
海軍戦略の普遍的なものと、可変的なものとがあることなど、
自著の海軍戦略・戦術の事例に
囚われすぎないよう最初に読者に注意を促しています。

このこと自体が、
今でも各国の海軍戦略(シーパワー)で
本書が重要な手引きとなっている理由の1つでしょう。

歴史における様々な海戦の分析も見事です。
単に勝った負けた、その理由を挙げ連ねるのではなく、
国家の目的(Object)は何か、そのための目標(Objective)は何か、
それを実現するために海軍戦略に必要不可欠な要素は何か、
そのための実際の海戦での戦術はどうあるべきか、
を踏まえた上で、
実際の海戦に対して様々なレベル・角度から批評をしています。

ですので、国家大戦略〜一海戦まで俯瞰して眺め、
かつ考えることができますので、
本書での展開の見事さが、
今でも各国の海軍戦略(シーパワー)で
本書が重要な手引きとなっている大きな理由でしょう。

まるで、孫子兵法の実践的海洋版といってもいいのではないでしょうか。

惜しむらくは、本書は原著全訳ではないことです。
抄訳になっている章はかなりありますし、
丸ごとカットされている章もかなりあります。

原著全訳版を期待したいところですが、
出版されそうもないでしょうから、
原著(英語版)で読んでみようと思います。
Kindle版ですと無料のものから
数多くバージョンがありますので、
気に入ったものをDLしてみようと思います。

先入観はウソをつく 常識や定説を疑い柔軟な発想を生む方法/武田邦彦



★★★★★

自分自身の先入観は原則疑った方がよいと思わされました

考えるまでもない、日常の基本的な生活はともかくとして、
少しでも思考や判断が伴うような物事については、
自分自身の先入観は原則疑った方がよいと思わされました。

例えば、自然科学の分野についてはそこそこ書籍は読んでいますが、
それでも大自然の摂理と比べれば現在の自然科学はわかっていないことの方が圧倒的に多いので、
そこそこ書籍を読んだからと言ってそれに囚われてはならないと感じさせられました。

自然科学の分野ですらそうなのですから、
人文科学や社会科学の分野については、尚更だと思います。
歴史にしても政治にしても、数多くの書籍で教養を身につけてはきましたが、
それを真理だと思わないようにしなければならないと感じさせられました。

学んできた科学的教養は教養として頭の中に入れておきながらも、
頭を緩めておいて、新たな情報に対して受け入れ態勢を整えながら、
先入観にも囚われず、かつ新たな情報にも囚われず、
自分自身で判断していくことができるようにしていく必要があることを痛感しました。

「正しい」とは何か?: 武田教授の眠れない講義/武田邦彦



★★★★★

「正しい」についての哲学

深いですね。

西洋における「正しさ」が利己主義的なものからきていること、
日本における「正しさ」が空気でつくられてしまうこと、
また「正しさ」には慣性が伴ってしまうこと、
など一見「正しい」と思われるものに対して、
一旦立ち止まって、しっかりと吟味して真理を追求するために必要なことが、
わかりやすく、例を挙げながら、深く解説されています。

科学者として常に真理を追求している著者ならではの本だと思います。

普段著者がYouTubeなどで発言内容を見聞きされている方にとっては、
既出のものが少なくないのですが、
こうして書籍としてまとまったものとして、読んでみると、
考えながら読むことができますので、
頭の中を整理しやすくできます。

今後「正しさ」について迷いが生じたときには、
本書に立ち戻ろうと思います。


米中最終決戦 アメリカは中国を世界から追放する/藤井厳喜



★★★★★

チャイナを世界から追放すべき。
日本はこれに積極的に関与すべき。


著者のWorld Forecast会員ですので、
本書の1〜7章については、
ある程度のことはWorld Forecastで解説されていましたので、
知っていました。

しかし、書籍で改めて読み返してみるのは、
じっくりと読みながら考えたりできますので、良いですね。

本書のレビューは、レビュータイトルに凝縮させました。
付け加えるなら、
朝鮮半島はチャイナの属領ですので、
同じ運命をたどらせてあげた方がいいのではないでしょうか。

あとは、日本政府はフラフラせず、目標を明確にしたうえで、
日米同盟をより強固にしながら、自国の抑止力を高めるとともに、
国内の反日勢力(特に政権与党内)を1日も早く一掃すべきです。

本書は、
著者の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」をもとに
書かれているとのことですが、
この試みは年一回のペースで是非継続していただきたいと思います。

私が本書で最も気に入っているのは、
「第8章 反グローバリズムから新・縄文文明」へです。

縄文文明については、少しずつ明らかになってきているようです。
何冊か縄文文明の書籍も読みましたが、日本が誇る世界最古の優れた文明のようです。
ここでも反日勢力による様々な捏造が行われてきましたが(弥生時代朝鮮民族大量渡来説など)、
様々な考古学的発見と最新の測定技術により反日勢力の目論見は次々に論破され続けています。
私たち現代の日本人は、少なくとも1万年以上前の縄文人及び縄文文明のDNAを受け継いでいます。

縄文文明については本書および以下の書籍を参照いただくとして、
日本人が縄文時代から受け継いだDNAにより日本人らしく生きつつも、
世界を相手にするときは、相手をよく知り、したたかに交渉・交流し、
それらが脅かされる場合には、抑止・断交する決意と覚悟ができる強さを
取り戻したいものです。

縄文文明についての参考書籍
関裕二氏著
縄文の新常識を知れば日本の謎が解ける
縄文文明と中国文明

他人に踊らされたくないのなら、疑う力を鍛えなさい/武田邦彦



★★★★★

様々な社会的な課題を自然科学的思考法で問題提起してくれる貴重な先生

本書は月刊紙コラムに加筆・修正を加えたものをテーマ別整理して出版された本です。
個々のテーマやトピックについて興味を持って読ませていただきました。

興味深いものが満載ですが、レビュー時点現在にもつながるトピックの例を1つ挙げると、
「再軍備しても日本は守れない」があります。
超要約すると、専守防衛の軍備をどれだけ増強しても、一斉ミサイル攻撃には対処できないということです。
イージス・アショア配備が白紙撤回されて、一部で騒がれていますが、
イージス・アショアが配備されたとしても、一斉ミサイル攻撃が行われれば、全弾撃ち落とすことは不可能です。
このことを、数字を使ってわかりやすく説明しています。

それに加えて個人的に著者に期待しているのは、
個人的に追いきれない自然科学の知見をわかりやすく教えてくださることと、
様々な社会的な課題をタブーなしで、かつ自然科学的思考法で問題提起してくださることです。

様々な社会的な課題(政治・経済など)について、
勿論マスメディアは特定の思想やイデオロギーを持った層に
ターゲットを絞って売り上げを獲得するために、
手段を選ばず情報を垂れ流しますので論外です。

しかし、人文系や社会科学系の専門家(学者・言論人・評論家など)のほとんどの連中や、
自然科学系の専門家であっても金儲け優先・御用学者・権威主義などの連中は、
マスメディアと大差ありませんので、
正しい情報を得ることや、正しい問いを考えることについて、
ほとんど役に立ちません。

そのような状況下で、私が知る範囲では著者だけが、
例外的に自然科学的思考法で正しい問題提起をしてくださっています。

著者の自然科学的思考法が極めて重要であることは、
私自身が自然科学系の書籍を150冊程度読んでみて身をもって学びました。

自然科学系の書籍・著者は
人文科学系・社会科学系の書籍・著者と比べて、
事実の追求・論理的整合性・検証可能性など科学レベルが
圧倒的に優れています。

逆に言えば、
人文科学系・社会科学系の書籍・著者が
如何に非科学的かということも痛感させられました。
科学と呼ぶことさえおこがましいものも決して少なくありません。
特に経済学では単なるイデオロギーに過ぎないものがかなり多いです。
これでは正しい判断はできません。正しい問いもできません。

ですので、著者の書籍・ブログ・ネットを活用しながら、
そのテーマだけでなく、その背景にある自然科学的思考法を学ぶことは、
いい加減な情報が氾濫している現代において非常に重要なことだと考えています。


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