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Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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トランプが中国の夢を終わらせる/河添 恵子



★★★★★

果たして、トランプは中国の夢を終わらせることができるのか?

著者と杉田水脈氏の対談本である、「歴史戦」はオンナの闘い、を読んで面白かったので、
こちらの本も読んでみました。

大統領選挙において、トランプ氏の勝利は大番狂わせであるように日本のマスメディアでは報道されていましたが、
本書を読んでそのカラクリが見えてきました、と同時に不気味さも感じました。

日本の全ての地上波テレビ局、ほとんどの新聞社、似非リベラル野党の反日売国ぶりは、
ネットで情報をインプットしておられる方々にとっては、もはや常識レベルのことですが、

同じことがアメリカでも起きていることを本書が教えてくれました。
チャイナの中国共産党と台湾に侵略した中国国民党との国共合作は第二次世界大戦から脈々と続いており、
ルーズベルトにはじまってキッシンジャーと共謀し、チャイナに経済力を与えつつ台湾の本省人をないがしろにし、
チャイナはその経済力を利用してアメリカのメディアやハリウッドに侵攻して、チャイナのプロパガンダ拠点にしています。
同時にアメリカのメディアやハリウッドもチャイナの金目当てにすり寄り、チャイナの言いなりになっています。
そしてチベットに味方する、ブラッド・ピット氏やリチャード・ギア氏をハリウッドから追放しています。
さらにチャイナはアメリカ民主党、特にクリントン夫妻との関係を構築し、ズブズブの関係になっています。
そのうえ、ユダヤ左派(ユダヤ正統派、ユダヤ右派とはイデオロギーが全く異なるとのことですが)とも結びつき、
国際金融資本とも関係を構築することで、グローバルでの権力と金を掌握しようとしてきています(継続中)。
日本が悪者というレッテルを張り続けられ、GHQのWGIPの呪縛から抜け出せないのもこれらが原因でしょう。

そこに、これらのことが全く気に入らないトランプ氏が登場したことで、
アメリカではリベラル系メディア、ハリウッド、国際金融資本から総攻撃を受けたようです。
選挙期間中にハリウッド俳優がトランプ氏反対デモを繰り広げていましたので、
何故だろうと思いましたが、本書を読んでよくわかったと同時に、ハリウッドが嫌いになりました。

これらのことにも関わらずトランプ大統領が誕生したことは、
アメリカにとってだけでなく、日本にとっても好機だと思われます。

では、今後トランプ大統領はどのようにして中国の夢を終わらせられるのか?
タイトルでは「終わらせる」となっていますが、本書には「どう終わらせるか」には触れられていません。
ですので、本書の内容を踏まえて適切なタイトルをつけるとすれば、
「果たして、トランプは中国の夢を終わらせることができるのか?」だと思います。

北朝鮮へのチャイナ、習近平氏の対応を見極めるために、
現時点ではチャイナへの経済圧力は留保されていますが、
北朝鮮への対応がうまくいかなかった場合に、
チャイナへの厳しい経済圧力の発動をするのかどうか、が見極めポイントのような気がします。
また、本当にアメリカ単独で北朝鮮に対峙するのかどうか、も見極めポイントだと思われます。
更に、アメリカ国内では不評かもしれませんが、
ロシアのプーチン大統領と協力してチャイナの抑え込みを本気で実施するのかどうか、も重要なポイントだと思われます。

とはいいつつも、日本はアメリカ、トランプ大統領におんぶにだっこでは駄目だと思います。
日本の外交・安全保障は、まず日本が自力でできなければなりません。
勿論、同盟国であるアメリカと協力することは重要ではありますが、
日本が自力で本気でやる覚悟を見せなければ、いくらアメリカとて本気になれないでしょう。
本書のレビューとは少しズレますが、
本書を読んでいて日本の外交・安全保障の体たらくが物凄く気になりました。
普通の日本人を護るために、最低でもテロ等準備罪・スパイ防止法は早急に成立させるべきですし、
有事の際の在外邦人の自衛隊による単独救助すらできない平和安全法制の改正も早急に行うべきだと思います。
最低でも、日本国憲法第11条にある、
「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。」
を完全順守できるまともな国に早急にならなければならないと思います。
ちなみに、第9条は第11条の実現を妨げるものですので、当然改正すべきだと思います。

トランプが中国の夢を終わらせる、ことを単に願うのではなく、
日本とアメリカ、安倍内閣とトランプ大統領が結託して中国の夢を終わらせる、
ようにしなければならないのではないでしょうか。

「歴史戦」はオンナの闘い/河添恵子、杉田水脈



★★★★★

女性論客が外交・安全保障に対して提言することの重要性がわかりました

捏造も歪曲もされていない正しい歴史認識と、それを踏まえた視点を持ちたいと思い、
様々な方々の書籍を読んできました。
日本人著者の書かれたものにも良書はあるはずですが、
手前味噌の日本礼賛本は読みたくなかったので、
日本をよく知る外国人著者の本を読んできました。
石平氏、ケント・ギルバート氏・ヘンリー・ストークス氏らの著作です。
いずれも良書であり、正しい歴史認識と適切な視点を得られることができました。
そのうえで、振り返ってみるとすべて男性著者であり、女性の視点が抜けているな、と気づきました。
そこで、You Tube等でいろいろと観ているうちに、
本書の著者である、河添恵子氏と杉田水脈氏に出会い、
そこでは男性とは異なった視点で物事を見られており、
別の角度から視点を獲得するには是非著書を読んでみる必要があると思い、
本書を手に取りました。

男性陣が表の政治・経済・外交といった派手でわかりやすいイシューを取り扱っているのに比べて、
女性人は裏の政治・経済・外交といった地味だが知られにくいが故に余計に恐ろしいイシューを取り扱っているように思えます。


第二次世界大戦時に台頭・暗躍したコミンテルンが現在でもなお、勢力を拡張しつつ世界的に広がっていること、
チャイナの共産党と台湾の国民党の国共合作に朝鮮と日本の似非リベラルが加わって活動を展開していること、
これらの活動に海外在住(日本含む)のチャイナ人、朝鮮人が加わり、世界的なネットワークを構築していること、
これらが世界中でメディア・国際団体・行政団体を乗っ取りながら、反日プロパガンダを展開していること、
これらをきわめて大胆かつ緻密、用意周到に行っていること、
このような動きに対して日本政府や外務省などはほぼ無関心・無策であり、結果としてこれらの活動を助長していること、
などがわかりました。

本書を読んで、女性論客が外交・安全保障に対して提言することの重要性がわかりました。

日本の似非リベラル政党・団体がおかしな動きをしているのも、この一環なのかもしれません。
彼らが刷り込み続けようとしているGHQのWGIPに基づく自虐史観とは決別するべきでしょう。

また、国際機関・団体で反日的な動きをしているところも、この一環なのでしょう。
国際的な機関・団体=中立・公・平公正ではないので、日本と日本人のための適切な対策を積極的に講じるべきでしょう。
最近だと、国連の人権関連委員会、ユネスコ、国境なき記者団、などでしょうか。

あと、最近知ったのですが、
ハリウッド俳優のリチャード・ギア氏がハリウッドから事実上追放状態だということです。
ギア氏がダライ・ラマ猊下に師事し仏教徒であることが、
ハリウッドに資本面などで影響力を増しているチャイナを激昂させたことが理由のようです。
これが本当であれば、ハリウッドもすでにコミンテルンの手に落ちているのかもしれません。

藤井厳喜氏の著作から、地政学的なリスクの観方を教えていただきましたが、
本書では地政学を超えたグローバルネットワークのリスクについて教えていただきました。
そして両方の視点を併せると、アジアで親日の国に自然と目がいきます。
親日の国々において、どれだけコミンテルンの魔の手が伸びているのかを知っておく必要があると思います。
アジアの親日国は少なくありませんが、
親日だからと安心せずに、日本は積極的に親日国をサポートし、反日勢力と対峙する必要があるでしょう。
勿論反日国家と日本国内の反日勢力に対しては毅然とした態度をとるべきでしょう。

天皇と日本の歴史/皇室の謎研究会





期待外れ

皇室が2000年以上の歳月にわたって守ってきた伝統について、
また歴代天皇がどのように民のことを想ってきたのか、祈ってきたのかについて
更には時代時代の背景を踏まえてそれらがどのように移り変わってきたか、
それらが日本の、また日本人の生活や文化にどのような影響を与えてきたのか、
などについて知りたかったのですが、
そのような期待に応える記述は全くありませんでした。

現在の文科省検定の日本史教科書の皇室の部分を切り貼りしたもの以上ではないと思います。
つまり皇室と公家・武士との権威や権力の争いに関する記述がほとんどです。
これならわざわざ購入して読むまでもありません。
図書館で借りて読んだのは正解でしたが、時間を無駄にしました。

トランプvs中国は歴史の必然である/石平



★★★★★

アメリカと中国の近現代史から導き出した法則

石平氏の著作は、必ず事実の分析から入り、検証を重ねて論理的・合理的な解を導き出しているので、
読んでいてテーマに対する頭の中の情報整理と、明快なビジョンを与えてくれます。

著者の、
なぜ中韓はいつまでも日本のようになれないのか
韓民族こそ歴史の加害者である
と同様に、本書でもそれが現れています。

本書では、アメリカと中国の近現代史を振り返ったうえで、
アメリカのアジア太平洋地域に対する法則は、
・アメリカこそがアジアの平和秩序を守る
・1つの勢力がアジアで覇権を握ることを阻止する
・アジア太平洋地域全体のアメリカの経済的利益を確保する
の3つに集約されるとのことです。

日本が大東亜戦争を引き起こし、アジアの覇権を握ろうとした際に、
この法則が発動し、日本はアメリカに敗れました。
その後、ソ連がアジアの派遣を握ろうとして東西冷戦になったのち、
この法則が発動し、軍拡競争でソ連が崩壊しました。
そして、今国力をつけてアジアの覇権を握ろうとしている志那に対して、
この法則を発動しているということです。

一方で、アメリカには中国はいずれ民主化し価値観を共有できる国家になるという妄想があり、
上記の3つの法則とこの妄想の間で揺れてきたとのことです。

志那の国力が弱かった時期は、法則よりも妄想が優位だったものの、
この妄想に助けられて志那が国力を身に着け、覇権に舵を切ったところで、
オバマ前大統領が妄想から法則に舵を切り直したものの、中途半端におわり、
志那がアメリカは大丈夫だと思っていたところに、トランプ大統領が誕生しました。
トランプ大統領はビジネスパーソンであり、かつ悪い意味での政治家ではないため、
妄想はさっさと切り捨て、冷静かつ現実的に法則を発動したということです。

したがって、トランプ大統領が今の志那を許さないのは当然であり、
法則に従って確実に志那に対峙する、というのが結論です。

ものすごく納得感のある論理展開だと思いました。

本書は2017年2月出版ですので、半島情勢ついては当然書かれていないのですが、
本書を読んだうえで半島情勢悪化におけるアメリカと志那、関係諸国の動きを観てみると、
やはりこの法則が継続して発動中かつ効果的なんだろうな、と思われます。

北朝鮮に対してプレッシャーをかけているようで、実は志那にプレッシャーをかけているように思えます。
北朝鮮を何とかするまでは、他の懸案事項は保留しておくが、
失敗すれば他のすべての懸案事項について発動するとともに、
北朝鮮はアメリカが解決することで、志那の覇権は握りつぶす、
成功しても志那が自らの過ちを認めて覇権を諦めない限り、
他のすべての懸案事項について発動する、といっているようです。

それが効いているのか、
志那はアメリカに直接文句が言えず、
とりあえず時間稼ぎしながらトランプ大統領の様子をみつつ、
やりばのない怒りを尖閣諸島に向けているような気がします。

トランプ大統領が本気になれば、またアメリカ世論が賛成すれば、
どこまででもやり抜く国であることは、日米対戦を見れば明らかでしょう。

どのようなかたちで収束するのかはよくわかりませんが、
日本はアメリカと同盟を組んでいる限り、また同盟国としての役割を果たしている限り、
良い結果になるのではないかと思います。

いよいよトランプが習近平を退治する!/宮崎正弘、石平



★★★★★

タイトルは少し大袈裟だが、志那の実情が見えてきます

トランプ大統領がどのようにして習近平氏を退治するのかについては、
まさに現在進行中ですので、それほど触れられていません。
ですので、退治のシナリオやその費用対効果等の分析を期待している方にはあまりお勧めできません。

ただし、半島と違い、志那についてはメディアは勿論、ネットでもあまり情報がでてきませんので、
現在の志那の情勢を知るためには、貴重な本だと思います。

本書を一通り読んでみた感想としては、
志那は、内政・経済・外交・軍事の何れにおいても爆弾を抱えているのではないか、
トランプ大統領も当然これらのことを(さらに詳細に)知り尽くしたうえで対処しているのではないか、
安倍首相もトランプ大統領と結託して動いて(動こうとして)いるのではないか、
というものです。

爆弾を抱えているとはいえ、力のある国ですので、
急速に崩壊することはないと思いますし、
中華思想がある限り、志那が分裂することもないと思いますし、
権力基盤である中国共産党が消滅するとも思えません。

ただし、爆弾の1つでも爆発すれば、確実に弱まるのではないかと思います。
そして、トランプ大統領はその爆弾をうまく爆発させるように虎視眈々と狙っているのではないか、と思われます。

そうであるから、習近平氏は今のところトランプ大統領のディールに付き合うしかないのかもしれません。
半島情勢に対しては、経済という爆弾の爆発を留保する代わりに、なんとかしろと言われているのかもしれません。
また、現時点では海側(東)に注目が集まっていますが、陸側(西)からのプレッシャーをかけるかもしれません。
そしてなんとかできなければ、経済という爆弾を爆発させるのかもしれません。
ひょっとするとトランプ大統領は北朝鮮ではなく志那の弱体化を本命にしているかもしれません。

いろいろと妄想できるのですが、妄想できるほどの爆弾を抱えていることはよくわかりました。
もしかすると末期の清王朝に似ているのかもしれません。

なお、トランプ大統領・アメリカがどのようなロジックで志那に対峙しているのかについては、
石平氏の「トランプvs中国は歴史の必然である」で明確に解説されているので、こちらもお勧めです。

日本人はいつ日本が好きになったのか/竹田 恒泰





タイトルと内容が違う、内容も甘い

タイトルからは、
日本人がいつ頃から自分たちを振り返り、
そこから何かを見出して、
どのように好きになったのか、
についての豊富な事例紹介と、そこから集約された日本らしさの記述を想起しましたが、
記述内容はそのような類のものではなく、
GHQのWGIPの解説と、
これからの外交・安全保障の在り方でした。

よって私のようにタイトルから想起された方は、
実際に読んでみると期待外れになります。

また、外交・安全保障の本だとして、
新書かつ2013年出版だから仕方ないのかもしれませんが、
内容としては甘いと言わざるを得ません。

特に日本国内における反日勢力に対するガードが甘すぎます。

よって、著者は外交・安全保障については専門家に任せて、
皇室と神話の啓蒙・普及に専念した方がよいと思います。

ですので、著者の本については著者が得意なテーマのものだけ手に取ろうと思います。

日本人の原点がわかる「国体」の授業/竹田恒泰



★★★★★

日本の伝統的価値観は和の精神

本書のポイントは、
日本の伝統的価値観は和の精神である
和は個々の個性を生かしたうえで全体との調和を目指すもの
同は個々の個性を殺して全体を最優先するものであり、和とは異なる
日本と日本人は縄文時代から和の精神を基本的価値観としてきた
天皇・皇室と日本の民は和の精神で結ばれており、君臣共生を貫いてきた稀有な国である
大東亜戦争でも、他国については和の精神で西欧列強の支配からの独立を支援した
ただし、米国に負けたためGHQのWGIPにより、日本の伝統的価値観につながるものは全て否定された
しかし、近年様々な出来事により和の精神が見直されてきた
これからも日本が発展し、日本人が幸福になるためには、和の精神が根本的価値観として必要である
他国との関係についても和の精神(和して同ぜず)が必要である
和の精神を伝統的・根本的価値観として再度根付かせるための改革は必要である
といったところだと思います。

これらのポイントの肝になっているのが、
象徴天皇、男系男子の天皇の血統、天皇の祈り、古事記等の神話、君臣共生の歴史などです。

200ページに満たない薄い本ですが、内容は非常に濃いと思います。

本書を読めば、日本人としての正当な誇りを取り戻せるのではないでしょうか。

上記のポイントを得ることができただけでも良かったのですが、
個人的には他国との関係についても和の精神で対応すればよい、というのが響きました。
他国には大きく分けて親日、中立、反日国家が存在しますが、
和の精神をベースにすると、
親日国家に対しては、
その国を尊重しつつ、和の精神で接し、より親日になっていただく
中立国家に対しては、
和の精神で接することにより、日本の素晴らしさを理解していただくことで親日になっていただく
反日国家に対しては、
日本の和の精神が理解できないのであれば価値観が共有できないため、関わらない
更に日本国内の和の精神を護るために、いざとなれば戦う
ということになると思います。

なお、本書の理解をさらにすすめたいと思われる方には、以下の本もお勧めです。
竹田恒泰氏「現代語古事記」「古事記完全講義
山村明義氏「神道と日本人
矢加部幸彦氏「神ながら意識
ヘンリー・ストーク氏「大東亜戦争は日本が勝った

日本が果たした人類史に輝く大革命/ヘンリー・ストークス、植田剛彦



★★★★★

大東亜戦争における日本の功績と、それを捻じ曲げた組織・人物の描写

大東亜戦争によって、
白人世界に侵略・占領・搾取されていたアジア諸国を、
八紘一宇の精神で平等に扱い独立を支援した日本の功績を称えるとともに、
日本と戦争をすることでアジア侵略を目論んでいた米国が、
日本を米国との対戦に引きずり込み、
GHQによる東京裁判・WGIP・日本国憲法制定という国際法違反の策略と、
それに加担することで生計・名声を得ようとする国内自称知識人達のえげつなさによって、
戦後日本がどれだけ日本の功績を捻じ曲げられ、洗脳されてきたかを明示し、
そのうえで、これから日本が日本の伝統を活かしながら何をすべきかについて論じています。

先に、著者の「大東亜戦争は日本が勝った」を読んでいましたので、
大東亜戦争が何だったのかは、復習といった感じで読むことができました。
大東亜戦争とは何だったかについては、こちらの本に詳しく書かれています。

とはいえ、大東亜戦争によってアジア諸国を独立に導いたことが、
アフリカを含めた有色人種に影響を与え、
アメリカをはじめとした黒人たちの差別解消運動にもつながり、
そのおかげでアメリカでオバマ大統領が誕生できた、というところまでつなげており、
ちょっと持ち上げすぎではないかとも思いつつも、
影響はゼロではないな、と思うことはできました。

一方で、これらの功績を捻じ曲げ、自虐史観を植え付けることに加担した日本人については怒りを覚えます。
本書で、だれがどのような加担をしているかについて述べられていますが、
すべての地上波テレビ局、ほとんどの大手新聞社、自称リベラル知識人、偽装保守の政治家等々、
今、反日売国ブーメランとして話題になっている組織・人物が数多く登場しますので、
ぜひ、一読してマークし、それらの言動をチェックしていく必要があると思います。
公人について挙げておくと、河野洋平、村山富市は第一級の反日売国人物でしょう。

そして、これから日本がなすべきことは、
根幹としては日本の伝統である和の精神、八紘一宇の精神を取り戻しながらも、
弱肉強食の世界に対しては、日本の伝統を広げつつも、世界のルールで渡り合っていけるよう、
日本と日本人を護るための情報活動を含めた安全保障の強化、そのための憲法改正が必要だと思われます。
また、国内の反日売国陣営に対するために、テロ等準備罪、スパイ防止法の一刻も早い成立、施行が必要でしょう。

本書を読みながら、現在うごめいている情報を取り込んでいくと上記の感想になりました。

なお、日米開戦についてですが、
ルーズベルト大統領が何としてでも日本をアメリカと戦争させるために、
あらゆる手段を使って日本をアメリカと戦わせることに成功させました。
そのため、上述した本でもアメリカ・ルーズベルト大統領を極悪非道の権化のように断じており、
それ自体を否定するつもりはさらさらないのですが、
日本としては、何としてでもそれを避けるための智慧のある戦略を立案・実施しきれなかったことは、
真摯に反省し、そのうえで今後戦争に巻き込まれないような智慧・戦略・外交・安全保障を確立すべきだと思います。
日本の上層部の戦略の稚拙さと、一方で現場の戦闘員の純粋なな愛国心については、
小川栄太郎氏「一気に読める「戦争」の昭和史」に詳しく書かれています。

本書では日本を褒めちぎっていますが、
日本の弱点もしっかりと表に出して分析・検討・対策についても打ち出してほしかったと思います。
それがなければ、日本は良く白人が悪いという単なる自虐史観の反対バージョンができるだけで、
あまり有益ではないと思われます。

日本は目的が明確であればそれに向かって一心不乱に尽力することは得意ですが、
肝心の目的・それを実現するための戦略立案が極めて苦手だと思います。
昨今の日本経営において、
日本の伝統的な精神性を忘れて金儲けのために手段を選ばず、
ブラックと呼ばれても、過労死・自殺者をだしても邁進するするという、
愚かで恥ずべき状況を生み出している原因であると思われます。

戦略立案については、
最近読んだ本の中では、藤井厳喜氏「最強兵器としての地政学」が非常に参考になりました。

大東亜戦争の勝利だけでなく太平洋戦争の敗北からも、日本は数多く学ぶことがあると思います。
自虐史観が薄れてきている今こそ、冷静に分析して対応することが可能ですし、必要だと思います。

あらすじとイラストでわかる神道/知的発見!探検隊



★★★★★

神道の基礎的知識を幅広く得るのに良い

このシリーズは、「あらすじとイラストでわかる密教」を読んで良かったので、
最近興味を持った神道についても手に取りました。

神道の基礎的知識を幅広く得るのに良い本だと思います。

知識の幅広さという点において満足しています。
神道そのものだけでなく、
その元になった古事記、神道に関係の深い方々、主要な神社、年間を通した神事など、
断片的には知っているものの、このようにまとめて紹介されると、
改めて、神道に囲まれて、包まれて日々を生きているんだなと思いました。

なお、知識の深さについては、正直浅いですが、
これについては密教の本の方でわかっていましたので、
深さは最初から求めていません。

本書を読まれて、本書の内容をベースに、
興味のあるところを別の本で掘り下げていく、
という使い方が良いのではないかと思います。

例えば、
神道のスピリチュアル性については、
矢加部幸彦氏「神ながら意識
神道の日本人との共生については、
山村明義氏「神道と日本人
がお勧めです。

神ながら意識/矢加部 幸彦



★★★★★

わかりやすい神道入門

根幹となる専門用語以外は極力一般的な用語を使用して神道の基礎・根幹を解説しています。
また、著者が作ったのか、挿入されている詩がとても素敵ですし、神道の理解を直感的に深めてくれます。

これまで自分が生きていくうえで様々な東洋思想・哲学を探してきました。
その中では外せない仏教についていろいろと学んでみましたが、
梵我一如を唱える空海の真言密教以外はあまりシンパシーは感じませんでした。
そして、その梵我一如の元になるウパニシャッドに落ち着きました。
また、スピリチュアル系でもいろいろと学んでみましたが、
やはりウパニシャッドを基にした、ディーパック・チョプラ氏の一連の著作に落ち着きました。

ただ、何れも外来思想・哲学でしたので、日本古来のものはないかと神道を学び始めました。
そして本書によって神道が、日本古来から伝わる神話や伝統文化とともにあり、
かつ上記に挙げた真言密教、ウパニシャッド、ディーパック・チョプラを全て包含しており、
私の中では、これまでで最も自分自身にフィットしていることがよくわかりました。

専門用語を駆使していないことはわかりやすいというメリットがある一方で、
本当にこれが神道の神髄なのか、という疑問も沸いたことは確かでしたが、
本書の前に読んだ山村明義氏「神道と日本人」と比較しながら読んでみても、
神道の基本についての違いは見受けられませんでしたので、
安心して何度も読み込むことができると思いました。

神道に対して造詣の深い方から見て本書をどう思われるかはわかりませんが、
現段階での私の神道の学習過程(たいしたことないですが)においては、素晴らしい本だと思います。

また、kindle版を購入しましたので、いつでも、どこでも読み返すことができるのが嬉しいところです。

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