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Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
倉山塾生・江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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保守の原点/宮崎 正弘、小川 榮太郎





これでは日本は救えない

石平氏やケント・ギルバート氏の本を読んで、
自称リベラルをかたる政党やマスメディアの無能さ、劣悪さがよくわかりました。
そのうえで、それではコンサバティブはどうなんだ、と思い、
「保守の原点」という本書のタイトルに魅かれて手に取りました。

副題に「保守が日本を救う」とありますが、
本書の内容では日本は救えないと思います。

まず、保守の定義・原則・理念からして明確ではありません。

次に、保守をむしばんできたもの(リベラルや資本主義、グローバリズムなど)の批判に終始しています。

更に、対談形式ということもあるのかもしれませんが、
論点がしっかりと整理されていないうえに、対談が表層的で本質らしきものには全く迫れていません。

そのうえ、保守の定義・原則・理念を提示できないにも拘わらず、
リベラル・資本主義・グローバル陣営から出てきたものは全て悪という決めつけをしており、
表層なイデオロギー原理主義的な主張があちこちにでてきて辟易させられます。

また、自分たちの保守思想が一般に受け入れられないのは、
一般の国民のレベルが低いというような責任転嫁までしています。

最後には、我々は評論家だから、他の方が保守の思想・理念を確立して貫くことが大事だという始末で、
自分たち自らが保守の思想・理念を確立しようという気概が感じられません。

結果、日本の「何」を救うのかについても、最後まで明確に打ち出すことができていません。

イデオロギーが逆なだけで、自称リベラルとレベルは変わらないようにしか思えませんでした。

「保守の迷走 保守についての評論家の雑談」 といったタイトルの方が正確だと思います。
勿論、こんなタイトルなら読む気になりませんが。

期待して手に取っただけに、徒労感だけが残りました。

少なくとも、小林榮太郎氏については、
「保守」以外の物事についての発言・執筆は極めてまともですので、
「保守」を論じる際にも、同様の深さ・鋭さで行っていただきたいと思います。

いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人/ケント・ギルバート



★★★★★

洗脳からの解脱

今世の中に存在する自称リベラルは、
リベラルという言葉の本来の意味(開放、自由、進歩など)とは全く逆の、 
独裁、弾圧、反日、売国集団であることがよくわかりました。
また、マスメディアもこれらに加担して偏向、捏造による洗脳、思想統制をしていることもよくわかりました。
更に、様々な国際機関や団体も同様であることもよくわかりました。
本書の内容が適切であることは、最近の自称リベラルの言動が裏付けていると思います。

本書を読む事で、自称リベラルの恐ろしさがよくわかりますので、自衛策を講じる必要がでてきます。
本書のような中道の本を読んで洗脳から解脱するとともに、
自称リベラルに侵されつつある日本と日本人を守るために、
積極的な情報戦を世界に対して仕掛ける必要があるということです。
それも外務省などの役人に任せていてもろくなことになりませんので、
別の機関を整備して、日本とは何か、日本人とは何かを積極的に発信する必要があるとのことです。
アパホテルの経営者の本が話題になりましたが、その本でも同じことが書いてあります。
国内で日本人同士であれば「沈黙は美徳」なのでしょうけれど、
海外及び日本人以外との交流では「積極的発言」が必要不可欠なのでしょう。
情報戦(収集及び発信)は憲法違反ではありませんので、政府が本腰を入れて行う必要があるでしょう。
そして、日本と日本人を好きになってくれる国や民族とは、もっと緊密な友好関係を構築するとともに、
それでも、もしくはそれであるがゆえに日本と日本人が嫌いな国や民族とは、関係を断つことが重要なのだと思います。

日本の状況を知るために、あえて日本人ではない方、日本に帰化された方の本を中心に読んできましたが、
日本で普通に暮らしていてはわからなかったことや新たな視点を頂くことができました。

著者のPHPからの下記3部作で、学校教育やメディアによって毒された脳を解毒することができました。
まだGHQの洗脳に縛られている日本人
やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人
いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人(本書)
ありがとうございました。

追記:
アパホテルで話題になった本が一般書籍化されましたので、リンクを貼っておきます。
【増補版】理論近現代史学

一気に読める「戦争」の昭和史/小川 榮太郎



★★★★★

深く考えさせてくれるニュートラルな大東亜戦争史

著者が「自虐史観」にも「自尊史観」にも与せず、
是々非々で大東亜戦争について解説した本です。

戦後のGHQの政策により植え付けられた「自虐史観」から抜け出し、
かつその反動から生まれた「自尊史観」にも染まらずに、
大東亜戦争とは何だったのか、何が問題だったのか、
についてニュートラルな視点で色々と考えせてくれます。

端的に言えば、天皇陛下直下の政治家・官僚の「愚かさ」が、
天皇陛下及び日本国民に甚大な犠牲を強いた戦争だったといえます。
彼らの
国際情勢への理解のなさ、
情報収集&分析能力のなさ、
戦略立案能力のなさ、
外交&交渉能力のなさ、等々
現代でいえばマネジメント能力の欠落、
がこの戦争の原因だったということです。

一方で、彼らの「愚かさ」にも拘らず、
現場で戦い散っていった方々の優秀さによって、
この戦争をここまで戦えたということです。

そして、この構図は現在においても全く変わっていないこともわかります。
例えば、企業のデフォルト、不正、不祥事などの原因は、これと同じではないかと思います。
この戦争の原因をしっかりと見つめたうえで、
自信を持つべきこと、反省すべきこと、を検証してこなかったから、
70年たっても同じ構図がはびこっているのではないかと思われます。

このような愚行を繰り返さないためには、
例えば、政治の面では、誰に投票するかを真剣に考えることが重要ではないかと思います。
誠実さ(Integrity)と智慧(Intelligence)の何れも兼ね備えた方に投票することが重要ではないかと思います。

この戦争については、いろいろな方がいろいろと言われていますので、
本書の内容だけが正しくて他が間違っているとは言えませんが、
少なくとも本書を読むことで、冷静に深くじっくりと戦争を振り返ることができます。

なお、大東亜戦争を世界史的な視点で捉えた良書に以下のものがあります。
ヘンリー・ストーク「大東亜戦争は日本が勝った
併せて読まれることをお勧めします。

経済用語 悪魔の辞典/上念 司



★★★★

エッジの効いた経済用語解説

リベラル、隠れリベラルの言動に振り回されたくない方にお勧めの本です。
特に、最近の大手メディア、各種団体、学者、評論家等々の様々な言動が、
当に日本人の利益になるためのものかどうかを判断するうえでは有益な内容だと思います。

また、自分自身でリベラルに洗脳されていないかどうかをチェックするうえでもお勧めの本です。

個人的には、「似非ケインジアン」の解説は役に立ちました。
著者の経済で読み解くシリーズで扱われているケインズ理論と、
いわゆるケインジアンと言われている経済学者が解説しているケインズ理論に、
かなりの乖離があり違和感を覚えたのですが、本書で解決しました。
本来金融緩和&財政政策セットのケインズ理論から、
財政政策だけ意図的抜き出して、ケインズ理論をリベラル化し、
それを信奉しているのがリベラルの経済学者(=似非ケインジアン)だということがわかりました。
因みに彼らのケインズ解説書は何冊も読みましたが(だから疑問がわいていたのですが)、
リベラル化されたケインズ理論だけが正しく、他は間違っているという答えありきのものがほとんどです。
オーストリア学派(ハイエク等)やシカゴ学派(フリードマン等)とケインズ理論の比較本については、
少なくとも私が読んだ本は全て答えありき、しかも答えありきが容易にわかってしまう稚拙なものばかりでした。
そして、私の中ではケインズは有効性が疑問視される公共投資を訴えている学者だと思い込んでいました。
その間違った思い込みから、本書・著者が解放してくれました。良かったです。

古事記完全講義/竹田 恒泰



★★★★★

こんなにぶっ飛んでいいのっていうぐらいぶっ飛んだ解説

著者の現代語古事記を読んで、わかりやすかったので、
こちらも読んでみることにしました。

こんなにぶっ飛んでいいのって思うぐらいぶっ飛んだ解説でした。
古事記を神聖なものとして扱っておられる方から、
物凄い非難が浴びせられるのではないかと思うぐらいでした。

しかし、
そのようなぶっ飛んだ解説によって、
現代語古事記を読んだ時よりも、
さらに理解が深まると同時に、
より親近感を抱くようになりました。

現代語古事記と古事記完全講義、
両方読んだ方がいいと思いますが、
まずは気楽に理解したいという方には、本書をお勧めします。
結構なボリュームですが、飽きずにかつ容易に読み進められると思います。

なお、著者は各々の登場人物について飛ばし読みでよいといわれていますが、
登場する神々を知ることも楽しめ、また心が和らぎます。
神々について知りたい方には以下の本がお勧めです。
日本の神々完全ビジュアルガイド

ただし、気に入らない点が少しだけあります。
1つめは、古事記を真実とするために、進化論を否定していることです。
これは著者も出演している虎ノ門ニュースのコメンテーターの武田邦彦先生に注意していただきたいところです。
2つめは、日本人なら古事記を読む「べき」としていることです。
読んで損はないと思いますが、如何に素晴らしいと著者が考えていたとしても、強制はよくありません。
とはいえ、古事記解説そのものは非常に有益でしたので、評価は下げていません。

現代語古事記/竹田 恒泰



★★★★★

著者の現代語と解説で理解できました

他の古事記現代語訳を読んだことがありますが、意図がよくわかりませんでしたので、
いろいろとご活躍されている旧皇族である著者の現代語訳を読んでみました。

著者の現代語と解説で、古事記がどのようなものなのか、何を伝えたいのかが理解できました。
いろんな方面からいろんな批判がでてくることは十分に予想されますが、
古事記研究者ではないので、本書を読んで「そうだったんだ」と思えるだけで個人的には満足です。

なお、古事記は安らかに読むものだと思いますので、
イデオロギー対決の場に持ち出したり、誰かに強要したりするものではない、と思います。

また、もっと気楽に古事記に触れたいという方は、
著者の古事記完全講義がお勧めです。

なお、著者は各々の登場人物について飛ばし読みでよいといわれていますが、
登場する神々を知ることも楽しめ、また心が和らぎます。
神々について知りたい方には以下の本がお勧めです。
日本の神々完全ビジュアルガイド

追記(20170828):
その後、古事記や神道含めていろいろと、日本とは何か、についての本を読みました。
いろいろ読んだ結果として、日本を知るためには古事記を知らなければならないことがよくわかりました。
従って、日本を知りたい方にとっては、本書でもよいですが、古事記は必読書だと思います。

経済で読み解く大東亜戦争/上念 司



★★★★

歴史とデータに基づくリフレ政策の検証

著者のこのシリーズは、出版の新しい順に3冊読みました。
経済で読み解く織田信長(室町~安土桃山)
経済で読み解く明治維新(江戸~明治)
経済で読み解く大東亜戦争(本書、明治~昭和)

3冊読み終えて、著者の言いたかったことを要約すると、
・著者が推奨しているリフレ経済政策の正当性を歴史とデータに基づいて検証できた
・リフレ経済政策が国民の経済面での豊かさをもたらす
・経済政策は手段であって、目的化・イデオロギー化してはならない
ということかと思われます。

そのうえで本書が論じていることを要約すると、
・リフレ経済政策を採用しないと国民が経済面で豊かになれない
・国民が経済面で困難に陥っているときには極端な政策やイデオロギーに走ってしまう
・それを商業マスコミが利用し、あおり、儲けることで極端なプロパガンダを醸成してしまう
・その結果として戦争や紛争が起こり、国民を不幸にする
・上記を踏まえると、現在リフレ経済政策を批判している陣営は国民を経済面で豊かにすることはできない
ということかと思われます。

リフレ経済政策の有効性について歴史とデータで検証してきたシリーズですが、
人文・社会科学の世界では、自論に有効な証拠だけを集めて論理展開することが容易だと一般的に言われています。
(ですので、Science誌がすっぱ抜いたように、心理学の論文のうち7割弱も再現可能性がない、ということが起きます)
ですので、リフレ派でない方々が、歴史とデータに基づいて論理展開したものと比較検証することが求められます。
これはリフレ派批判ではなく、リフレ派の有効性を盤石にするための必須要件だと思います。

あと驚いたのは、
著者曰くケインズはリフレ派だったということです。
amazonレビューでも、リフレ派批判のためにケインズを引用しているものが散見されますし、
ケインズ擁護の経済学者の解説書を読む限り、ケインズはリベラルのイデオロギーの中核にしか思えません。
それが、リフレ派だと著者は言っているのです。
ケインズが目指したものは一体なんだったのかについては、
ケインズ自身の著作を読むしかなさそうですので、時間と気力のあるときに挑戦したいと思います。

(追記:20170325)
著者の経済用語 悪魔の辞典で、ケインズについての理解が深まりました。
しばらくはケインズ自身の著作を読まなくて済みそうです。
(追記終わり)

なお、このシリーズでは触れられていませんが、
金融の緩和、財政の出動と併せて需要の創造が欠かせないと思います。
そのためには、シュンペーターの「創造的破壊」、ドラッカーの「マーケティング&イノベーション」が不可欠になってきます。
そして、歴史に照らせば、
行政が需要の創造をリードしても必ず失敗しますので、
民間が需要の創造をリードし、行政はあくまでもサポートに徹するようにしなければならないと思います。

最後に、
いろいろとコメントしましたが、
どの本も結構楽しく読む事ができました。
著者に感謝するとともに、3冊すべてを読む事をお勧めします。

経済で読み解く明治維新/上念 司



★★★★

江戸時代通史を扱った書籍が少ない中での面白い経済解説

著者の「経済で読み解く」シリーズを、たまたま出版時期の遅い順に読んでいます。
経済で読み解く織田信長は、
戦国時代の小説等をかなり読んでいることから、
もう少し深入りしてほしいな、というのが率直な感想だったのですが、
本書は、江戸時代全般を通して扱っており、
一方で、このような通史を扱っている書籍にほとんどお目にかかっていないので、
結構楽しく読ませて頂きました。
著者が経済で重視しているリフレーション政策がどれほど江戸時代の経済にインパクトを与えていたか、
がよくわかります。

タイトルは「明治維新」なのですが、
内容は明治維新を成功させる条件としての江戸時代の独自の資本主義の発展の解説になっており、
明治維新そのものについての詳しい解説はあまりありません(著者自身が認めています)。

なお、本書で触れられているのですが、
江戸時代が厳格な階級制で民衆を抑圧・搾取していたという巷の通説が間違いであることがよくわかりました。
確かにそのような事象が皆無だとは思いませんし、著者も皆無だとは言っていませんが、
明治維新後の経済発展は全くベースがなければ難しいでしょうから、著者の解説は間違ってはいないでしょう。

明治維新を幕府に対する民衆の革命にしたてあげようとする方々による歴史の改ざんがあるようです。
つまり江戸時代に対する自虐史観を持たせようとしている方々がおられるようです。
現代史だけでなく江戸時代に対してもそのようなことが行われているということを知ることができただけでも、
本書の価値、本書を読む意義は高いのではないかと思いました。

経済で読み解く織田信長/上念 司



★★★★

リフレーション経済学に基づくの室町時代の経済考察

織田信長の登場前の時代背景と経済、織田信長による改革と経済、
についてリフレーション経済学の視点で考察しています。

織田信長の登場前に、
寺社勢力がどれほど既得権益勢力になっていたか、
その獲得・拡大・維持のためにどれほど仏法にもとることをしていたのか、
また織田信長の登場後に、
それらの既得権益勢力をどのように判断し、
なぜ比叡山や本願寺をはじめとした勢力を滅ぼそうとしたのか、
についての経済的な理由についてはよくわかりました。

なお、普通の小説のような織田信長の取り扱いはされておらず、
最後の最後に登場するだけですので、
織田信長の大活躍を読みたい方は他の小説を読んだ方がよいと思います。
個人的には、
織田信長登場前の既得権益勢力とその経済活動について、
主に貨幣量の変化という観点からだけですが、
知ることができたことはよかったと思います。

追記(20170319)
このシリーズの明治維新版を読みました。
織田信長が改革若しくは維持した経済システムが、
徳川幕府と幕藩体制でどのように江戸時代の経済に現れるのか、
上手く繋がっているように思えます。
明治維新版もオススメです。

おまけ(20170320)
著者については、
何かと話題になっているニュース女子や、
ニュース女子を配給しているDHCシアターが制作している虎ノ門ニュースで知りました。
本書を読んでから、著者やリフレーション派について少し調べてみました。
極めて簡潔かつ合理的な政策だと思いました。
アベノミクスや黒田バズーカもリフレ政策だということがわかりました。
またこれらのリフレ政策を妨げているのが消費税増税だということもよくわかりました。

やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人/ケント・ギルバート



★★★★★

私もこれではっきりと気づかされました。

著者の前著である、
まだGHQの洗脳に縛られている日本人を読んでよかったので、こちらも読んでみました。

前著同様に、コンサバでもなくリベラルでもない中道の立場から、
日本、日本人が持つべき正しい歴史情報・価値観・文化や、
それらを積極的に世界に発信して諸外国の方々に正しい日本、日本人像を持ち続けてもらうことの必要性、
について理性的・論理的・合理的に展開されています。

特に、正しい日本、日本人像についての積極的な情報発信の必要性は痛感させられました。
最近、ようやく政府も重い腰を上げ始めましたが、沈黙は美徳というのは国内でしか通用しませんので、
他国がすでに行っている情報戦について、日本も同じぐらい積極的に行っていく必要があると思われます。
これは、最近なにかと話題になった某ホテル経営者が書かれた書籍に、同様の提言があったのを読んでいましたので、
やはりそうか、と再認識させられました。

あと、日本や日本人の安全・安心を毀損しようとしている陣営についても、
前著に増して、教わることが多かったと思います。
断片的には知っていることはありましたが、
これだけまとめて、かつエビデンスをつけて紹介されているのは、
情報としては貴重だと思います。

また、日本国憲法第9条は憲法違反、という記載がありました。
気になったので調べてみました。

日本国憲法第9条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

同第11条
国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

同第12条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

同第13条
すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

普通に読むとこうなります。

たとえば、北朝鮮による日本人拉致について、
もし、この読み方が間違っており、
それによって北による拉致被害者を救出できないのであれば、
早急に憲法を改正、もしくは拉致被害者救出特例法を成立させるべきだと思います。
また、北による日本人拉致は、北による日本への侵略行為だといえますので、
侵略行為であると定義し、自衛隊による専守防衛による活動で拉致被害者を救出すべきだと思います。
憲法学者の多数が自衛隊は日本国憲法9条に違反しているといっているようですが、
学者の解釈と日本人の生命とどちらが重要かは比較するまでもなく、日本人の生命です。

あと、メディアが偏向報道の拠り所としている、第21条も第11から13条と矛盾しているように思えます。

日本国憲法第21条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

これも普通によめば、第11~13条と矛盾しない範囲で保障されると読めます。
特に第12条の「国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。」
とありますので、
マスメディアの偏向、歪曲、捏造、反日プロパガンダ報道は、
日本国憲法第12条に違反すると考えてもおかしくないと思います。

※日本国憲法条文は電子政府の総合窓口e-Govからの引用です。

著者のPHPからの下記3部作で、学校教育やメディアによって毒された脳を解毒することができました。
まだGHQの洗脳に縛られている日本人
やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人(本書)
いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人
ありがとうございました。

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