FC2ブログ

≪プロフィール≫

Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
倉山塾生・江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

Amazon殿堂入りレビュアー
(2017・2018)
2018/07/18、突然Amazon.co.jpが事前通知なく全レビュー強制削除&レビュー投稿禁止措置を発動。

Amazon.co.jpアソシエイト
iTunesアフィリエイト

レビューごとに、Amazon.co.jp指定の商品画像バナーリンクを貼っています。もし、「書籍タイト/著者名だけでは、どんな本かわからん!」という方で、商品画像リンクが表示されない場合は、広告ブロックを解除してください。Amazon.co.jpおよびTunes以外のバナー広告は一切掲載しておりません。

≪FC2カウンター≫

≪カレンダー≫

06 | 2016/07 | 08
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

≪カテゴリーサーチ≫

≪カテゴリーツリー≫

≪ブログ内検索≫

≪リンク≫

≪最近の記事≫

≪月別アーカイブ≫

The Path to Love/ディーパック・チョプラ(1996)



★★★★★

真の「愛」について真正面から向き合える

日本語版で読みました。
日本語版のタイトルや帯を見て「大丈夫かな?」と思いましたが、
ディーパック・チョプラ氏の著作だから大丈夫だろうと読み進めました。

真の「愛」について真正面から向き合える本だと思います。
基本的な内容は著者の「Power, Freedom and Grace」「The Book of Secret」に似ていると思いますが、
(英語版では、上記2冊の方が本書よりも後で出版されているので、上記2冊が本書に似ているといった方が正確)
テーマを「愛」にフォーカスして、人間が本来持っている真の「愛」を取り戻すためのプロセスを解説しています。

古代インド哲学・思想であるヴェーダ&ウパニシャッドをベースとしてることもあり、読み手に力強く訴えかけてきます。
個人的には本書1冊でロンダ・バーン氏の「The Secret」シリーズを凌いでいるのではないか、と思います。

また、仏教の説く慈悲よりも躍動感が伝わってきます。
儀礼偏重・カースト偏重に陥ったバラモン教に対するアンチテーゼとして、仏教はインドで生まれましたが、
これも個人的にはですが、仏教よりもウパニシャッドの方が好きです(カースト含む如何なる差別も嫌ですが)。

なお、著者の著作のベースになっている古代インド哲学・思想については、以下が参考になると思います。
辻直四郎氏「ウパニシャッド

本書も私のお気に入りになりましたので、英語&kindle版で読んでみようと思います。
著者の日本語版はほとんどkindle化されていない一方で、英語版は基本的にkindle化されていますので、
携帯したい著者の本については英語&kindle版以外の選択肢がありませんから。

ウパニシャッド/辻直四郎



★★★★★

素晴らしい

ヴェーダにおけるウパニシャッドの位置づけや、
ウパニシャッドの中核である梵我一如について、
鋭く深く簡潔に解説されています。

梵我一如については、
単にウパニシャッドからの抽出にとどまらず、
ヴェーダにその萌芽、胎動が見られる個所についても抽出し、
ヴェーダ全体における梵我一如の生成過程も解説されています。

また、先日「バガヴァッド・ギーター」を読んで、
創造者・支配者としての絶対神が描かれていることに違和感を覚えたのですが、
本書によれば、ウパニシャッドは5群に分類され、
そのなかのヴィシュヌ主義(ヴィシュヌ神を根本原理の顕現として賛美)的な一群があり、
バガヴァッド・ギーターはその群に分類されるとありました。
この解説でバガヴァッド・ギーターに対する違和感が解消されました。

更に、本書を読む前に、針貝邦生氏「ヴェーダからウパニシャッドへ」を読んだのですが、
こちらの本は梵我一如について鋭く踏み込んでいませんでしたので、残念に思っていました。
しかし、本書を読むことで、この残念さも解消されました。

なお、序において、日本語が古いな、と思って読み始めてみたら昭和17年の著作だとわかりました。
古い日本語で本書を読み通すことができるのか、と思いましたが、結果としては大丈夫でした。
むしろ、ある種の新鮮さを感じたぐらいです。

  【BACK TO HOME】  


 BLOG TOP