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Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
倉山塾生・江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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ブッダの言葉 スッタニパータ/中村 元



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原点

なにものにもこだわらないこと、こだわらないことにもこだわらないこと、
突き詰めるとこれがブッダの説いたことなのでしょう。

如何なる教義にもとらわれるな、と説いていますので、
これを原点とするならば、教義を持つ如何なる仏教宗派もブッダが説いたことから外れていることになります。
北伝・南伝を問わず、小乗・大乗・密教・ゾクチェンを問わず、です。

ですので、スッタニパータに基づいて大乗非仏説(非釈迦佛説)をとなえるのであれば、
大乗以外のものに対しても同様に非仏説(非釈迦佛説)をとなえなければ、ブッダが戒めた偏重になるのだと思われます。
単に大乗非仏説(非釈迦佛説)だけをとなえている陣営は、そのことをもってブッダに戒められるのではないでしょうか。

翻って、ブッダが説いたことをベースにして体系化されたものを仏教として認めることができるのであれば、
ブッダが説いたことから大きくズレていなければ、如何なる宗派も仏教として位置づけることができ、
単に、ブッダが説いたことのどの部分を重視したかによって宗派が分かれただけともいえます。
ただ、自派と他派で重んじることが異なるからといって、自派を優位に他派を劣位に置くことはブッダが許さないでしょう。
ですので、どの宗派が正当な後継なのか、どの宗派が優れているのか、といった議論そのものが不毛だといえるでしょう。

とはいえ、現代の日本の仏教が如何におかしいかは、本書で新たに、若しくは改めて理解することができました。
・出家と在家を差別すること
・ブッダの教えを説かずに、葬式や法事といった行事だけを行うこと
・ブッダの教えを説く見返りに布施を求めること など

特に最後のものは、Amazonさんが僧侶派遣サービスを開始した際に、
仏教界が法事はサービスではない、お金を頂くのはサービスの対価ではない、布施である、と反対しましたが、
その論拠すらそもそも間違っているということが、本書でよくわかりました。
因みに、それでも布施だというのであれば、布施がお金であることにこだわっては駄目なのではないでしょうか。
本書でも、布施されたものに対してこだわってはいけないとブッダは説いています。

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