FC2ブログ

伝統・科学・世界を知りマネジメントに活かす

日本の伝統・ヒトの自然科学・現在の国内外情勢・マネジメントなどに関する、ブックレビュー

世界で最も賞賛される人事/ヘイコンサルティンググループ



★★

人事施策の事例集

人材マネジメントが優れているとされるグローバル企業において、如何なる人事施策が推進されているかを紹介した事例集です。

掲載されている事例は参考にはなります(ので★2つ)。

但し、ビジネス誌に掲載されるレベルを超えているとは思えません。各社が何故そのような施策を推進してきたのか、その狙いはなんだったのか、何故その施策だったのか、そもそも何故人をそのように重視しているのか、推進過程における摩擦・問題にはどのようなものがあったのか、それらを如何に解決してきたのか、今後どのような戦略・施策を検討しているのか、といった深い問いはされていません。掲載された事例を、ただ先進的だから、凄い企業がやっているから、というこれまでの日本企業が実施してきた底の浅い模倣の引き金にならなければいいのですが。

また、グローバル企業の日本法人の人事担当へのインタビューですので、グローバル本社における捉え方との相違があるかどうかが気になります。一方で、日本法人独自の考え方や運営の仕方という観点は載っていません。なぜ、グローバル本社へのインタビューではなかったのか、なぜ日本法人へのインタビューだったのか、についてはよくわかりません。多分、ヘイ日本法人で本書を企画したというだけのことなのでしょう。

あと、最初の章に著者の解説がありますが、あまり参考にはなりません。コンサルタントが解説するのであれば、各社の人事戦略・施策に対して鋭い切り口での質問や、それらに対する功罪を仮説でもいいので提示して欲しかったと思います。

最近の外資系人事コンサルファーム日本法人の書籍は軽めのものが多いという印象があります。企業と人の関係はどうあるべきか、といった骨太の提言をして啓発するというよりも、最新事例を紹介して営業に繋げるというものが多い気がしています。これがファームの狙いだとすれば、クライアントを馬鹿にしているといえます。

  1. 2009/07/05(日) 15:24:30|
  2. 人事
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

実践編始めました

ひとまず連載めいたものを始めました。
第一弾は、M&Aです。
もはや経営の選択肢の一つとして定着した感がありますが、
とはいえあまり成功していないのも事実です。

脳と生命の科学をどこまで取り込むことができるかはわかりませんが、
ご参考になれば幸いです。

脳と生命の科学を経営に活かす(実践編)
  1. 2009/07/02(木) 17:07:41|
  2. 姉妹ブログ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

実践編を準備中

本ブログで紹介した脳と生命科学に関する様々な書籍を踏まえつつ、実際の経営変革にどのように活かすことができるか、などについて別ブログを準備中です。

こちらをご参照ください。

脳と生命の科学を経営に活かす(実践編)
  1. 2009/07/01(水) 15:05:43|
  2. 姉妹ブログ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

プロフィール

I am that I am.

Author:I am that I am.
誇りある日本の復活を望む一日本人

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

Amazon.co.jpアソシエイト
iTunesアフィリエイト

FC2カウンター

カレンダー

06 | 2009/07 | 08
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

カテゴリーサーチ

カテゴリーツリー

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

最近の記事

月別アーカイブ

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる