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Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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影響力の法則/アラン・R・コーエン



★★★

今日的なコミュニケーション技法のさきがけではあるが。。。

本書の原著初版は1984年です。四半世紀も前に、現在求められているコミュニケーション技法(対等な位置付けでの価値の交換によるwin-winの獲得)を世に問うたこと自体素晴らしいことだと思います。本書でも述べられていますが、時代が本書に追いついた、ということなのでしょう。

さきがけという価値そのものは評価できます。

但し、本書の中身そのものは、最近のコミュニケーションの良書と比べると明らかに見劣りします。

先ず、本書が世に出てからの四半世紀の間に、心理学、脳科学等、人間に関する科学の知見が増え、かつビジネスの世界にも入ってきています。

一方本書にはそれらの科学的な知見を踏まえたアップデートがなされているようには見受けられません。

次に、コミュニケーションに関して、ファシリテーション、コーチング等様々な技法が生まれており、それらの領域での良書では、上記で触れた科学的な知見を踏まえつつ、更に技法そのものが洗練されてきています。

例えば以下の書籍です。
ロジャー・シュワーツ「ファシリテーター完全教本」
ローラ・ウィットワース等「コーチング・バイブル」

一方本書は、これらと比較すると、一つの法則に様々なものを盛り込みすぎた感があり、理論としての洗練さに欠けているように見受けられます。

更に、事例もそれほど際立ったものを取り上げておらず、実務の現場で本当に通用するのか、疑いたくなるものも少なくありません。

時代が本書に追いついただけでなく、既に時代が追い抜いたのではないかと思います。

古典として読まれるのであればお薦めします。

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