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Rising Sun

Author:Rising Sun
日本を愛するリヴァタリアン
倉山塾生・江崎塾生

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

Amazon殿堂入りレビュアー
(2017・2018)
2018/07/18、突然Amazon.co.jpが事前通知なく全レビュー強制削除&レビュー投稿禁止措置を発動。

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自分にやさしくなるセラピー/チェリー・ハートマン



★★★★★

タイトルとおり

掲載文はそれほど多くなく、各文も短く、流し読みすれば10~15分程度で読めてしまう本です。
しかし内容は非常に充実しており、各文をじっくりと繰り返し読むことで、いろんなことに気付かされます。
日々のストレスに圧倒され、かつストレスを解消するまとまった時間の取れない方に向いている本だと思います。

このシリーズの他の本に何冊か気になるものがありますので、そちらも読んでみようと思います。

うつ病はこころの骨折です/ 北島潤一郎



★★★★★

臨床実績に基づくうつ病の解説

医師である著者の数多くの臨床実績を踏まえた、うつ病に対する正しい理解を促す本です。
うつ病に関する書籍はここ数年数多く出ていますが、本書は類書とは以下の点で異なります。

・脳科学的には未だわかっていないことが多く、現段階では臨床実績を踏まえての限定的な理解であることを提示
・精神科医/心療内科医の見極め(使える医師、使えない医師)についての具体的なアドバイスを提示
・うつ病の時間経過を軸とした発症から回復までの流れを提示、その各過程における留意事項を提示
・うつ病に対する理解の浅い人を安心させようとするかのようなマスメディアの一部論調(若年性うつなど)に対する危険性を提示

また、うつ病は心のかぜ、とよくたとえられますが、著者曰く、そんな軽いものではなく、骨折ぐらいのインパクトがあるとしています(故にこのタイトルがついています)。

患者にとっては、自分の症状の変化を安心して確認できる内容になっていますし、また平易な言葉で語られていますので、お薦めです。

また、企業においては、会社のシステムや風土、上司の人材マネジメントがうつ病の原因ですので、経営者、人事部、役職者も読んでおく必要があります。うつ病が骨折ぐらいのインパクトがあるなら、それを引き起こした企業・上司は傷害罪と同じ犯罪を犯していることになりますので、気をつけなければなりません。

私をうつにした職場/週刊ダイヤモンド編集部



★★

何を伝えたいのかわからない

週刊誌で掲載済みの記事に加筆修正したからか、何を伝えたいのかわからない本になっています。

本文(トピックではなく)での医師のコメントはかなり有益なものでした(が故に★2つにしました)が、それ以外は論理構成もむちゃくちゃですし、うつ病と企業内外環境の悪化との因果関係も示されていません。また、表層的かつ一面的な内容になっています。
更に識者によるトピックも(一部は有益ですが)、結構いい加減です。
うつ病が問題視していることに乗っかって、勢いだけで書かれたとしか思えません。

本来週刊誌であっても適切に記事にしなければならないのですが、それが無理ならせめて書籍にする際には構成をしっかりして欲しいと思います。

本書に関心がある方は書店で立ち読みする程度で十分だと思います。買うほどのものではありません。
買うのであれば、本文でコメントされた医師が書いた書籍の方がいいでしょう。


メンタルヘルスに手を出すな!/川端裕



★★

全て正しいのだが新規性はない

社員の元気がなくなったときに、いきなりメンタルヘルスに頼るのではなく、適切な人材マネジメントをしなさい、という主旨の本です。

この主旨は正しいですし、そのための手法も正しいですが、人材マネジメントの良書(リーダーシップ、コミュニケーション、ラーニング、コーチング、人事制度、等)を既に手に取られている方にとっては、特段目新しいものはありません。
むしろ、本書よりもそちらの良書をしっかりと読まれたほうが得るものは多いと思います。

またメンタルヘルスが本当に必要な企業・人にとってはあまり役立つものはありません。
著者は冒頭で企業の現場を知らない研究者・医療従事者が書いた本を非難しています。それには一理あるのですが、決して却下してよいものではありません。

医療の現場や研究の最新知見を活かした新たな人材マネジメントを期待して本書を手に取ると裏切られます。

家族・支援者のための うつ・自殺予防マニュアル/下園壮太



★★★★

管理職と人事部にも薦めたい

経済はこれからもグローバル化し、複雑化し、競争が激化します。
ゆえにどんな人もうつになる可能性はあるといえるでしょう。
うつ病の苦しさは、なってみないとわかりません。
しかし、うつ病の苦しさを少しでも理解することはできると思います。

本書はうつ病にならざるを得なくなった方を支援する人のための本です。
うつ病の苦しさを少しでも理解して、支援してあげてください。

また、うつ病は連鎖反応を起こすことがあります。
うつ病の苦しさを理解できずに対応していると、
今度は対応している人が苦しんでうつ病になることがあるといわれています。
ですから、適切な対応を知っておくことは連鎖反応をとめるためにも必要です。

ただ、大事なことはうつになるような環境を減らすことです。
その大きな環境のひとつに組織があります。
人の脆さを理解していない管理職や人事部が多すぎます。
無知であるが故の暴言、強制、統制、セクハラ、パワハラなど、
組織には限りなくうつの原因が蔓延しています。
うつの苦しみを少しでも理解して、
うつになる人を減らすこと、その症状を重くしないこと、
が求められます。
成果主義を導入せざるを得ない状況ですが、
それと同等レベルの労力を割いて、人の苦しみを減らす努力が求められます。

うつからの脱出/下園壮太



★★★★

自分でやりたいな、と思ったことだけをやるのが効果的

うつ病は誰でもなる可能性のある病気です。
何らかのストレスで人の心身のバランスが崩れ、
神経伝達物質の生成・伝達・取り込みが上手く調節できなくなることです。

うつ病が社会的に認知されることは非常によいことです。
日本人はとかく努力・根性を重視しすぎ、うつ病を病気として理解しない文化があります。

本書は、簡単な認知療法を紹介しています。
このうち自分でやりたいな、と思ったことだけすればいいです。
決して「やらなければ」「頑張らなければ」と思わないことです。
あとは医師の処方による抗鬱剤(パキシルが最も効果が高いといわれています)を飲むことと、
眠たくなったら迷わず寝る事です。

また、うつ病かなと思ったら、迷わず心療内科へ行く事が肝要です。
内科医にはうつ病は診断できません。また薬剤の正しい処方もできません。
精神安定剤を処方する内科医が多いと聞きますが、精神安定剤は逆効果です。
精神安定剤には副作用があり、かつ薬から離脱することができなくなります。

更に、最近うつ病が認知されたが故に、専門的な知識の無い内科医が、
心療内科に看板を変えて商売しています。
心療内科にかかる場合には、担当医の職歴を参照してください。

「うつ」からの社会復帰ガイド/うつ気分障害協会



★★★★★

患者と人事部の必読書

現在のグローバル経済が発展し続ける限り、ストレスはなくなりません。
したがって、今後うつ病患者は増えるでしょう。

うつ病になってしまい、治療を行っても、復帰するところで壁があってはなりません。
うつ病になった方は、本書を読んで社会復帰の仕方を自分流で考えましょう。
ただし、治療中に読むと疲れますし、治りかけのときが一番大事ですので、
治ってから読むことが肝要だと思います。とにかく頑張らないことです。

あと、人事部は必読です。
うつ病は治る病気であり、他の病気と症状が異なるだけで、れっきとした病気です。
人事部の無知がうつ病患者の復帰を妨げることを自覚する必要があります。

社会復帰を考えている人は、
うつ病に対して無知な人事部を放置している会社には就職しないほうがいいと思います。
自分がうつになったことを悔やむのではなく、
無知な人事部を見下すぐらいで丁度いいと思いますよ。

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