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伝統・科学・世界を知りマネジメントに活かす

日本の伝統・ヒトの自然科学・現在の国内外情勢・マネジメントなどに関する、ブックレビュー

行動分析学入門/杉山尚子等



★★★

行動分析学をしっかりと学べる本

行動分析学、行動科学という学問を知りたい方には必読書です。
当学問で使用される用語・定義・使用例などがぎっしり詰まっています。
人の行動の最も表側についての体系を論理的に整理しています。
いい加減な心理学の本を読むのであれば、こちらをお薦めします。

但し、行動分析学・行動科学は人間の最も表側のみについての体系ですので、
その内側については何も教えてくれませんし、何も踏み込んでいません。

行動分析学・行動科学は重要な学問ですが、
それだけで人間を全て理解したつもりになると危険です。

また未だ発展途上ではありますが、
人間の内側については以下の学問が研究を重ねています。
・心理学
・脳科学
・神経科学
・細胞学
・遺伝学
・物理学
・進化論
・哲学

これらを統合しなければ人は理解できません。(それでも理解できないかもしれません)

行動分析学・行動科学を使われる方々は、
上記学問があることを厳に受け止めたうえで活用してください。

  1. 2008/03/14(金) 22:57:49|
  2. 行動科学
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パフォーマンス・マネジメント/島宗理



★★★

刺激と反射の科学

行動科学の書籍としては、コンパクトに重要なエッセンスが盛り込まれているので、日常的に活用できると思います。

しかし、行動科学という学問自体は、すでに支持されていないようです。勿論、正の強化・負の強化・消去・罰といった介入方法など、使えるものは数多くあります。ただ、それが「何故か」ということについて、行動科学は全く明らかにしていません。やみくもに使うと「効かないのは相手が悪い」という発想が出てくる懸念があります。

すでに、80年代に認知革命がおきたときに行動主義が否定ないしは大幅な修正がかかり、その認知革命でさえ、最新技術(fMRI、PETなど)による脳科学、神経科学で塗り替えられ始めています。

本書を活用される際には、人についての「何故」が未だ解明されていないことを前提として使われる事をおすすめします。


  1. 2008/03/14(金) 22:50:55|
  2. 行動科学
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プロフィール

I am that I am.

Author:I am that I am.
誇りある日本の復活を望む一日本人

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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