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Rising Sun

Author:Rising Sun
リヴァタリアン


マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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ファシリテーター完全教本/ロジャー・シュワーツ



★★★★★

ファシリテーション=組織学習

ファシリテーションの目的は組織学習であることを明確に定義したうえで、
組織学習を促進するためのファシリテーションの手法、ファシリテーターの役割を適切に整理しています。

全てのトピックにおいて、目的にまで立ち戻りながら解説していますので、考え方、行動の仕方について、その意味が理解できます。

また事例とその対応方法をふんだんに盛り込んでいますので、具体的なイメージもつきやすくなっています。

更に著者が組織心理学者であることから、言動・認知・感情についても科学的な知見を踏まえた解説をしていますので、安心して読むことができます。

組織学習の権威であるピーター・センゲも推奨しているだけあって、ピーター・センゲの「最強組織の法則」「同フィールドブック」に通じる内容であり、併せて読むと更に理解が深まると思います。

単に手法を並べ立てた類書が多い中、本書は「教本」として高い価値があると思います。
また本書を読んだ後に、手法紹介本を手に取ることで、様々な手法の中で何が本当に重要なのか、どう活用すればよいのか、を考えながら読むことができると思います。


但し、訳がひどいです。
日本語として意味が通じないところが幾つもあり、また本書で重要な位置を占める事例において、異なる事例の文面をミスコピーしているところも幾つかあります。
本書そのものの価値が高いので評価は★5つとしていますが、訳のひどいこと、しかも訳者が言葉を重視すべきファシリテーターであることを考慮すると、評価は半減します。
訳者・校正者には読者の立場への十分な配慮をしてほしいものです。

組織能力の経営論/DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部



★★

普通

組織学習という分野を初めて勉強しようとされている方には悪くないと思います。
但し、ある程度勉強された方にとっては物足りない内容になっています。
論文集なので仕方がないとは思いますが、実際に組織で実践する際には深さが足りません。
寄稿している各学者の書籍を読み込んだほうがよいでしょう。

インポッシブル・シンキング/ヨーラム・ジェリー・ウィンド等



★★★

メンタルモデルの総花的な説明

メンタルモデルを知っておくためには一通りの知識が載っていますので、参考にはなると思います。
また、ビジネス書にしては稀有ですが、関係する自然科学の参考文献が豊富に掲載されていますので、役立ちます。

しかし、内容そのものは総花的な説明に終始している嫌いがあり、
メンタルモデルをこれだけで変えることは容易ではないと思います。
また、本書に書いてあることだけでメンタルモデルを変えることの出来る人は、
本書を読む必要はあまりないと思います。

メンタルモデルを変えるための方法としては、
ピーター・センゲ「最強組織の法則」「同フィールドブック」の方が、
心理学的手法を詳しく説明していますので、こちらの方が使えます。

あと、本書の参考文献に記されている、
脳科学者のアントニオ・ダマシオ、ジョセフ・ルドゥー、V・S・ラマチャンドラン
進化心理学者のスティーブン・ピンカー
科学哲学者のダニエル・デネット
の著作を全て読んでいましたので、
この科学者らの知見と比較すると本書は「最新脳科学」が教えるほどの内容にはなってはいません。
脳科学を知りたい方は、これらの科学者の本を読まれることをお薦めします。

あと、メンタルモデル=パラダイムとして語っていますが、
パラダイムの提唱者であるトーマス・クーンの「科学革命の構造」について著者が誤って理解しています。

本書を読まれる方は、このあたりを留意されることをお勧めします。

フィールドブック学習する組織 10の変革課題/ピーター・センゲ



★★★★★

「フィールドブック学習する組織 5つの能力」の続編

とにかく改革に反対するという人はどこにもいます。
簡単にいえば
ただ自己保全をしたいという想いで理屈をこねる人と、
思考・知能の多様性を認めることのできない視野の狭い人と、
まわりで起きている、起きつつあることを冷静に見極められない人と、
改革の方向・内容を見抜いて最適かどうかを判断する人、
などいろいろいます。
それらをひとまとめに改革反対論者としてしまわずに、
各々の改革反対理由とその根拠をテーブルに載せる事が大事だということです。

本書は「フィールドブック学習する組織 5つの能力」の内容を実践したとたんに
出てくる反対の声を集め、それへの対応策を提示しています。
両方の書籍を併せて活用されるとよいでしょう。

フィールドブック学習する組織 5つの能力/ピーター・センゲ



★★★★★

数多くの心理学的手法が満載かつ実用的

これだけ数多くの心理学的手法を満載した実用書は稀少だと思います。
十分に実践する価値があると思います。

なお、これを読む前に「最強組織の法則」を読まれることをお薦めします。
もともと「最強組織の法則」で原理原則を解説しているのですが、
それだけではわからないという要望を受けて本書が作られているからです。

また、本書に基づいて実践する際には、様々な課題がでてくると思います。
その際には本書の続編である「フィールドブック 学習する組織 10の変革課題」が参考になると思います。

更に、数多くの心理学的手法が出てきていますので、
興味を持たれた方は心理学の領域に触れることをお薦めします。

最強組織の法則/ピーター・センゲ



★★★★★

ラーニングオーガニゼーションの元祖

本書が発端となってラーニング・オーガニゼーションという概念が世にでました。
初版からかなり経っていますが、まったく色あせていません。
これからより一層重要なものになっていくといえます。

なお、本書で概念を理解したあとの実践については、
フィールドブックが2分冊出版されていますので、
併せて読まれることをお薦めします。
こちらは心理学的手法を駆使した解説になっていますので、
かなり実務的です。

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