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Rising Sun

Author:Rising Sun
元経営コンサルタント
専門分野:ヒト

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。
また、マネジメントは企業だけのものではなく、国家を含めあらゆる組織体や個人にとっても必須のものです。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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米中最終決戦 アメリカは中国を世界から追放する/藤井厳喜



★★★★★

チャイナを世界から追放すべき。
日本はこれに積極的に関与すべき。


著者のWorld Forecast会員ですので、
本書の1〜7章については、
ある程度のことはWorld Forecastで解説されていましたので、
知っていました。

しかし、書籍で改めて読み返してみるのは、
じっくりと読みながら考えたりできますので、良いですね。

本書のレビューは、レビュータイトルに凝縮させました。
付け加えるなら、
朝鮮半島はチャイナの属領ですので、
同じ運命をたどらせてあげた方がいいのではないでしょうか。

あとは、日本政府はフラフラせず、目標を明確にしたうえで、
日米同盟をより強固にしながら、自国の抑止力を高めるとともに、
国内の反日勢力(特に政権与党内)を1日も早く一掃すべきです。

本書は、
著者の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」をもとに
書かれているとのことですが、
この試みは年一回のペースで是非継続していただきたいと思います。

私が本書で最も気に入っているのは、
「第8章 反グローバリズムから新・縄文文明」へです。

縄文文明については、少しずつ明らかになってきているようです。
何冊か縄文文明の書籍も読みましたが、日本が誇る世界最古の優れた文明のようです。
ここでも反日勢力による様々な捏造が行われてきましたが(弥生時代朝鮮民族大量渡来説など)、
様々な考古学的発見と最新の測定技術により反日勢力の目論見は次々に論破され続けています。
私たち現代の日本人は、少なくとも1万年以上前の縄文人及び縄文文明のDNAを受け継いでいます。

縄文文明については本書および以下の書籍を参照いただくとして、
日本人が縄文時代から受け継いだDNAにより日本人らしく生きつつも、
世界を相手にするときは、相手をよく知り、したたかに交渉・交流し、
それらが脅かされる場合には、抑止・断交する決意と覚悟ができる強さを
取り戻したいものです。

縄文文明についての参考書籍
関裕二氏著
縄文の新常識を知れば日本の謎が解ける
縄文文明と中国文明

米中新冷戦、どうする日本/藤井厳喜(2013)



★★★★

チャイナの狡猾さと米英独の愚かさが見えてくる

アメリカは、
F.ルーズベルト、ニクソン&キッシンジャーという売国奴によって共産主義独裁軍事国家チャイナを増長させました。
それにやっと気づいた息子ブッシュですがイラク戦争のやり方を間違えたせいで、チャイナの増長を止められませんでした。
オバマとクリントンはチャイナの増長をとめようとしましたが(ここまで本書)、
オバマは口だけ、クリントンに至っては逆にチャイナとズブズブの関係になりました。
トランプが大統領になってやっとまともにチャイナと本格的に対峙するようになりました。
と思ったら、
イギリスがチャイナと組んでチャイナにタックスヘイブンを作ろうと画策をはじめ、
ドイツがチャイナと組んで製造業と金融業を復活させようと画策しています。
今やダイムラーの筆頭株主もドイツ銀行の筆頭株主もチャイナ共産党傘下の企業です。

白人優越主義だからか、チャイナ共産党による自民族や多民族の人権弾圧には感心がないのでしょうか。
拝金主義だからか、チャイナにおける環境破壊には関心がないのでしょうか。

本書を通して見えてくるのは、世界最悪国家のチャイナに対する西洋先進国の甘い態度です。
そして、それに盲目的に追随しているとしか思えない日本の情けない態度です。

それに比べて、チャイナは狡猾です。
外交力だけで米英独を手玉に取り現在に至る経済力と軍事力を築き上げてきました。
共産主義軍事独裁国家ですので、決して許されることではないのですが、騙す能力だけは見上げたものです。
高い勉強代を長年に渡って払ってきたのですから、これからは決して信用しないようにしなければなりません。

いろいろあったにせよ、日本は大東亜共栄圏を掲げてアジア諸民族を西洋列強による植民地支配から解放・独立させました。
21世紀の現在、さすがに軍事力をもって同じことはできないにせよ、
チャイナによる日本とアジア諸国への侵略からの防衛に対して、日本がリードする意思と能力を持つ必要があるのではないでしょうか。
勿論日米同盟は必要ですが、アメリカも国内が一枚岩ではありませんので、
まずは日本が覚悟を示す必要があるのだと思います。

オバマとクリントンを誉めすぎていますので、★1つ減らしました。
本書出版段階ではわからなかったのだと思いますが、
上記で触れたようにオバマもクリントンもアメリカの国益を損ねた売国奴です。
勿論日本にとっても有害無益でした。

米中激戦/藤井厳喜、飯柴智亮(2017)



★★★★★

今の日本に欠けているもの=直面する危機の俯瞰、冷徹な分析、有効な戦略、適切な施策

物事を時間的空間的に俯瞰し、冷静な分析をすることで著名な藤井厳喜氏と、
アメリカ陸軍大尉として世界最強の軍隊での実践経験を有する飯柴智亮氏との対談本です。

藤井厳喜氏の分析の鋭さは、
最強兵器としての地政学
を読んで素晴らしいと思っていましたので、本書がでるとわかった時点で、早速予約しました。

読み進めるごとに、全身に冷水を浴びせかけられるかのごとく、
現実があらゆる側面において如何に危機的な状況であるか、
日本が如何にそれらの危機に対して無防備な状態であるか、
を知らされました。

日米ともに金儲けのためにチャイナを利用したつもりが、チャイナの軍備増強に加担してしまっていたこと
チャイナは有史以来、如何なる王朝・体制・民族下でも領土の膨張を繰り返してきた歴史があり、今もそれを継続していること
ロシアは旧ソ連時代の力はないが、冷静な現実路線をとっているので、機会があれば北海道に侵攻する可能性は十分あること
米中は机の上では対話をしているが、机の下では既に足で蹴りあいが続いていること
日本がロシア、チャイナ、北朝鮮という3つの反日核保有国に囲まれていて、いつ、何が起きても不思議ではないこと
反日似非リベラル野党だけでなく、新露・親中・新朝の与党政治家や役人の利権のために、国民が危機に追い込まれていること
それにも関わらず、
これらの最大の危機に対して自覚もなく、正面から向き合うこともせず、
これらを俯瞰することも冷静に分析することもろくにできず、
外交・安全保障に対する有効な戦略と、戦略に基づく適切な施策も打ち出さず、打ち出せず、
枝葉末節な問題に時間を浪費している政府・政党・役人の姿が明快に炙り出されています。

個別具体的な内容は本書をお読みいただくとして、印象に残った事項を列記すると、

セキュリティクリアランス(秘匿情報管理体制)が日本では全くできておらず、情報がダダ漏れ、かつ秘匿情報がもらえない状態
これが政治家・役人に適用されていないが故に、反日でもスパイでも工作員でも政治家・役人になれてしまう状態
陸海空自衛隊の編成が現実の脅威に対して全く適合していない状態(なぜか陸上自衛隊が海上・航空自衛隊より大きい)
システム化・ネットワーク化が前提となっている通常兵器を単体で調達したがっている状態(電波が使えないスマホと同じとのこと)
があるとのことです。

これらを整理しながら思い出すのは、
大東亜戦争時の戦略のなさによる迷走と大量の兵士の犠牲です。
無思慮な戦線拡大(大陸・海洋ともに)、
アメリカの策略にまんまとはまったこと、
中途半端な真珠湾攻撃とそれ以降のずさんな海戦、
制空権重視の時代に巨大戦艦を作ったこと、など
内容は異なりますが、本質的には大東亜戦争と同じ過ちを続けているようです。
大東亜戦争そのものについての冷静な分析をしてこなかったことが原因ではないでしょうか。
このあたりの戦略のなさ、いい加減さについては以下の本が参考になると思います。
小川榮太郎氏『一気に読める「戦争」の昭和史

本書の結論としては、
政治家も対象としたセキュリティクリアランスを確立すること
情報省を設立してあらゆる情報活動ができるようにすること(外務省は事務処理のみ)
地政学的な見地と日米安保条約を踏まえた必要十分な防衛体制を確立すること
日本国憲法第9条も含めて、必要な法整備を行うこと
などです。

なお、トランプ政権になり、日本にとっては(メディアのフェイクとは裏腹に)メリットが大きいのですが、
アメリカの政権によって日本が大きく影響を受けるということ自体、独立国家としてどうか、と思わされました。
同盟国であれば、アメリカの政権に対して対等にものが言えるぐらいの国力・交渉力が必須だとも思いました。

本書を読むことで、日本が喫緊の課題として戦略的に実践すべき事項が明確になると思います。
個人的には、他の所謂軍事評論家、ジャーナリスト、学者よりも著者の解説が信じるに足るものだと思っています。

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