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Rising Sun

Author:Rising Sun
元経営コンサルタント
専門分野:ヒト

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。
また、マネジメントは企業だけのものではなく、国家を含めあらゆる組織体や個人にとっても必須のものです。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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神道に秘められた日本史の謎/監修 三橋健





タイトルが嘘だらけ

神道の歴史的事象を時系列で並べただけの内容が薄っぺらい本です。
「秘められた」ものでも「謎」でもありません。

サブタイトルの「民衆から権力者までを魅了した日本のルーツがわかる!」も嘘です。

神道とは何か/鎌田東二





まさかの左巻き神道解説書

PHP新書なので安心して購入しましたが、
まさかの左巻き神道解説書でした。

神道そのものの解説については、役に立つ部分もあるにはあったのですが、
神道から逸脱している解説の方が分量としては多く、そこでは自説を展開し、
弥生時代の朝鮮人大量渡来説や
朝鮮民族と日本人が遺伝的に同じである、
といった科学的に完全に否定されている説を採用していたり、
ありえないことに
君が代を国歌として否定する
天皇制という共産党用語を使用する
など、
読むに耐えません。

どのような思想を信じるかは自由ですが、
神道を利用して自身の信じる思想を撒き散らすのはやめてほしいと思います。
禊祓。

伊勢神宮/所功



★★★★★

神宮初心者向けの入門書

神宮に参拝する機会があり、事前学習のために購入して読みました。

神宮の歴史が古事記や日本書記などとの関連で述べられていたり、
神宮の祭祀が皇室祭祀との関連で述べられていたり、
遷宮の意義が述べられていたりと、
多岐にわたる解説がなされています。

本書で述べられている個々のテーマについては、
それぞれより深く掘り下げられた研究や解説書が有ると思いますので、
本書は神宮初心者向けの入門書という位置付けなのだと思いますが、
入門書としては十分に役割を担っていると思います。

神道の逆襲/菅野覚明



★★★★★

国学の逆襲

神道の逆襲というより国学の逆襲の方が本書の内容に相応しいと思います。
儒教(朱子学)や仏教に基づいて神道の思想化を試みた吉田神道や垂加神道によって、
日本古来の神道の純粋さが失われかけてしまっていたところに、
本居宣長や平田篤胤らが国学思想により復古神道を確立して、日本古来の神道を取り戻しています。
本書では、歴史を追いながら、上記の流れが深さを削らずにわかりやすく解説されています。

本居宣長の本は読んでいましたので(田中康二著「本居宣長」)、
国学が神道に活かされるまでの、儒教(朱子学)や仏教の思想が神道に混入されていたこと自体は知っていましたが、
本書を読んでここまで酷いとは思いませんでした。
現在でも、日本の歴史・伝統・文化の素晴らしさを理解できずに、
西洋思想にかぶれることがインテリだと勘違いしている連中が少なくないのですが、
昔からこのような傾向は日本にあったというのは衝撃的でした(当時はチャイナかぶれ)。
本書・著者・出版社に感謝です。

日本人はなぜ外国人に「神道」を説明できないのか/山村明義



★★★★★

日本の全ての物事が神道に繋がっている

日本の歴史・伝統・文化や、
それに基づいた現代の最先端科学技術やサブカルチャーは、
それを認識できないぐらい神道に繋がっているということを、
数多くの様々な事例を紹介しながら、
西洋の一神教や仏教と比較しながら解説しています。

神道はあまりにも日本人の日常生活に浸透していますので、
よほど意識しないとそれが神道に基づくものとは分からなくなっています。
従って、神道というのは、他の宗教とは異なり宗教を超越したものだと言えるでしょう。

このことを忘れて神道の精神性を疎かにし、日本人らしさを失うと、
個人にせよ、組織にせよ没落していくようです。

神道にはいろんな入口があると著者は述べていますので、
神道に興味のある方は本書を読まれてから、
ご自身の興味分野から神道に迫ってみるのもいいのではないかと思います。
神道入門にはオススメの一冊です。

わかりやすい神道の歴史/神社本庁研修所編



★★★★★

紆余曲折がわかる神道史

長い歴史を持ちながらも、国内外の様々な圧力に晒され、また神道内部での抗争まであり、
それらに翻弄されながらも、それらを克服して今がある、
そんな紆余曲折がわかる神道史です。
神話の時代から一貫して不動の地位を確立し続けてきた、といった歴史の記述を想定していたのですが、
良い意味で見事に裏切られました。
神道は日本の長い歴史の中で培われた伝統・文化の根源ですので、
本書を読むことで、神道をしっかりと護り、次の世代に受け継いでいかなければならないな、
と改めて思うようになりました。

本当はすごい神道/山村明義



★★★★★

本書は学術書ではありませんので、
記述内容が事実なのか誰かの意見なのか著者の推測なのか、
いろいろと検証すべきだと思われることはありますが、
神道と日本の歴史・伝統・文化との関連を考える上で参考になります。

個人的には日本人の無意識化に根付いてしまっている神道ですので、
あらゆるもののなかに神道の影響がなんらかのかたちで息吹いているのではないかとは思います。

日本固有かつ最古のアイデンティティを求めたい方には神道はお勧めでしょう。

新嘗のこころ/小野善一郎



★★★★★

日本人にとって神道がいかに不可欠なものかを教えて頂きました

大東亜戦争後にGHQによって、
日本人の拠り所であった神道が奪われてしまいました。
そして新嘗祭も勤労感謝の日という名称に塗り替えられてしまいました。

本書を読むことで、日本人にとって神道がいかに不可欠なものか、
GHQによって奪われたものがいかに大きかったのかが、十分に伝わってきました。

戦後レジームからの脱却と言われていますが、
それを推進するのであれば、先ずは日本人の拠り所であった神道を完全復活させるべきでしょう。

あなたを幸せにする大祓詞/小野善一郎



★★★★★

神ながらのこころで大祓詞を感じることができる

著者の、日本を元気にする古事記のこころ 改訂版が非常に心に響きましたので、
こちらも購入しました。

上記の本と同様に、神ながらのこころ(神道)に基づいて大祓詞を丁寧に解説してあります。
こちらも非常にこころに響きました。
CDもついているので、本とCD併せて神ながらのこころを感じたいと思います。

著者の解説でもっと神道を理解したいと思い、
新嘗のこころ―勤労感謝の日から新嘗祭の復興も注文してしまいました。

日本を元気にする古事記のこころ 改訂版/小野善一郎



★★★★★

古事記は神ながらのこころで読むべきものであることがわかりました。

本書を読む事で、古事記は単に物語を読み進めていくのではなく、
神ながらのこころ(神道)で感じていくべきものであることがよくわかりました。
単に物語を読んでいくのと、神ながらのこころで感じていくのとでは、
古事記の解釈がかなり違ってきます。
古事記のベースには神道があるはずですので、本書の解説が正解なのでしょう。

また神道についても何冊か読みましたが、本書が最もわかりやすく腑に落ちました。
久しぶりに心に響く本を読む機会を与えて頂いたことに感謝します。

なお、こちらの改訂版には以下の章が加筆されています。
・稲羽の素兎と八十神の迫害
・大国主神の根の国訪問と歌物語
・大国主神の神裔と国作り
・葦原中国の平定と国譲り
興味のある方は改定版(本書)を選ばれたほうがいいのではないか、と思います。

著者の解説に感銘しましたので、以下の本も注文しました。
あなたを幸せにする大祓詞 CD付
新嘗のこころ―勤労感謝の日から新嘗祭の復興

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