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Rising Sun

Author:Rising Sun
元経営コンサルタント
専門分野:ヒト

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。
また、マネジメントは企業だけのものではなく、国家を含めあらゆる組織体や個人にとっても必須のものです。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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マンガ老荘3000年の知恵/蔡志忠・野末陳平・和田武司



★★★★★

こちらもわかりやすいです

先日、「マンガ老荘の思想」を読んでとてもわかり易かったので、続編である本書を手に取りました。
本書では、「老子道徳経」全文をマンガ・セリフ・読み下し文・解説でもって紹介しているとのことです。

「マンガ老荘の思想」では「老子道徳経」は主要な項目を抜粋して説明していましたので、
本書を読むことで「老子道徳経」すべてをインプットできるようになります。

老子にしても荘子にしても、読めば読むほど、その思想の深さを感じざるを得ません。
理解することも、ましてや実践することも容易ではないと思わされます。
荘子の説明の中にもありましたが、一歩一歩理解し、実践していけたらいいな、と思います。

ちなみに、仏教が中国で受け入れられたのは老荘思想があったからだと、何かの本で読んだことがあります。
ひろさちやさんの仏教解説書も読み始めていますが、仏教と老荘思想はかなり近い関係にあるような気がしています。

マンガ老荘の思想/蔡志忠・野末陳平・和田武司



★★★★★

とてもわかりやすいです

老荘思想についての本は、これまで何冊か読んできましたが、
その中では本書が一番わかりやすいものでした。
(とはいえ、本書を読んでわかった気になっているだけだと思いますが。。。)

老子も荘子も、
ウィットに富んだユーモアでもって世の中を批判しながら、
「道(タオ)」を説いているとのことのようですので、
マンガという手段によって解説するというのは結構マッチしているのではないかと思います。

本書では、マンガ・セリフ・読み下し文・解説を駆使して老荘思想を解説していますが、
これらのバランスも良いのではないかと思います。

なお、本書は老子・荘子の全文ではなく、主要なものだと著者が選んだものを抜粋して掲載しています。
この点だけ留意して頂ければいいのではないかと思います。

ほっとする老子のことば/加島祥造



★★★

老子のエッセンスをわかりやすく解説

老子道徳経のなかから著者が重要と考えているパーツを抽出し、それに解説を加えています。
著者の『タオ-老子』もわかりやすかったですが、解説があることでよりわかりやすくなっています。


ただし、「あれっ?」と思ったことがありましたので、評価を下げました。

1つは、孔子の「論語」のとらえ方です。
老荘思想が孔子の「論語」を批判していることは知っているのですが、
本書では「論語」の表面的な理解のみに基づいて批判している箇所がありました。

もう一つは老荘思想の視点からみた違和感です。
本書中で、著者が花の美しさに感化されて枝を折り持ち帰ったといった記述がありました。
これは無為自然を旨とする老荘思想に反するものだと思います。
私の理解している限りにおいては(間違っているかもしれませんが)、
花を見て美しいと感じたら、それ以上のことはせず、その美しさにも執着しないのが老荘思想だと思います。

以上のことから、著者がとらえている老荘思想は本筋からちょっとズレているのではないか、と思ってしまいます。

タオ-老子/加島祥造



★★★

老子道徳経がユーモアに満ちた思想であることを教えてくれた

本書は、老子道徳経全81章について、
英語訳をベースに現代人がわかりやすい言葉や比喩を駆使して、口語訳したものです。
ですのでスーッと心に入っていきます。

全章を2度ほど読んだ後に、気が向いたときに数章よんでいるのですが、
読むたびに心が癒されていくような気がします。

本書での訳については、いろいろな議論があるとは思いますが、
学術の世界ですら様々な議論があり、様々な訳があるようですので、
本書を読むときには気にしないでいいと思います。

なお、学術的な知見を得たい方には、森三樹三郎『老子・荘子』が参考になると思います。

※追記(2012/5/24)
著者の『ほっとする老子のことば』を読んだ際に、著者の老荘思想についてのとらえ方に違和感を覚えました。
したがって、評価を★5つから★3つに変更しました。
但し、老子道徳経がユーモアに満ちた思想であることを教えてくれたことには感謝しています。

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