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Rising Sun

Author:Rising Sun
元経営コンサルタント
専門分野:ヒト

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。
また、マネジメントは企業だけのものではなく、国家を含めあらゆる組織体や個人にとっても必須のものです。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

Amazon殿堂入りレビュアー
(2017・2018)
2018/07/18、突然Amazon.co.jpが事前通知なく全レビュー強制削除&レビュー投稿禁止措置を発動。

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武器としての理系思考/武田邦彦



★★★★★

いかなることを議論・検討・判断・実行・検証するにも最低限必要なスキル

武田先生の番組(虎ノ門ニュース・トモダチTV・幸せ砂時計・ニューソクなど)は
できるだけ観るようにしており、いつも大切な知見・考え方を教えていただいています。
YouTubeで最も観ているのは武田先生の配信動画です。
なぜなら、武田先生の配信動画を観て理解して初めて、思考の準備が出来るからです。

本書はこれらのエッセンスを凝縮したものだと言えるでしょう。
上記番組を観ていても、やはり書籍で読むことで、じっくり味わうことができます。

一般庶民はもとより、権力を持つ人は、その責任を果たすために
本書ぐらいは読み込んで理解した上で活動したほうがいいと思います。
いかなることを議論・検討・判断・実行・検証するにも最低限必要なスキルだと思います。

また本書をしっかり読んで理解した上で、
各々が社会で生きていくために、また仕事で活躍するために、
それぞれの専門分野における科学的知見を吸収し、
最新情報を常にアップデートしておくことが大切だと思います。

会社などで社内・社外の人間関係を良好にするためだけでも
脳科学・神経科学・遺伝学・生物学・進化理論ぐらいは必要でしょうし
(例えば本ブログでの「ヒトの自然科学」カテゴリーの書籍)
昨今話題になっている環境問題・エネルギー問題を正しく理解し、議論するためだけでも
物理学・工学・デジタル&AIぐらいは必須だといえるでしょう。
(例えば本ブログでの「自然科学」「Digital/AI/Tech」カテゴリーの書籍)

つまり自然科学の知見と考え方を理解していないと
正しい意見を持つことも、正しく議論することも、適切な判断をすることも
できないということです。

またこれからの企業経営・戦略、国家運営・戦略などでは
これらの自然科学の知見を前提にしないと必ず間違うことになるでしょう。

いまの日本は、自然科学を無視した議論・検討・判断・実行・検証が横行しています。
それよりもイデオロギー・利権・感情に基づく脊椎反射が幅を利かせています。
これでは日本を破壊してしまいかねません。

反日左翼はもとより日本を破壊するための存在ですので論外なのですが、
自称保守という方々も自然科学を知らず、知ろうともせず、イデオロギーありきですので、
科学的観点から見れば、どちらも同罪と言わざるを得ません。
左翼だから原発反対・保守だから原発賛成という短絡的な発想がいい例です。

国民全員が少なくとも本書を読んで、その内容を理解でき、実行に移さなければ、
科学技術立国日本の復活・発展はあり得ないでしょう。

本書を読まれる方が1人でも増えることを願ってやみません。

あと武田先生にお願いがあります(届けばいいな)。
虎ノ門サイエンスを是非書籍で出版していただけますでしょうか。
また過去の武田邦彦YouTube公式チャンネルでの連載配信なども是非書籍で出版していただけますでしょうか。
アコースティック哲学・世界史など科学者の視点で非常に役立つ情報満載ですので。


先入観はウソをつく 常識や定説を疑い柔軟な発想を生む方法/武田邦彦



★★★★★

自分自身の先入観は原則疑った方がよいと思わされました

考えるまでもない、日常の基本的な生活はともかくとして、
少しでも思考や判断が伴うような物事については、
自分自身の先入観は原則疑った方がよいと思わされました。

例えば、自然科学の分野についてはそこそこ書籍は読んでいますが、
それでも大自然の摂理と比べれば現在の自然科学はわかっていないことの方が圧倒的に多いので、
そこそこ書籍を読んだからと言ってそれに囚われてはならないと感じさせられました。

自然科学の分野ですらそうなのですから、
人文科学や社会科学の分野については、尚更だと思います。
歴史にしても政治にしても、数多くの書籍で教養を身につけてはきましたが、
それを真理だと思わないようにしなければならないと感じさせられました。

学んできた科学的教養は教養として頭の中に入れておきながらも、
頭を緩めておいて、新たな情報に対して受け入れ態勢を整えながら、
先入観にも囚われず、かつ新たな情報にも囚われず、
自分自身で判断していくことができるようにしていく必要があることを痛感しました。

「正しい」とは何か?: 武田教授の眠れない講義/武田邦彦



★★★★★

「正しい」についての哲学

深いですね。

西洋における「正しさ」が利己主義的なものからきていること、
日本における「正しさ」が空気でつくられてしまうこと、
また「正しさ」には慣性が伴ってしまうこと、
など一見「正しい」と思われるものに対して、
一旦立ち止まって、しっかりと吟味して真理を追求するために必要なことが、
わかりやすく、例を挙げながら、深く解説されています。

科学者として常に真理を追求している著者ならではの本だと思います。

普段著者がYouTubeなどで発言内容を見聞きされている方にとっては、
既出のものが少なくないのですが、
こうして書籍としてまとまったものとして、読んでみると、
考えながら読むことができますので、
頭の中を整理しやすくできます。

今後「正しさ」について迷いが生じたときには、
本書に立ち戻ろうと思います。


他人に踊らされたくないのなら、疑う力を鍛えなさい/武田邦彦



★★★★★

様々な社会的な課題を自然科学的思考法で問題提起してくれる貴重な先生

本書は月刊紙コラムに加筆・修正を加えたものをテーマ別整理して出版された本です。
個々のテーマやトピックについて興味を持って読ませていただきました。

興味深いものが満載ですが、レビュー時点現在にもつながるトピックの例を1つ挙げると、
「再軍備しても日本は守れない」があります。
超要約すると、専守防衛の軍備をどれだけ増強しても、一斉ミサイル攻撃には対処できないということです。
イージス・アショア配備が白紙撤回されて、一部で騒がれていますが、
イージス・アショアが配備されたとしても、一斉ミサイル攻撃が行われれば、全弾撃ち落とすことは不可能です。
このことを、数字を使ってわかりやすく説明しています。

それに加えて個人的に著者に期待しているのは、
個人的に追いきれない自然科学の知見をわかりやすく教えてくださることと、
様々な社会的な課題をタブーなしで、かつ自然科学的思考法で問題提起してくださることです。

様々な社会的な課題(政治・経済など)について、
勿論マスメディアは特定の思想やイデオロギーを持った層に
ターゲットを絞って売り上げを獲得するために、
手段を選ばず情報を垂れ流しますので論外です。

しかし、人文系や社会科学系の専門家(学者・言論人・評論家など)のほとんどの連中や、
自然科学系の専門家であっても金儲け優先・御用学者・権威主義などの連中は、
マスメディアと大差ありませんので、
正しい情報を得ることや、正しい問いを考えることについて、
ほとんど役に立ちません。

そのような状況下で、私が知る範囲では著者だけが、
例外的に自然科学的思考法で正しい問題提起をしてくださっています。

著者の自然科学的思考法が極めて重要であることは、
私自身が自然科学系の書籍を150冊程度読んでみて身をもって学びました。

自然科学系の書籍・著者は
人文科学系・社会科学系の書籍・著者と比べて、
事実の追求・論理的整合性・検証可能性など科学レベルが
圧倒的に優れています。

逆に言えば、
人文科学系・社会科学系の書籍・著者が
如何に非科学的かということも痛感させられました。
科学と呼ぶことさえおこがましいものも決して少なくありません。
特に経済学では単なるイデオロギーに過ぎないものがかなり多いです。
これでは正しい判断はできません。正しい問いもできません。

ですので、著者の書籍・ブログ・ネットを活用しながら、
そのテーマだけでなく、その背景にある自然科学的思考法を学ぶことは、
いい加減な情報が氾濫している現代において非常に重要なことだと考えています。


今、心配されている環境問題は、実は心配いらないという本当の話/武田邦彦



★★★★★

あらゆる環境問題に科学的に斬り込む!

人間が人間らしく生きながらも、
自然の一部として調和しながら生きていくために、
大きくは地球環境から小さくは人体の中の環境まで、
環境と名のつくあらゆるものについて科学的に切り込んでいます。

国、利権団体、無知な環境団体、メディアによるフェイクによって、
環境を守るという美名の元に科学的な根拠なく、
一般国民の大事なお金が吸い取られ、
国民の生命が脅かされ、
かつ環境が破壊され続けています。

本書を読むことで、
科学的に正しい環境問題の捉え方を身に付けることができると思います。

また、本書は科学的な知見に基づいていますので、
科学的な新たな知見が出てきたら反証可能な余地が残されており、
単にイデオロギーや感情だけで環境問題を取り扱っている方々よりも誠実です。

購入前に想定していた内容とは異なりましたが、
より広い視点で環境について科学的な視点を得られたことは想定外のメリットでした。
なお、本の表紙に書いてあることについても、もちろん科学的に切り込んでいます。

武田邦彦の科学的人生論/武田邦彦



★★★★★

座右の書の一つになりました

巷の人生論とは異なり、
本書は、自然科学・哲学・宗教を深く理解した上で、
その境界線を飛び越えて著者なりに融合した人生論になっています。

自然科学の根拠があるのにそれを取り込まない、
また先人の偉大な智慧があるのにそれを無視する、
というものを信じない私にとっては、本書は非常に有益な人生論です。

40歳代に入ってこれから第二の人生を考えようとされておられる方、
50歳代以降で第二の人生をどう送ろうか悩んでおられる方には、
著者の以下の本がお勧めです。
科学者が解く 「老人」のウソ

原発と日本の核武装/武田邦彦



★★★★★

原発を安全に利用できるほど人間は未だ進化できていないということかな

本書を読むと、
原発の弱点がそのまま人間の弱点に読み替えができるように思えます。
人間が、少なくとも原発に関わる方々が、その弱点を克服しない限り、
原発の安全運転は保証できないのではないかと思います。

国家安全保障と同様、人の生命がかかっていますので、
この問題にイデオロギーを持ち出すことは無意味です。
国家安全保障は盤石、原発は廃止でいいでしょう。

科学者が解く「老人」のウソ/武田邦彦



★★★★★

第二の人生は、同じ時空間の中で別次元で生きるということ

ちょうど、このテーマで悩んでいた時に、本書が出たので購入して読みました。
武田先生は自然科学をベースに自然科学の思考で物事を考え論じる方なので、信憑性があります。

本書では、巷、特にメディアで言われている老人や老後のウソを暴き、
人生は、最初の50年を第一の人生とし、次の50年を第二の人生として分けて考え、
第二の人生を如何に生きるかについて論じています。

第二の人生50年は、「生物として生きている意味がない」のに生きていきます。
この事実をどう前向きにとらえていくかがポイントになるのではないかと思います。

この「生物として生きている意味がない」というショッキングな言葉について、
本書でも理由が述べられていますが、
生物学・遺伝学・進化論などの本をそれなりに読んでいると、この言葉はすんんりと腑に落ちます。
逆に「生物として生きている意味がない」のに何故生き続けていけるのかが不思議なくらいです。

いずれにせよ「生物として生きている意味がない」のに生き続けていくわけですから、
第一の人生(生まれてから子育てを終えるまで)とは異なる意味を見出し、
第二の人生を充実したものにすべきじゃないですか、ということです。

そのためには、新たなマインドセットが必要になるということです。

武田先生曰く、
この第二の人生についてフォーカスした哲学や思想は世の中は存在せず、
また世の中の様々な仕組みについても第二の人生が考慮されていないとのことです。
しかも、政府やメディアが嘘を垂れ流しています。

そこで、
まず、老後・老人といったネガティブな表現・用語・概念を一切頭の中から捨て去り、
50歳なら第二の人生50年の1年目といった考え方を採用すべきだということです。
脳がそのような思考回路になることで、脳と身体がそのように反応します。

次に、そのマインドに合わせた身体の使い方や鍛え方をすべきだということです。
人間の身体は少しずつ老化はしていきますが、可塑性がありますので鍛えることは可能です。
老後・老人だからといって身体を使わないと老化が本当に進んでしまいます。
また、身体を使い鍛えることで脳にフィードバックがなされ、頭も鍛えられます。

そして、誰かに貢献できるような人生の目標をつくるべきだということです。
それも、自分のやりたいと思うことを無理せずにやればよいということです。
勿論、生きていくためにお金は必要ですから、そのための仕事は必要ですが、
それに時間を奪われすぎないために、第二の人生の準備期間にお金をためておくことを推奨しています。
金儲け・出世・競争といった第一の人生で必然的に経験しなければならないことから離れた方がよいということです。

第二の人生は、第一の人生を送る人々と同じ時空間の中で生きながらも別次元で生きるということなのかもしれません。

なお本書には、巷・政府・メディアが垂れ流している数多くの嘘について、
自然科学的な反駁により嘘を暴いていますので、第二の人生を生きるうえで非常に参考になります。

第二の人生の準備に入る方々(40歳代)や既に第二の人生をおくっておられる方々(50歳代~)にとっては、
必読書といえるのではないでしょうか。

なお、武田先生の以下の本もお勧めです。
以下の本が基本版にあって、本書が第二の人生版という位置付けだと思います。
武田邦彦の科学的人生論 『武田先生、ホンマでっか! ?』

もうだまされない!「身近な科学」50のウソ/武田邦彦



★★★★★

いい加減なデマに騙されないための指南書

環境保護について幾つか疑問に思うことがあるので手に取りました。
本書において最新・詳細・多角的かつ科学的なデータが網羅されているわけではありませんが、
少なくともメディアや政官業の利権勢力によるいい加減なデマには騙されないレベルの反証はなされており、
今後これらから垂れ流されるデマに騙されないための一般教養は身につくのではないかと思われます。
また本書を読むことで現在行われ、また推奨されている環境保護活動が、
逆に環境を大きく傷つけ、かつ膨大な税金の無駄遣いになっていることがよくわかります。

なお、今後も様々な問題が取り沙汰され、科学も進歩していきますので、
定期的に続編を刊行して頂きたいものです。

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