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Rising Sun

Author:Rising Sun
元経営コンサルタント
専門分野:ヒト

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。
また、マネジメントは企業だけのものではなく、国家を含めあらゆる組織体や個人にとっても必須のものです。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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芸術国家 日本のかがやき Ⅰ縄文時代から飛鳥時代/田中英道



★★★★★

芸術、日本を知るための新たな視点

これまで日本の歴史・文化・伝統については、
様々な分野の方の様々な本を読んできました。
また、この本の著者の書籍も何冊か読んできました。

しかし、本書が主軸にしている「芸術」という視点
で日本を捉えたことはありませんでした。

芸術や、それが持つ美という視点で日本を捉え直すこと、
また、外国の芸術との比較で捉え直すこと、
これによって、
これまでとは違った新たな日本の姿を見ることができました。

本書はシリーズ本で、
Ⅰ〜Ⅲまであり、かつ値段が安くはありませんので、
試しにⅠのみ購入して読んでみましたが、期待以上の内容でした。

特に縄文文化・芸術には興味がありましたので、
非常に興味深く読むことができました。

また、飛鳥時代の仏教芸術(仏像・寺社など)についても、
日本独自で培ってきた縄文以来の芸術をベースにしながらも、
様々な文明との交流の中から必要なエッセンスを吸収して発展したなど、
文明史を織り交ぜながら芸術・美について解説されていますので、
非常に新鮮でした。

文字の無い時代からの考察ですし、
文書に残っていないことも考察していますので、
著者の解説に対して批評はいくらでもできるとは思います。

しかし、形象として
縄文時代には、土器・土偶・埴輪などが残っており、
飛鳥時代には、仏像・寺社などが残っていますので、
文字だけの世界で狭く解釈してしまうよりも、
より広い考察や可能性の探求ができますので、
学問としても発展するでしょうし、より興味が湧いてきます。

シリーズの続きを読むかどうかはまだ決めていませんが、
日本人の根源を知りたいという個人的欲求は本書で満たすことができました。
また本書により、日本人の根源について更に知りたいという欲求がでてきました。


縄文文明と中国文明/関裕二



★★★★★

比較することで縄文文明が更によくわかる。
眠っている本能を目覚めさせる必要がある。


著者の『「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける』が非常によかったので、
こちらの本も読んでみました。

縄文文明の解説自体は、上記の著作の方が詳しかったのですが、
中国文明や一神教文明との比較により、
縄文文明がいかに素晴らしいものであり、また誇りに思えるものか、よくわかりました。
(全面的に礼賛するものではありませんが、素晴らしいことは間違いありません)


ただ、本書で著者は極めて重要な問いかけをしています。
「文明とは何か?」「文明は人を幸せにしているのか?」です。

これについては、議論百出だと思います。

しかし、
人間が大脳皮質で考えることは所詮限界があり、
脈々と受け継がれてきたDNAと比べれば大したことはないし、
宇宙や大自然にはまだまだ未知のもののほうが膨大にある
というのは自然科学(脳科学・遺伝学・生物学・物理学など)では常識的な知見です。

最先端科学が、
日本の縄文から受け継いだ自然信仰や、インド哲学などに、
やっと追いついてきた、といったところでしょうか。

文明が生み出した便利なものは使えばよいと思いますし、
これからも更に科学技術は発展を続けるでしょう。
ただし、これらはあくまでも生きていくための手段であり、目的ではありません。

日本人が幸せに生きていくためには、
縄文時代からDNAに刻み込まれた眠っている本能を目覚めさせる必要があるのではないか、
とおもいます。

比較文明論の本だと思って読んだのですが、
非常に重要な問いかけをしてくれましたので、
本のタイトルとは異なりますが、非常に良い本だと思います。

「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける/関裕二



★★★★★

縄文文明の素晴らしい解説書

縄文時代の新説については、
他の書籍などで情報をえていましたが、
本書を読むことで、その整理がつきました。

また、新しい縄文時代の新たな学術的知見も得ることができ、
更に理解を広げることができました。

私個人にとって本書での貴重な部分は、
①縄文時代から弥生時代への変遷、
②日本と大陸との関係、
③歴史と神話との関係、
についても、
著者の推測はありつつも、
できるだけ研究結果を織り込みながら、
また著者とは異なる見解も示しながら(社会科学では大事)、
わかりやすく説明されていることです。

上記①②については、
長浜浩明氏の本を3冊ほど読んでいましたが、
彼の著作とは比べ物にならないほど、
丁寧に書かれています。
※ですので、彼の著作3冊の評価を下げます。


あと、著者の想いや願いが強く出ているとは思うのですが、
日本人は戦争などの乱世を経験すると、平和な縄文時代への回帰を願うようです。

縄文人が、水田稲作に躊躇したのは、
それに伴う様々な争いや戦いを回避したかったからだ、と著者は述べています。

もしそうであれば、その文明と遺伝子を継承している現代日本人もそうでしょう。
一方で現実世界から逃れることはできません。
そのジレンマを解消する方法を編み出さなければなりませんね。

縄文時代の科学的な最新情報を得たくて手に取りましたが、
良い意味で、生き方まで考えさせられるとは思いませんでした。

縄文文化が日本の未来を拓く/小林達雄



★★★★

概ね正しいが、あくまでも入門書

縄文文明が世界最古の文明であること、
その文明を現在の日本人も引き継いでいることは間違っていません。
ただ、
自然科学の知見を駆使しきれていないこと、
それらを踏まえた理論武装が甘いことから、
あくまでも入門書レベルに留まっています。


韓国人は何処から来たか/長浜浩明



★★★

古代史の超巨大ブーメラン

日本人の半島起源説は本書の様々な分野の科学的知見を踏まえた解説によって完全に崩壊しました。
日本人は、半島からではなく大陸北方から樺太経由で、大陸南方から東南アジア経由で日本列島に来た祖先を起源としています。
半島との関係は、むしろ日本から半島へ日本人が移り住み半島南部で任那という名で統治していました。
従って、半島と日本列島との間の海は古代史を基にすれば日本海と呼ばれるのが当たり前です。
本書によって、歪められた古代史に対して巨大なブーメランが突き刺さりました。

追記;
関裕二著『「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける』の方が、良書でしたので相対評価を下げました。
著者のYouTubeをみました。非常に人を見下すような態度があからさなでしたので、評価を下げました。

新版 国民のための日本建国史/長浜浩明



★★★

唯一ともいえる科学的日本古代史論者の一冊

文献学・地理学・歴史学・考古学・言語学・遺伝学・生物学・物理学など、様々な科学から得られた知見を補助線として駆使し、
これらに基づいて日本建国史を論証した素晴らしい本です。
・神武天皇は実在した
・神武天皇即位は西暦70年ごろであった
・神武東征は史実である
・大和朝廷は武力ではなく婚姻によって勢力を広げていった
・邪馬台国は北九州にあった
・邪馬台国はチャイナに奴隷を提供していたので大和王朝に滅ぼされた
など

日本建国史については、様々な解釈がありますが、
本書を読めば、それらのほとんどが学問に値しないいい加減なものであることがわかります。
特に権威を振りかざした無能エリートによる間違った数多くの論説については、
日本人に間違った建国史観を植え付けることになりますので、百害あって一利なしです。

左翼学者・研究者・評論家が建国史を皇室を貶めるために捏造・偏向するのは、まあよくある話ですが、
保守系の学者・研究者・評論家ですら建国史を正しく研究していないこと、記紀すらまともに読んでいないことには驚かされます。
本書で著者に論破された学者・研究者・評論家を以下に挙げておきます(初出順)。
・司馬遼太郎氏
・中橋孝博氏
・溝口優司氏
・八幡和郎氏
・和辻哲郎氏
・白鳥倉吉氏
・井上光貞氏
・田中卓氏
・古田武彦氏
・森浩一氏
・安本美典氏
・井沢元彦氏
・武光誠氏
・八木荘司氏
・渡辺昇一氏
・田中英道氏
・春成秀爾氏
・設楽博巳氏
・直樹幸次郎氏
・江上波夫氏
・上田正昭氏
・岡田英弘氏
・的場光昭氏

本書の内容だけが正しいかどうかは判断しかねますが、
学術的な根拠が明確であるが故に反証可能性があることから、
反証がなければ正しいと認定されることになります。
旧版から新版まで核となる箇所について反証はないとのことですので、
本書の内容が正しいのか、日本建国史に携わる方々に反証能力がないのか何れかなのでしょう。

日本建国史を学ぶ際の核となる一冊であることは間違いありません。

追記;
関裕二著『「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける』の方が、良書でしたので相対評価を下げました。
著者のYouTubeをみました。非常に人を見下すような態度があからさなでしたので、評価を下げました。

日本人ルーツの謎を解く/長浜浩明



★★★

スッキリしました

日本人が一万年前の縄文時代からアイヌや琉球民族も含めて、
ほぼ単一民族を継承し、また独自の文化を発展させて現在に至ることを、
男系ではy染色体により、女系ではミトコンドリアDNAにより、
最新の自然科学の知見により証明されたことは大きな意味を持つと思います。

卑劣・野蛮・残虐・未開な周辺諸国の民族とは、
少なくとも一万年前に遡って異民族であることがわかってスッキリしました。
こんな民族とは一緒にされたくないですから。

それにしても、意図的にこれらの民族と日本民族を一緒にして、
日本民族を貶めようとしてきた日本人の輩は国賊と言われても仕方がないですね。
イデオロギーと妄想で貶めてきた、司馬遼太郎や山本七平、
結論ありきと稚拙な学問で貶めてきた、数々の考古学者たち、
自然科学を身にまといながら意図的に使い方を歪めてきた遺伝学者たち、
本書にはこのような万死に値するような国賊が嫌という程登場します。

本書は日本の古代史を正しく伝える同時に、日本に蔓延る捏造史を見事に暴いていますので、
日本人なら必読書なのではないかと思います。

追記;
関裕二著『「縄文」の新常識を知れば日本の謎が解ける』の方が、良書でしたので相対評価を下げました。
著者のYouTubeをみました。非常に人を見下すような態度があからさなでしたので、評価を下げました。

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