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伝統・科学・世界を知りマネジメントに活かす

日本の伝統・ヒトの自然科学・現在の国内外情勢・マネジメントなどに関する、ブックレビュー

神道に秘められた日本史の謎/監修 三橋健





タイトルが嘘だらけ

神道の歴史的事象を時系列で並べただけの内容が薄っぺらい本です。
「秘められた」ものでも「謎」でもありません。

サブタイトルの「民衆から権力者までを魅了した日本のルーツがわかる!」も嘘です。
  1. 2019/03/18(月) 19:20:24|
  2. 神道・古事記・日本書紀
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神道とは何か/鎌田東二





まさかの左巻き神道解説書

PHP新書なので安心して購入しましたが、
まさかの左巻き神道解説書でした。

神道そのものの解説については、役に立つ部分もあるにはあったのですが、
神道から逸脱している解説の方が分量としては多く、そこでは自説を展開し、
弥生時代の朝鮮人大量渡来説や
朝鮮民族と日本人が遺伝的に同じである、
といった科学的に完全に否定されている説を採用していたり、
ありえないことに
君が代を国歌として否定する
天皇制という共産党用語を使用する
など、
読むに耐えません。

どのような思想を信じるかは自由ですが、
神道を利用して自身の信じる思想を撒き散らすのはやめてほしいと思います。
禊祓。
  1. 2019/03/17(日) 11:03:45|
  2. 神道・古事記・日本書紀
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現代語版 大西郷遺訓/林房雄



★★★★★

これぞ日本の王道

ここ一年くらい所謂保守系の書籍を数多く読んできました。
伝統・歴史・文化・思想・哲学など様々な分野に渡って読んできたと思います。

これら多読により、東京裁判史観やルーズベルト史観また階級闘争史観など、
教育・メディアなどが垂れ流して来たことに起因する洗脳からは抜け出せたと思います。

一方で、日本の保守系の情報をかなり自身に浴びせ続けてきましたので、
自身の視野や思考回路が狭まって来ているのではないか、
変幻自在の物の見方や考え方に自ら制約を課して来ているのではないか、
日本人であることにこだわることが本当に良いことなのか、
といった不安も生じて来たのも確かでした。

しかし、本書を読むことで、上記の不安を一蹴することができました。
西郷遺訓で訴えていることは、まさしく王道であり、
洋の東西やイデオロギーや時代の違いを超越し、
かつ日本が世界に誇ることができるものだと言えるでしょう。

また林房雄氏の解説も秀逸で、
大西郷遺訓をより深く理解するために非常に参考になります。
氏の解説がなければ、大西郷遺訓を正しく理解することは困難だと思います。

氏によれば、
大西郷遺訓に基づいて日本が動いているときは日本も日本人も順風満帆ですが、
大西郷遺訓を見失って日本が動いているときは日本も日本人も艱難辛苦とのことです。

現在の日本がまさに国難を抱えており、艱難辛苦の状態と言えるでしょう。
立法・司法・行政の三権のいずれも国難に対処できているとは到底思えません。
日本はどうあるべきか、日本人はどうあるべきか、を見失っているからでしょう。
利権に溺れ、浅薄なイデオロギーに執着している政官財の体たらくは、
日本を滅ぼしかねませんし、日本人を確実に不幸にするでしょう。
本書と現在の日本を照らし合わせると、そうとしか思えません。

内容が多岐に渡りますので、
詳しくは本書を読んでいただいた方が良いと思いますが、
有名な「敬天愛人」が全ての根本であり、全てを貫いています。


2018年は西郷ブームですので、様々な書籍が出版されていますが、
本書と比べると薄っぺらいものに感じてしまいます。
  1. 2018/11/18(日) 11:20:03|
  2. 伝統・価値観
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日本精神研究/大川周明



★★★★★

日本人として己を見つめ直し真の日本人となるための必読書

著者が日本精神を代表するとして選んだ9人の真の日本人について、
表層的な理解を超えて深くその精神の源に迫った秀逸な本です。

9人のいずれも、
日本の神道だけでなく、
チャイナの孔子をはじめとした数々の哲学、
インドの仏教を存分に探求した上で、これらをも超越し、
彼らが生きたそれぞれの時代に合うように日本化したうえで実践することで、
民を幸せにするために一心を投じています。

著者も本書で述べているように、
凡人がこの9人のような精神を極めることは困難なのですが、
真の日本人として精神を修養し少しでも近づくためには必読だと思います。

またこれも著者が何度も述べているように、
読んで知識として理解するだけでは全く足らず、
これを実践することで初めて知識を精神に昇華できるようになるとのことです。

読後の感想としては、
右左関係なく、現在評論家や識者などが色々と議論していることが、
極めて薄っぺらく感じるようになりました。
また反日国を含めた自らの外の時勢に通じる大切さだけでなく、
日本国内、また自らの内にある精神と真摯に向き合う大切さも痛感しました。
更に世界と、特に反日国に対峙するためにも、
まずは真の日本人としての精神を修養することが必須であることを思い知らされました。


座右の書として、常に持ち歩き、
つまらないことに囚われることなく、
読む→実践するというサイクルを何度も回すことで、
真の日本人に一歩ずつでも近づいて行きたいと思います。
  1. 2018/11/03(土) 18:24:06|
  2. 伝統・価値観
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日本書紀 全現代語訳/宇治谷孟 訳



★★★★

やっと日本書紀を読むことができました

古事記については何冊か読んだことがあるのですが、
日本書紀については、難しい、長文である、という先入観があり、
なかなか手をつけることができませんでした。

たまたま本書を見つけ、
全現代語訳と文庫本2冊分という量に惹かれて、
読んでみました。

文章は読みやすいものになっており、
この点は良かったと思います。

また内容ですが、
古事記にあって日本書紀には無いもの、
古事記には無くて日本書紀にはあるもの、
いずれにもあって同様の内容のもの、
いずれにもあるが内容が異なるもの、など
古事記だけでは得られない情報が結構含まれていることがわかりました。

特に、朝鮮半島の任那・百済・新羅の記述がかなりあることは、
古事記との大きな違いではないでしょうか。

古事記と日本書紀については、いろいろ言われていますが、
個人的には、相互補完しながら神話と古代史を楽しめば良いのではないかと思います。

なお訳者の「はじめに」「あとがき」には余計な文章が多いので、ここだけが残念です。
なんら根拠なく
任那がなかったかのような印象操作があったり、
高皇産霊尊が朝鮮半島由来であったかのような印象操作があったり、
皇国史観が悪いものであるような扱いをしたりと、
訳者のintelligenceを疑わざるを得ない記述があります。
これが日本書紀本文の現代語訳に影響を及ぼしていないこと切に願うばかりです。
ですので評価を少し下げました。

願わくば、竹田恒泰氏に「現代語 日本書紀」を執筆・出版して頂きたいものです。
  1. 2018/08/02(木) 10:42:34|
  2. 神道・古事記・日本書紀
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神話の中のヒメたち/産経新聞取材班



★★★★★

古事記をより楽しむための一冊

不毛な学術論争は抜きにして、
とにかく古事記をそのまま楽しみたい方にとっては、
おススメの一冊です。

古事記に登場するヒメたちの様々なトピックが、
一節4ページと簡潔にまとめられ、
かつその中にトピックにまつわる場所や取材に基づく伝承などが散りばめられています。

本書を読んで、ヒメたちがいないと古事記が成立しないことが、よくわかりました。

ある程度、古事記に親しんでいないと、
本書の内容を理解するのは容易ではないと思いますが、
理解した上で読めば、「ほほう」「なるほど」「へえ〜」の連続です。

良い本を手に取ることができました。
産経新聞取材班の方々に感謝です。
  1. 2018/05/15(火) 20:56:40|
  2. 神道・古事記・日本書紀
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葉隠入門/三島由紀夫



★★★★★

現代でも通用する武士道

三島由紀夫氏による「葉隠」の解説である、
「葉隠48の精髄」がわかりやすくて良いですね。
また、笠原伸夫氏による現代語抄訳も理解を進めてくれます。
タイトル通り「葉隠入門」として素晴らしい本だと思います。
また本書のように「葉隠」を説明してくれると、
武士道が現代でも通用するものであることがよくわかります。

新渡戸稲造による「武士道」よりも「葉隠」の方が、
日本人の武士階級の在りようを正しく伝えているのではないでしょうか。

なお、武士道については以下の本も参考になると思います。
菅野覚明氏著「武士道の逆襲
  1. 2018/05/04(金) 14:10:07|
  2. 伝統・価値観
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武士道の逆襲/菅野覚明



★★★★★

軽々しく「武士道」を扱うべきではないですね

クリスチャンである新渡戸稲造による「武士道」が、
西洋列強に対して日本も文明国であることを示すために、
キリスト教のフレームを使って武士の規律を紹介していたことは、
おぼろげながら知ってはいました。

しかし本書を読むことで、
新渡戸稲造の「武士道」をはじめとする明治武士道と、
本書で解説している真の武士道との歴然とした違いを知ることで、
明治武士道がどれだけいい加減なものであるのかということ、
また真の武士道を現代において軽々しく扱うべきではないということ、
を学ぶことができました。

三島由紀夫氏が解説している以下の本も参考になると思います。
葉隠入門
  1. 2018/05/03(木) 15:15:42|
  2. 伝統・価値観
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帝室論/福沢諭吉


★★★★★

議会制民主政治・政党政治の弱点や限界を見据えた皇室の積極的な在り方

さすがは福沢諭吉翁というべきか。
議会制民主政治・政党政治の黎明期において、
既にその弱点や限界を正しく見極め、
これらを見据えた上で、
日本の未来を正しく導くために皇室の積極的な存在意義を提示しています。

議会制民主政治・政党政治が俗なるもの、唯物的なものにならざるを得なくなるが故に、
皇室が聖なるもの、精神的な存在として積極的に役割を果たしていく必要があるとしています。

日本古来の文化や芸術の保護、
政治の介入しない教育の普及、
合理では解決できない福祉の促進など、
現在の政治ではなかなかうまくいかない分野について、
皇室に独自の財産を付与した上で皇室にお任せした方が国民の理解が得られるとしています。

アメリカによる占領条約である日本国憲法下での皇室の国事行為と比べると、
かなりの開きがあるとは思いますが、
この開きは単に東京裁判史観の洗脳によるものに過ぎません。

日本は立憲主義のもとで、君主制でもあり民主制でもあります。
この際、ゼロベースで君主制と民主制のベストミックスを
検討してみてもいいのではないかと思います。
  1. 2018/03/25(日) 21:47:29|
  2. 天皇・皇室
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日本人として知っておきたい皇室のこと/日本会議 編



★★★★★

皇室の祈りを知り、それに応えることが大切ですね

125代続いている万世一系男子の歴代天皇と今上陛下による、
命を懸けた祈り(大御心)を日本人はもっとよく知る必要がありますね。
そして、その祈りに対して浄明正直に感謝するとともに、
祈りに対して応えていくことができるように、
また祈ってくださってきた皇室制度がこれからも永遠に続くように、
していくことが大切ですね。

本書を読んで、そのような気持ちになりました。

宮中祭祀は天皇の国事行為として行えるようにすべきですね。
アメリカによる占領条約である、
日本国憲法を破棄して帝国憲法21世紀版にするか、
日本国憲法を換骨奪胎して帝国憲法の重要条項を取り入れるか、
いずれにせよ、天皇に関する条項は第9条と同じくらい改正が必要ですね。
  1. 2018/03/25(日) 19:29:18|
  2. 天皇・皇室
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プロフィール

I am that I am.

Author:I am that I am.
誇りある日本の復活を望む一日本人

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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