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Rising Sun

Author:Rising Sun
リヴァタリアン


マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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世界基準の安保論がスッキリわかる本/高橋洋一



★★★★★

ファクトを確認したうえでの議論が必要であるということ

本書は、様々な安全保障の研究や安全保障を考える際に分析すべきデータを踏まえて、
数学的に安全保障を取り扱い、どのようにすれば戦争にならないようにできるか、をわかりやすく解説しています。
国会などでは右左に分かれて様々な議論(といえるのかは疑問)をしていますが、
本書はイデオロギーから離れて冷静に数字で表していますので、まともな議論のきっかけになるでしょう。
逆に本書の内容を踏まえない議論は、イデオロギーが優先されることで議論が噛み合わなくなってしまうでしょう。

日本においては、
本書を踏まえたうえで、更に地政学的なリスクや、個別具体的な事象を踏まえながら安全保障を具体化させればよいのだと思います。
チャイナ・北朝鮮・韓国・ロシアに対して如何に対峙していくかを具体的に検討する必要があるでしょう。
チャイナは本書の延長線上のことを着々と進めています。
北朝鮮は本書よりも格段に危なくなっており、6回目の核実験(水爆と考えられる)とICBMの実験を繰り返し、一触即発の状況です。
韓国は本書ではあまり触れられていませんが、放っておくと媚北従北路線を国際協調に反して行いかねません。
また韓国を民主主義国として扱えなくなってきていますので、本書で紹介された法則からすると危険視しておいた方がよいと思います。
(チャイナの影響を受けているからか、大統領が交代する度に易姓革命が起きているような感じです)
ロシアは北方領土を返還する気は全くないようで、日本からの経済援助だけをかすめ取ろうとしているように思えます。

トランプ大統領と安倍首相の関係だからこそできることをしっかりと国民に訴えながら抑止力を確立・強化していくのがよいと思います。
例えば、
防衛予算を国際水準並みの対GDP比2%に増額する(現在は1%)
陸海空の戦力編成を陸から海空にシフトする(本土に上陸されたら終わりなので、制空権・制海権を守り抜く)
敵基地攻撃能力を保持する(トマホーク1000基を日本海側に配備、ミサイル防衛はコスパが悪い)
アメリカとの間でニュークリア・シェアリングを行う(独自で保持はできないがシェアリングならNATO方式なのでアメリカも認める)
これらを反論なく法的に駆使できるよう日本国憲法第9条2項を削除する
などです。

なお、安全保障に反対する左翼野党の中には本書の内容を理解したうえで、あえて反対している政党もあると思います。
なぜなら、彼らの目的は日本を守ることではなく、日本を破壊することで革命を遂行することだからです。
左翼野党の中には確信犯がいることも安全保障を検討する際には考慮しておく必要があります。

戦争にチャンスを与えよ/エドワード・ルトワック



★★★★★

平和を目的にした戦略には、感情・妄想・偽善は百害あって一利なし

日常生活を送っているモードで本書を読むと、かなり過激な意見だと思えるでしょう。
ただし、国際紛争を本質的に解決し、平和を希求するのであれば、
著者の提言には耳を貸す必要があるでしょう。
平和を目的にした戦略には、感情・妄想・偽善(責任なき善意)は百害あって一利なしです。

そして戦略を遂行するには、相手に明確にその戦略をわからせる必要があります。
日本はこの点では、曖昧さを良しとする伝統がありますので、
少なくとも対外戦略では、その曖昧さを断ち切らなければなりません。
本書でも尖閣諸島への戦闘員常駐を勧めていますが、
これぐらい明確にしないと内向きのチャイナは日本の態度が理解できないでしょう。

また、日本による途上国援助についても、
踏み絵を踏ませるぐらい明確に日本に付くか否かを
事前にはっきりさせる必要があるでしょう。
インドネシアによる二度にわたる高速鉄道キャンセルについては、
日本は毅然とした態度をインドネシアに示す必要があるでしょう。
ただし、この点については日本が果たして信頼に足る国かを振り返ることも必要です。
大東亜戦争終了後に日本軍の助力によって独立を果たしたインドネシアは、
当時日本に対して多大な感謝をしていました。
それが、今では高速鉄道で日本とチャイナを天秤にかけています。
東京裁判史観・自虐史観に洗脳された戦後の日本が、
インドネシアにとってどう映っているかも考える必要があります。


更に日米同盟を基軸とした外交の強化についても、
日米とチャイナを天秤にかけるような態度をとる国に対しては、
むしろ足手まといになりかねませんので、厳格に峻別する必要があるでしょう。
どんな国に対してもいい顔をするのが外交ではありません。
韓国はその最たるものでしょう。
チャイナ包囲網を確立するのに韓国は邪魔なだけです。

なお国連を始めとした各種国際機関に対して日本は盲目的に信頼する傾向がありますが、
これらの期間は、いってしまえば国際的な官僚機構であり、
官僚機構の持つ負の部分は全て備えていると言って良いでしょう。
日本の官僚機関に対する批判は、これらの機関にもより大きく当てはまるでしょう。
例えば、
・世界で最も人権を蹂躙しているチャイナが、持ち回りで理事国を務める国連人権理事会(UNHRC)
・チャイナが捏造した南京大虐殺を世界記憶遺産に登録したユネスコ(UNESCO)
・いつどうなるかわからない中国人民元を特別引き出し権(SDR)構成通貨に採用した国際通貨基金(IMF)
・地球温暖化二酸化炭素説を捏造した気候変動に関する政府間パネル(IPCC)
国際機関については日本の国益を訴えるところであって、ありがたがるところではありません。

タイトルが本書の全編を通して解説されているわけではありませんが、
掲載内容は決してバラバラではなく、底流に通底するものがあります。

前著の中国4.0も刺激的でしたが、本書は更に刺激的です。
良い本に出会うことができました。

アメリカと中国は偉そうに嘘をつく/高山 正之



★★★★★

国内・国外の非道さについての小気味好いコラム

2015年出版と少し古いですが、
国内・国外の非道といえる国家・権力・メディア・団体についての最近の解説書を、
凝縮して、小気味好くコラムにして紹介していると思います。
また、本書で挙げている非道さは益々酷くなっているような気がしますので、
本書に古さは全く感じられません。
読みながら非道さそのものに対しては、怒りを覚える一方で、
小気味の良い文章で紹介されていますので、怒りが軽減され愚かさを感じます。

これを読むと、国連が如何に欺瞞に満ちた存在であるかもわかります。
常任理事国すべてが非道さを持った国家ですからね。

しかし、これらの国々と付き合っていかなければならないのも事実です。
(もう付き合わなくていい国家もありますが)
備えあれば憂いなしです。知っておいて損はありません。
ただ、外務省は解体&再構築することは必須でしょう。

とはいえ、日本はこれらに慣れつつも染まってはいけません。
染まってしまえば、日本の伝統が生み出した日本らしさ、日本の良さがなくなってしまいます。
むしろ日本らしさ、日本の良さに磨きをかけて、相手に見せつけるぐらいでも良いでしょう。
また日本が得意とする外来文化の日本化で、日本らしく相手に対峙しても良いでしょう。

残念なことに、非道に染まってしまった
日本の政党、メディア、企業、団体は少なくありません。
これらの見苦しさを少し覗いてみるだけで、
染まってはいけないことがわかると思います。

特に、マスメディアの偏向ぶりはもはや周知の事実ですが、
まさかここまでとは思いませんでした。
本書の内容が事実であるとすれば、
マスメディアの情報はほとんど偏向・歪曲・捏造と言えます。

本書で取り上げられている非道について、
マスメディアの報道を鵜呑みにしたことで、
幾つか間違って理解していたものを発見しました。
この点でも本書を読んでよかったと思います。

このような書籍や雑誌とネットがあれば、
既存のマスメディアは要らないのではないでしょうか。

「あの国」はなぜ、日本が好きなのか



★★★★★

世界中の親日国との共存共栄のための一冊

とにかく記載されている親日国の数が多いです。60か国ぐらいあります。
その分、各親日国がなぜ親日国になったのか、についての記述は基本的な部分に留まっています。

中には???な理由もありますし、一面的な記載もありますが、
様々な理由によって、これだけの国が親日国であること、
我々日本人の先人たちがこれらの関係を築いてこられたことに、
感謝と誇りを持つ必要があると思います。
また、これらの関係をさらに発展させていかなければならないと思わされました。

本書に記載されている60余りの一つ一つの国に対して、
価値観と目標を共有でき、互いに率直に話し合い、共に前に進んでいく、
というような関係をどのくらい築くことができるかを冷静に見極めたうえで、
互いに強い信頼関係を築くことのできる親日国を中核にして、
親日国をさらに増やしていくこと、それをネットワーク化していくことが、
世界の繁栄にとって必要だと思われます。
モノ・カネの関係も必要だとは思いますが、もっとも重要なのはヒト(価値観・信頼関係)です。

また、本書で取り上げられた親日国の中には、
国境を介して互いに争っている国々もあります。
日本はそれらの国が親日国であるということを最大限に活用して、
これらの争いを平和的に解決することも求められているのではないでしょうか。

これが、日本の外交・安全保障の一形態にまで昇華される必要があると思います。

あと、GHQのWGIPで自虐史観を植えつけられ、まだその呪縛から抜け出せない方や、
チャイナや半島からの情報だけしかインプットしていない方は、
本書を一読されることをお勧めします。

また、本書のような内容を社会科の教科書に載せるべきだと思います。

歴史問題の正解/有馬 哲夫



★★★★★

正しい歴史を学ぶことで、偏向・歪曲・捏造プロパガンダに対峙する

GHQに植え付けられた自虐史観や他国(特に志那、朝鮮)のプロパガンダを、
頭の中から取り払い、
正しい歴史で理論武装し、理性的に対峙するための必読書だと思います。

新書でありながら、膨大な文献を踏まえて、簡潔かつ本質を突いた解説になっています。

自虐史観や歴史認識について、
学校教育・メディア・似非リベラル・自称知識人の偏向・歪曲・捏造に疑問を抱かれた方には、
うってつけの本だと思います。

内容としては、目次を引用すると、
・南京事件はプロパガンダから生まれた
・真珠湾攻撃は騙し討ちではなかった
・ヤルタ会談は戦後秩序を作らなかった
・北方領土はこうして失われた
・ポツダム宣言に「日本の戦争は間違い」という文言は存在しない
・日本は無条件降伏していない
・原爆投下は必要なかった
・天皇のインテリジェンスが国體を守った
・現代中国の歴史は侵略の歴史である
・日韓国交正常化の立役者は児玉誉士夫だった
・尖閣諸島は間違いなく日本の領土である

これらについては、類書などでも解説がありますが、
本書の特徴といえる「文献に忠実」であることから、
類書で述べられていることとは異なる解説になっているものもあります。
ただし、史実解釈の方向性についての差異ではなく、
本書・著者が文献を緻密に精査したが故の決定的根拠についての違いだと思われます。

本書だけが絶対的に正しいのかどうか、
著者の知見に遠く及ばない私ごときには判断しかねますが、
文献を駆使していることから、科学的な考察といってよく、
それが故に様々な観点からの科学的な考察が可能な書籍になっていますので、
科学的に適切な再現性、批判等がなされていくと思われます。

なお、学校の歴史教育にも本書を取り入れてみるのもよいのではないでしょうか。
勿論、本書を鵜吞みにするのではなく、
本書の元になる文献を紐解くこと、それを踏まえて議論すること、などを通じて、
正しい歴史を学びつつも、歴史の正しい学び方も学ぶことができると思います。

あと、本書を読んだ所感としては、
・歴史に対する正しい理解が極めて重要であること
・プロパガンダには事実に基づいて理性的に反駁すること
・理性的な反駁が効かない相手は無視すること
・被害を及ぼす相手には実力をもって対抗すること
が重要であるということです。

例えば志那
中華人民共和国は大東亜戦争終結後に建国された国である(勿論戦勝国などではない)
日本は中華民国と戦ったのであり、中華人民共和国と戦ったのではない
中華人民共和国には日本への大東亜戦争に対する如何なる権利も持っていない
故に戦勝国・被害者としての主張を日本は一切受け入れる必要はない
建国以来、周辺諸国を侵略し続けている国家であることを全ての前提にすべきである
(因みに中華民国も台湾を侵略している)
志那と経済的な取引をすることは、志那に侵略のための軍隊を増強させるのと同じことだと認識すべきである
(一帯一路、AIIBも同じこと)
志那を経済的に豊かにし、軍事力を与え周辺諸国を侵略できるようにしたのはアメリカに責任がある

例えば朝鮮
日本は朝鮮と合併したのであり侵略したのではない
朝鮮は大東亜戦争の戦勝国ではないので、日本に対して当該戦争についての請求検討は一切ない
日韓基本条約はアメリカが大陸の反共産化政策のために日本に結ばせたものに過ぎない
しかし日韓基本条約を締結した以上、両国がこれを遵守する必要はある
全ては日韓基本条約で解決しているので、これに反する要求は全て突っぱねる
日韓基本条約を再度全面的に受け入れない限り、如何なる便益も提供しない
世界中で繰り広げられている反日プロパガンダに対しては実力をもって阻止する

また、両国に共通するものとして、
日本の領土・領海・領空に対する侵犯行為については、早急に実効支配すべきである
アメリカとの同盟で協力する必要は当然だが、まず日本が動かなければアメリカは動かない

更に、国内反日勢力にも注意しなければならないと思います。
これらの勢力に対しても、基本的には上記に準じた対応をすればよいと思います。
個人的には、日本と日本人のための正当なリベラル勢力は必要だと思っています。
しかし、今の自称リベラル勢力は、日本と日本人のためではなく、
まるで朝鮮や志那の傀儡であるかのような反日勢力に成り下がっているとしか思えません。
(事実関係はわかりませんが、言動を見ている限りそう思わざるを得ません)

ただし、
在日・帰化された方の中には親日の方もいらっしゃるはずですし、
生粋の日本人でも反日の方もいますので、
単純に民族でラベリングすることは極めて危険であり許されることではありません。
メディアやネットでの一人一人の言説をよく見極めて判断しなければならないと思います。

最後に、
本書を読まれて、正しい歴史や東アジア情勢に更に興味を持たれた方には、以下の本がお勧めです。

【自虐史観とそこからの離脱について】
ケント・ギルバート氏
まだGHQの洗脳に縛られている日本人
やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人
いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人

【志那・朝鮮の民族性・プロパガンダについて】
石平氏
なぜ中韓はいつまでも日本のようになれないのか
韓民族こそ歴史の加害者である

呉善花氏
反日韓国の苦悩

河添恵子氏
「歴史戦」はオンナの闘い(杉田水脈氏との対談)
トランプが中国の夢を終わらせる

【大東亜戦争について】
ヘンリー・ストーク氏
大東亜戦争は日本が勝った
日本が果たした人類史に輝く大革命

小川榮太郎氏
一気に読める「戦争」の昭和史

日本人はいつ日本が好きになったのか/竹田 恒泰





タイトルと内容が違う、内容も甘い

タイトルからは、
日本人がいつ頃から自分たちを振り返り、
そこから何かを見出して、
どのように好きになったのか、
についての豊富な事例紹介と、そこから集約された日本らしさの記述を想起しましたが、
記述内容はそのような類のものではなく、
GHQのWGIPの解説と、
これからの外交・安全保障の在り方でした。

よって私のようにタイトルから想起された方は、
実際に読んでみると期待外れになります。

また、外交・安全保障の本だとして、
新書かつ2013年出版だから仕方ないのかもしれませんが、
内容としては甘いと言わざるを得ません。

特に日本国内における反日勢力に対するガードが甘すぎます。

よって、著者は外交・安全保障については専門家に任せて、
皇室と神話の啓蒙・普及に専念した方がよいと思います。

ですので、著者の本については著者が得意なテーマのものだけ手に取ろうと思います。

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