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伝統・科学・世界を知りマネジメントに活かす

日本の伝統・ヒトの自然科学・現在の国内外情勢・マネジメントなどに関する、ブックレビュー

大東亜秩序建設・新亜細亜小論/大川周明



★★★

現在の知見に照らすと致命的な欠陥が露わになりますね

著者の本書での大東亜秩序建設には相当な意気込みがありますが、
現在の知見に照らすと致命的な欠陥が幾つも露わになりますね。

大東亜戦争が、
西洋と東洋との戦い、白色人種と有色人種との戦い、という構図自体は間違いありませんし、
西洋から東洋を、白色人種から有色人種を解放する戦いであることも間違いないのですが、
これらを強調しすぎるが故に、東洋・有色人種を実際よりも過度に同質化しすぎており、
大東亜共栄圏の実現の困難さを過小評価し過ぎています。

本書でも、チャイナやインドと日本は根本に同じ精神を保持していると言いつつ、
一方でチャイナやインドが日本のことを正しく理解すべきだと主張しています。

チャイナが儒教を生み、インドが仏教を生み、日本はこれらを取り込んでいる、
などを精神の同一性の根拠として主張していますが、
チャイナと日本では儒教の根付き方が根本的に異なっていますし、
インドと日本の仏教は別の宗教と言えるくらい異なり、かつインドでは仏教は廃れています。

日本が大東亜共栄圏を提唱すれば、
チャイナやインドをはじめとした亜細亜諸国が一体化できるはずだというのは妄想でしょう。
各々の国や民族に深く根ざした伝統・歴史・文化や、
これらを生み出した民族固有の遺伝子や環境を軽視しすぎていますね。

特にチャイナに対しては、認識が全く間違っていると言わざるを得ません。
本居宣長が批判しているように、
日本人はとかくチャイナの伝統・歴史・文化の優れたところだけ、表面だけ見て賞賛し、
これらの闇の部分を見極め理解しようとしない傾向があります。
著者はまさに本居宣長が批判している日本人の典型的なチャイナ観に染まっています。

本書ではコリアの歴史・伝統・文化については全く触れられていませんが、
著者のコリア観についても多分間違っているのではないかと勘ぐらざるを得ません。

インドはともかく、チャイナと一緒に大東亜共栄圏を構築するという発想自体が、
大東亜戦争で日本が負けた最大の要因の一つではないでしょうか。

福沢諭吉の脱亜論の言葉が思い出されます。
「悪友を親しむ者は共に悪名を免かる可らず。
我は心に於て亜細亜東方の悪友を謝絶するものなり」
これが当時の日本に根付いていたなら、
少なくともチャイナ・コリア抜きの大東亜共栄圏を模索することができ、
より現実的に大東亜戦争を戦うことができたでしょう。

更に、上記の対立構図に囚われるあまり、
対米英決戦が必須であると断言していることです。
そしてここに日本人特有の精神主義>物質主義が加わり、
余計に負けるべくして負ける思想が出来上がってしまっています。
ここには威勢の良さはあるものの、
理性と知性と実力に基づいた冷徹な戦略・戦術が全く見受けられません。
またこの発想で対米英との狡猾な外交交渉の道も自ら塞いでしまっています。

西洋と東洋との戦い、というのであれば、
せめて世界最強かつ東洋の叡智である「孫子の兵法」をフルに駆使すべきでしょう。
これも大東亜戦争で日本が負けた最大の要因の一つではないでしょうか。

そのうえ、西洋・白色人種の頂点が英米のアングロサクソンだという理由で、
ドイツ・イタリアと組んでアングロサクソンに対峙すべきという考えは、
もう何をか言わんや、です。
人種差別撤廃や民族自決を世界で初めて国際社会に訴えた日本が、
ユダヤ人ホロコーストを行なっていたナチスドイツと組むなど、
いかなる理由があっても許されることではありません。
まさに二千年余にわたって培ってきた日本精神を自ら冒涜するに他なりません。

本書が当時の日本にどれだけ浸透し、
国としての行動にどれだけ影響を及ぼしたのかはわかりませんが、
深く広く浸透し、大きな影響を及ぼしていたとしたら、
と思うとゾッとします。

これでは日本を戦争に巻き込み負けさせ崩壊させた上で共産主義革命を起こそうとして、
日本に送り込まれたコミンテルン工作員の活動を支援しているようなものです。


以上のように致命的な欠陥が露わになったのですが、
大東亜戦争当時の本を読んで致命的な欠陥が露わになるということは、
歴史に学ぶことができたということでもあります。
歴史に学ぶことができましたので、それを踏まえて評価しました。

しかし、こうしてレビューを書いていると、
今の日本も大して変わらないな、と思えてきます。

反日左翼は言うまでもないですが、
日本の国益よりもチャイナ利権(コリア利権も)を死守したい政治家や官僚、
モンゴル・ウイグル・チベットへのジェノサイドを無視してチャイナでの金儲けに邁進する企業や経済団体、
日本人の生命や幸福を最優先に追求するための国家戦略を全く打ち出せない政府、などです。
大東亜戦争の失敗に対して、日本自身が冷静に原因を見極め見直してこなかったからではないでしょうか。
GHQに押し付けられた東京裁判史観、WGIPによって洗脳された自虐史観からの脱却は必須ですが、
日本自身、日本人自身が自らの責任で大東亜戦争を正しく振り返ることも必須だと思います。

ただ、著者の「日本二千六百年史」や「日本精神研究」が良書だっただけに、
本書は残念でした。
  1. 2018/12/11(火) 14:27:22|
  2. 大東亜戦争の真実
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大東亜戦争肯定論/林房雄



★★

視点は興味深いが、結論はダメ!

大東亜戦争を単体で捉えるのではなく、
西洋列強による日本侵略に端を発した明治維新から
大東亜戦争終結の昭和20年8月15日までの「100年戦争」と捉える視点は興味深いです。
そしてこの「100年戦争」を西洋列強によるアジア侵略という
一貫性あるものとして捉えているのも興味深いと思います。

ただし、この「100年戦争」を振り返り歴史の教訓として活かすという意味では、
本書の結論はあまり意味をなしません。

本書の結論は、
①西洋列強の侵略の意図と実力があまりにも強いので、日本は負けるまで戦わざるを得なかった
②一方でチャイナやコリアに対しては日本自身の防衛のためとはいえ、多大な犠牲を強いた
というものです。

これでは、「だから何?」と言わざるを得ません。

①については、日本自身がどう戦うべきだったのか、という教訓が全く得られません。
類書では、
日本に戦争戦略がなかった、
終わらせ方を考えずに戦争を始めてしまった、
ターニングポイントで日本に不利な決断をしてしまった、
コミンテルンの工作員にまんまとハメられてしまった、
戦争をお役所仕事的に進めてしまった、
などなど日本の首脳陣による数多くの失敗が挙げられています。

②については、チャイナとコリアが犠牲者だという偏った情報のみ挙げ連ね、日本を貶めています。
コリアについては、大韓帝国皇帝が日本に併合を申し出たことには触れられていません。
チャイナについては、通州虐殺事件などチャイナによる日本人虐殺には触れられていません。
完全にチャイナやコリアの歴史観を鵜呑みにしています。
コリアの歴史が五千年という記述が本文にありましたが、これは鵜呑みの最たる例でしょう。

現在の知識を持って振り返れば、
大東亜構想の名の下に、地政学だけでチャイナやコリアを文明化し一緒に戦おうとしたこと自体が間違いだと言えます。
両国の伝統・歴史・民族性を正しく理解しなかったことが最大の失敗だと言えます。
両国の特性の良し悪しということではなく、日本とはあまりにも異なるため、理解し合えないということです。

著者が解説をしている現代語版大西郷遺訓が良かったので本書を手に取りましたが、
「100年戦争」という視点以外は、価値のない本だと言えるでしょう。
  1. 2018/11/19(月) 10:21:48|
  2. 大東亜戦争の真実
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大東亜会議の真実/深田祐介



★★★★★

大東亜会議・大東亜戦争を単純化して考えないための良書

本では日本人が東京裁判史観の呪縛から解き放たれようとし始めています。
アメリカではアメリカ人がルーズベルト史観の呪縛から解き放たれようとし始めています。
両国において、既に保守層の方々は、この2つの完全に誤った史観の呪縛から解き放たれています。

その上でなお、本書を読む価値は大きいと思います。
それは東京裁判史観やルーズベルト史観の呪縛から解き放たれる為だけではなく、
大東亜戦争・大東亜会議を冷静に振り返り、分析し、日本の弱点を導出した上で、
日本の未来を築いていくために、導出された弱点を克服する為です。

大東亜会議に出席した中華民国の汪兆銘によれば、
日本政府は、上下不貫徹、前後不接連、左右不連携の三つの不に要約される、
とのことです。

この三つの不は、
大東亜戦争を始めるに至る原因にもなり、
大東亜戦争に負けるに至る原因にもなり、
現在の日本が未だ真の主権国家・独立国家になりきれていない原因にもなっています。

大東亜戦争は国益の定義もなく、国家戦略もなく、軍事戦略もなく、軍事戦術もない戦争でした。
自衛戦争とはいえ、勝機のない戦争を始め、終わらせ方も考えず戦線を拡大し、
どうしようもなくなったので、大東亜共栄圏を唱え大東亜会議を開催し、
結果としてアジア諸国を欧米列強の植民地から解放・独立させましたが、
肝心の日本自体をアメリカの植民地にしてしまいました。

アジア諸国が独立したことは喜ばしいことですし、
アジア諸国から感謝されるのは嬉しいことですが、
日本と日本人が支払った代償は大き過ぎます。
未だに日本は自らの手で自らの国民を守ることすらできません。
しかも、最初からこの代償を踏まえてアジア諸国の解放・独立を考えていたわけではありませんし、
もし最初からこの代償を踏まえてアジア諸国の解放・独立を考えいたとしたら愚かとしか言えません。

日本が真の真の主権国家・独立国家になり、未来に向けて繁栄していくために、
本書を読んで今一度、大東亜会議・大東亜戦争の真の姿を振り返り、考える必要があるでしょう。
  1. 2018/03/22(木) 15:16:10|
  2. 大東亜戦争の真実
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東京裁判をゼロからやり直す/ケント・ギルバート、井上和彦



★★★★★

日本人自らの手で戦犯を裁き、原因究明・再発防止を経て自信と誇りを持てる日本を復活させる必要がある

大東亜戦争は、
・日本の自衛戦争であった
・共産主義から日本を守るための闘いであった
・欧米諸国に支配されていたアジア諸国・諸民族を開放する戦いであった
・日本だけが国際法を遵守して戦争を行った
・日米開戦は日米両国に潜入したコミンテルンの工作員によって仕掛けられた
・勝てる戦いを戦線拡大と長期戦に持ち込むようにして負ける戦いをするように煽った中心は朝日新聞であった
・南京大虐殺・従軍慰安婦強制連行は朝日新聞の捏造であり、チャイナ・コリアはこれを利用している
東京裁判は、
・事後法によるものであり裁判そのものが違法であった
・連合国による日本に対する集団リンチであった

以上のことから、東京裁判史観・自虐史観を持つ必要は全くありません。

ただし、韓国併合は悪手中の悪手でした。日本にとってデメリットしかないものでした。
如何に大韓帝国皇帝が懇願してきたからとはいえ、絶対に併合すべきではありませんでした。
脱亜論を貫かなければなりませんでした。

また、いかにコミンテルンの工作員による策略があったにせよ、
終わらせ方を考えず戦争を始め、戦略なき戦争を行い、日米戦争を始めてしまい、
結果として陛下の大御宝である日本人の生命を数多く奪い、
かつ日本の世界での地位を著しく貶めてしまったこと
には日本側にも原因があります。

倉山満氏によれば、
首相では原敬、幣原喜重郎、斎藤 実、近衛文麿、東條英機ら、
官僚では駐米日本大使(宣戦布告をチョンボしたバカ)、
軍人では山本五十六(何故か真珠湾攻撃を行い、勝てるはずのミッドウェー海戦で負けた)ら、が該当します。

これも含めてすべて他国のせい、東京裁判のせいにしてしまってはなりません。
日本の無能な為政者層は日本と日本人のために責任を取らなければなりません。

ただし、責任を取らせるにあたっては功罪をしっかりと吟味しなければなりません。
例えば東條英機ですが、
日本に有利な形での戦争の終わらせどころを間違えた責任は大きいですが、
一方で杉原千畝よりもユダヤ人を数多く救っていたり、
大東亜会議を開催しアジア諸国を解放・独立へ導いた功績があることも確かです。

日本人自らの手で戦犯を裁き、
原因究明・再発防止を経て自信と誇りを持てる日本を復活させる必要があります。
そうでなければ、今なお続く
日本の日本の政・官・業・学に蔓延る無能なエリート層による日本の弱体化の流れは変わりません。
・日本の国益よりも反日国の国益を重視している反日売国議員(与野党問わず)
・日本の将来よりも自身の天下り先の将来を心配している官僚
・自らの金儲けのためだけに反日国を利する経営を行い日本の安全保障を脅かす経済界
・日本の歴史・伝統・文化を貶め、日本人の自信と誇りを奪い去る朝日新聞並みの学術界
また靖国神社の問題もこれらを曖昧にしていることに起因しているのではないでしょうか。
有能なエリート層を生み出すシステム(教育)や
有能なエリート層を要職に就け、無能なエリートを淘汰するシステム(人事)が不可欠です。
また自由闊達な議論ができる環境醸成も不可欠です。
石井菊二郎、小村寿太郎、松岡洋右ら有能な人材を活用できなかったことも敗戦の大きな原因です。

なお、参考書籍として以下のものを挙げておきます。
倉山満氏著
真実の日米開戦 隠蔽された近衛文麿の戦争責任
お役所仕事の大東亜戦争
  1. 2018/01/31(水) 17:18:56|
  2. 大東亜戦争の真実
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真実の日米開戦/倉山満



★★★★★

歴史を学んで日本の未来を取り戻す

倉山満氏の近現代史の著作は全て、単に正しい歴史認識を得るためだけでなく、
正しい歴史認識を学ぶことで、日本の未来を取り戻すことを目的としています。
本書もその目的で書かれていると思われます。

ですので、単に近衛内閣が無能だったから大東亜戦争に負けたというだけではなく、
消費税増税すら阻止できない安倍内閣が安全保障強化のための憲法改正ができるのか、
そしてその安倍政権でさえ、後継候補が見当たらないという致命的な人材不足をどう打開するのか、
という視点を本書から得る必要があるのではないでしょうか。

また、本書でもよく使用されている4象限を頭の中に叩き込み、
現在の各種勢力が各象限の何処に位置付けられるのかを見極めながら、
建設的な議論と実効性ある実践をしていく必要があるのではないでしょうか。
本来多数派を占めなければならない右上にほとんど人材がいないのが現実といえるでしょう。

当面の目標としては、
まず主権国家・独立国家になることです。
北コリアに拉致された日本人を実力で取り返せないようでは
また南コリアの度重なる卑劣かつ無礼な態度を一喝・一蹴できないようでは、
主権国家・独立国家とはいえません。

次に、チャイナに日本単独で対抗できる軍事力・外交力・諜報力・経済力を獲得すると共に、
それを正しく使うことができるために正しい日本の歴史・伝統・文化を身につけること、
日本と諸外国の比較をしながら、互いの優劣や国際情勢を正しく認識すること、
日本人が誇りと自信を持って世界の国々・人々と上手く付き合っていくことだと思います。
そしてこれらを決意することが重要だと思います。
日米同盟やインド・太平洋構想も重要ですが、外国に頼りすぎるのは危険だと思います。

その前提として、
左下の東京裁判史観・自虐史観・階級闘争史観からも、
右下の大東亜戦争日本礼賛史観からも、
脱却する必要があるでしょう。
明治維新から大東亜戦争終結までを冷静に吟味し、
日本人の誰が、日本国内の何が、
日本を敗戦に追い込み、多数の日本人の尊い命を奪ったのかを正しく認識し、
日本人自らの手で、原因を特定して裁き、直し、防ぐことが求められると思います。
そうしなければ、自国の問題を他国に責任転嫁してまた同じ過ちを繰り返しかねません。

日本は自衛戦争を行うとともに、アジア諸国・民族を解放したが、
戦略なき無謀な戦争で尊い日本人の命を多数犠牲にした、
大東亜戦争には光と影があり、影の部分は罪を問われなければならないということです。

倉山満氏は3万人でいい、と述べておられるので、その中に入れるよう研鑽を積みたいと思います。
  1. 2018/01/04(木) 20:59:54|
  2. 大東亜戦争の真実
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お役所仕事の大東亜戦争/倉山満



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ボトルネックはボトルのトップにある

大東亜戦争時の政府の無能ぶりは類書である程度知っていましたが、
本書を読んでこれほどひどいとは思いませんでした。
現場の軍人が命がけで日本を守ろうとしているときに、
政府が今とかわらないようなお役所仕事をしていたとは、呆れてものが言えません。
戦略がないとか、終わらせ方を決めていないとか、そういう高度な話ではありません。
ただのバカです。これではコミンテルンのスパイが容易に入り込めるわけです。
まともな方もいましたが、ほんの一握りであり、まともなことを言うとお役所仕事で無視される始末です。
無政府状態といっても過言ではないでしょう。
これが日露戦争勝利後~大東亜戦争敗戦までずっと続いています。
これではいくら現場の軍隊が世界最強レベルでも、戦争に負けるはずです。
あと、軍部独裁であったというのも嘘だとわかりました。

本来なら、本書で登場したバカとスパイを国内法で裁くことが敗戦後最初に日本がやるべきことだったのではないでしょうか。
確実に17条憲法・五箇条の御誓文・大日本帝国憲法の精神に違反しています。
英霊たちが浮かばれません。
  1. 2017/09/23(土) 12:54:38|
  2. 大東亜戦争の真実
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なぜ大東亜戦争は起きたのか/高山正之ほか



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大東亜戦争で命を賭けて日本を守った英霊たちを二度死なせてはならない

レビュータイトルは、
2017/8/15に靖国神社で我那覇真子さんが訴えたメッセージの一部です。

大東亜戦争の真実や大東亜戦争を戦った方の想いを読んで、
上記レビュータイトルが頭に浮かんできました。

東京裁判史観・自虐史観に洗脳された、
GHQのWGIPに支配された、
属国条約である日本国憲法をアメリカに押し付けられた、
ということが背景にあるとはいえ、
今の日本は情けなさすぎます。

ロシアによる北方領土の占拠
チャイナによる尖閣・沖縄・小笠原諸島・北海道への侵攻
北朝鮮による日本人拉致、核・ミサイル開発
韓国による慰安婦問題・徴用工問題の捏造によるゆすりたかり、日本の文化・技術のパクリ
などに対して日本は戦後70年余の年月を経てもほとんど対処できずにいます。
そればかりか、これらのことを擁護する日本人に対しても対処できていません。
(政治家・官僚・法律家・教育者・各種団体、そしてマスメディア)

また新たな価値で顧客を創造できず、
上記の反日国家に儲けを依存し、
結果として反日国家を潤し強化ている企業も同罪です。

更には、アメリカに頼らないと何もできない、自らの力では何もできない、
という情けない状況になってしまっています。

英霊たちは、こんな日本にするために命を賭けたとは思えません。
この状況は、まさに英霊たちを二度死なせているとしか思えません。
日本人として恥じるべきでしょう。

英霊たちが託した未来を日本人はしっかりと受け止めて、
日本人が自らの力で内外の課題を解決しながら、
自分自身に対して、また世界に対して誇れるようにならなければなりません。

日本の歴史・文化・伝統を取り戻し、
日本人の精神を取り戻し、
国内外の安全保障体制を盤石にしなければなりません。
  1. 2017/08/24(木) 11:32:32|
  2. 大東亜戦争の真実
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英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄/ヘンリー・ストークス



★★★★★

日本はアジアの希望の光。東京裁判史観から大東亜戦争史観への転換が急がれる

著者の他の書籍を何冊か読んだ後で本書を手に取りました。
欧米の侵略を日本だけが撃破した
大東亜戦争は日本が勝った
日本が果たした人類史に輝く大革命
戦後70年の病根を検証する 連合国戦勝史観の徹底批判!(藤井厳喜氏との共著)
特に、藤井厳喜氏との対談本は読みごたえがありましたので、その元である本書を読みたくなりました。

上記の書籍のベースが本書にあたるのでしょう。
本書をコアにして、いろいろなテーマにおいて肉付けしたのが上記の本だと言えます。
上記の書籍を読んでいますので、著者の本を始めて読まれる方ほどの衝撃はありませんでした。
(ただし、最初に読んだ「大東亜戦争は日本が勝った」を読んだ時には衝撃的でした)

本書の主要な提言は以下の通りです。
・大東亜戦争は日本の自衛のための戦争だった
・大東亜戦争はアジア諸国の西洋&白人支配からの解放・独立のための戦争だった
・日本はアジアの希望の光とされ、アジア諸国からリスペクトされていた
(チャイナの毛沢東も国民党を倒したことを感謝していた、朝鮮半島だけが何故か反日)
・東京裁判は国際法に違反した西洋&白人からの復讐であり正当性は全くない
・本来、裁かれるべきはアジア諸国を侵略・植民地化した西洋&白人諸国、広島・長崎に原爆を落とし、日本本土への空襲で民間人を大虐殺したアメリカである
・南京大虐殺はチャイナ国民党のプロパガンダであり、南京大虐殺を裏付ける資料はどこにもない
・慰安婦は職業売春婦であり、有史以来当時までは当たり前の職業であった、韓国は反日のために売春婦を利用しているだけである
・日本は戦後、東京裁判史観・自虐史観で洗脳され、かつアメリカの属国条約といえる日本国憲法を押し付けられた
・戦後70年経っても日本は百害あって一利なしの東京裁判史観・自虐史観、日本国憲法を捨てられずにいる
・日本が誇りを取り戻すためには、一刻も早く東京裁判史観・自虐史観から大東亜戦争史観への転換を図る必要がある
・日本がアメリカの属国から真に独立するために、一刻も早く日本国憲法を改正する必要がある

現在、
チャイナによる南シナ海・東シナ海・尖閣諸島・沖縄・小笠原諸島への侵攻
北朝鮮による日本人拉致事件解決の長期化、核・ミサイルの脅威
韓国による従北媚北政策による赤化
といった非常に危険な状況にありますので、
日本は、一刻も早く誇りを取り戻し、憲法を改正し、抑止力を高め、
かつアメリカ・ベトナム・インドなどと強調しながら、
これに対峙していくことが求められます。

英語版も出ていますね。これを世界中で読んでほしいです。
  1. 2017/08/19(土) 18:53:14|
  2. 大東亜戦争の真実
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ついに「愛国心」のタブーから解き放たれる日本人/ケント・ギルバート



★★★★★

東京裁判史観・自虐史観の呪縛から脱し、日本の正しい伝統・文化・歴史をしれば、自ずと「愛国心」は芽生える

大東亜戦争後、日本人に流布されている間違った歴史と、
アメリカから押し付けられた日本国憲法と、GHQのWGIPによって間違った思考に洗脳された状態では、
愛国心は決して生まれないでしょう。
本来どの国でもその国民は愛国心を自然に身につけ、
どの民族でも自民族に対する誇りが生まれるものだと思いますが、
正しい歴史と正しい思考があってはじめて愛国心が生まれるものだと思います。

ケントさんは本書と、既出のPHPシリーズ3部作によって、
日本が如何に間違った歴史認識と間違った思考に犯されているかを鮮やかに解き明かし、
日本と日本人が本来の姿に蘇ることを推奨しています。
まだGHQの洗脳に縛られている日本人
やっと自虐史観のアホらしさに気づいた日本人
いよいよ歴史戦のカラクリを発信する日本人

日本人にとって最も不幸なのは、
東京裁判史観と自虐史観、その裏にある白人至上主義に洗脳されてしまったことです。
そしてこれらの史観から脱却できないため、国を愛するという自然な感情を奪われてしまったことです。
ですので、国を愛するという自然な感情を取り戻すためには、
これらの史観からの完全な脱却が必須となります。

そのためには、正しい歴史をインプットすることから始める必要があります。

正しい歴史とは以下のようなものです。

日本の伝統においては、
・日本は縄文時代から現代にまで民族としての血脈を維持してきた世界でも特殊な国である
・万物を神と崇め、かつ神々と共存してきた歴史を持つ
・和の精神を尊び、かつ外来思想(儒教・仏教など)を日本化しながら徳を高めてきた民族である
・天皇と国民は親と子の関係であり、統治者と非統治者の関係ではない
・天皇は日本人だけでなく世界中の人々のために日夜祈りを捧げている
・日本は万世一系の天皇を戴く世界で最も永く続いている国である

大東亜戦争においては、
・日本は自衛のために戦った
・日本は西洋&白人に蹂躙されたアジア諸国・民を解放・独立させるために戦った
・日本は白人至上主義を終わらせ、有色人種の希望となり人種差別のない世界を創るために戦った
・日本は共産主義の恐ろしさを正しく知ることで、共産主義勢力とも戦った
・日本はアメリカとの戦闘では負けたが、他の西洋&白人国家との戦闘では全て勝った
・日米開戦はアメリカのルーズベルト大統領がアジア権益の確保と自国の経済成長を目論んで仕掛けたものである
・日本はアメリカとの戦闘では負けたが、アジア諸国・民族の解放・独立という目的は果たした
・人種差別のない世界を創るという目的については、白人優越主義に対するパラダイムシフトは引き起こすことができた
(つまり、手段としての戦闘では負けたが、目的を果たしたという意味では戦争には勝った)
・アメリカによる広島・長崎への原爆投下、日本中への空爆による大虐殺は白人優越主義の表れである
(原爆投下が戦争を早期終結させるというアメリカの主張は単なる欺瞞である)
・アメリカは日本が二度と民族の解放・独立をさせないために、また有色人種の希望とならないために、徹底的な弾圧を行った
 -東京裁判は国際法に基づかない虚妄と欺瞞に満ちた西洋&白人による報復としての集団リンチである
 (つまり、戦犯とした裁かれた日本人はもとより東京裁判自体が無効である)
 -国際法では禁じられているにもかかわらず、アメリカが作った日本国憲法を押し付けた
 (日本が自衛するための軍隊を持つことを禁じて、アメリカの属国になるように仕向けた)
 -GHQのWGIPにより、連合国=善、日本=悪という洗脳を徹底して行った
 (白人優越主義に世界を戻すため、白人優越主義に基づく日本人の殺戮に正当性を持たすために行われた)

大東亜戦争後においては、
・東京裁判史観・自虐史観の洗脳が予想を超える効果を発揮し、現在においてなお洗脳が解けていない
・日本人の心の中だけでなく、立法・司法・行政も東京裁判史観・自虐史観が埋め込まれてしまった
・正しい歴史を知ること自体が封印され、正しい歴史について考えること、発言することもタブーとなった
・徹底的な言論統制が行われ、「愛国心」「八紘一宇」「国体」などの言葉も使用できなくなった
(言葉を奪われれば、思考も奪われ、記憶も薄れ、世代間継承もなくなり、和の精神が完全に破壊される)
・国旗掲揚や国歌斉唱も法律を制定しなければ公的に使用できなくなった
・チャイナや朝鮮半島は日本人の東京裁判史観・自虐史観を利用して、歴史捏造に基づく反日プロパガンダを世界中で展開している
・日本人は東京裁判史観・自虐史観に洗脳されたままなので、チャイナや朝鮮半島による反日プロパガンダに対して反論できない
・国内にも日本を復活させたくない勢力が存在し、東京裁判史観・自虐史観に基づいて日本を蝕んでいる
(反日左翼政党・団体・メディア、チャイナや朝鮮半島と呼応するかのような言動を続けている)
・日本は、海外の反日国家に対して、また国内の反日勢力に対して、なんら効果的な対処ができない国に成り下がった

従って、
自らが東京裁判史観・自虐史観に洗脳されていることを自覚し、
上記のような正しい歴史を知り、理解することで、
自らの内にある東京裁判史観・自虐史観を消滅させたうえで、
正しい歴史と正しい思考に基づいて日本人であることの自身と誇りを取り戻し、
その自信と誇りを培ってきた日本という国と先人たちに対して敬意を払うことで、
愛国心が生まれるのではないかと思います。

そして、
このようなかたちで愛国心を秘めた方々が増えていくことで、
日本という国そのものが次第に正常な姿に戻っていくのではないかと思います。

なお、愛国心という言葉に堅苦しさを感じる方、日本語としての違和感を感じる方は、
愛国心の代わりに「和のこころ」を使用されると良いのではないでしょうか。
「和のこころ」は日本古来からの伝統ですし、かな文字を入れた方が日本らしいですので。


ご参考:
日本の歴史・伝統・文化
・田中英道:日本の文化 本当は何がすごいのか
・田中英道:日本の歴史 本当は何がすごいのか
・田中英道:日本の宗教 本当は何がすごいのか
・田中英道:世界史の中の日本 本当は何がすごいのか

正しい大東亜戦争
・ヘンリー・ストークス:大東亜戦争は日本が勝った
・ヘンリー・ストークス&植田剛彦:日本が果たした人類史に輝く大革命
・ヘンリー・ストークス:欧米の侵略を日本だけが撃破した
・ジェラルド・ホーン:人種戦争

東京裁判史観・自虐史観関連
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・吉本貞昭:世界が語る大東亜戦争と東京裁判
  1. 2017/08/12(土) 13:46:29|
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人種戦争/ジェラルド・ホーン



★★★★★

大東亜戦争での日本の活躍は世界中の有色人種に希望を与えた。

東京裁判史観・自虐史観を自分自身から取り除くために何冊か本を読んできましたが、
本書はそのなかで最もインパクトを与えてくれた本として挙げることができます。

1400年代に、ヨーロッパの白人が世界進出し始めてから大東亜戦争が開始されるまでの約500百年間、
世界は白人優越主義のもとで、有色人種に対するアパルトヘイトを恥ずかしげもなく行い、
有色人種を搾取し、奴隷として酷使し、彼らの国を侵略し、植民地化してきました。

日本はこれらの侵略に対抗するために明治維新を果たし、
自衛のための富国強兵策を講じる一方で、
1919年のパリ講和会議において、
日本は人種差別撤廃提案をしました。
白人優越主義の中での提案でしたので否決されてしまいましたが、
日本はこの頃から人種差別を許さないことを国是としてきたと思われます。

大東亜戦争は、はじめは日本の自衛戦争として始まり、
大東亜会議を経てアジア諸国の白人支配からの解放と独立運動に拡大していきました。
アメリカが日米開戦を仕掛けてくるまでは、この目的は果たされてきました。

しかし、アメリカのアジア利権の獲得と、大恐慌以降のアメリカ国内経済の復活のために、
ルーズベルト大統領が日米開戦を仕掛け、日本はこれに巻き込まれざるを得ませんでした。
(当時、戦争は最大の経済成長施策でしたのでルーズベルトは参戦したくてたまりませんでした)
アメリカも白人優越主義のもと、広島・長崎に原爆を落とし、日本中を空襲して民間人の大虐殺を行いました。
日本の対米戦争の戦略の稚拙さもあり、結果として日米戦争では負けましたが、
大東亜戦争の目的である日本の国体の維持とアジア諸国の解放・独立は果たされました。

このような理解でいたのですが、
本書では大東亜戦争での日本の活躍はそれだけではないことを教えてくれました。
日本の活躍はアジアにとどまらず、世界中で白人優越主義のもとで虐げられてきた有色人種に希望を与えました。
有色人種である日本が白人の支配を終わらせようとしたこと、完遂はできなかったもののある程度は実現したことは、
白人は優秀であり、有色人種は白人には及ばないという世界のパラダイムをシフトさせました。
日本には人種という側面においてパラダイムシフトを引き起こす力があったわけです。
しかも有色人種である日本が自らの力でそれを成し遂げたことは、誇りに思ってよいでしょう。

一方で、これだけのパラダイムシフトを起こしながら、アメリカに(のみ)戦争で負けたことで、
白人による日本への報復が尋常でないほど惨いものになりました。
国際法に基づかない虚構と欺瞞に満ちた東京裁判という名の白人国家による集団リンチと、
国際法に違反したアメリカによる日本国憲法の押し付けと、GHQのWGIPによる日本=悪という洗脳です。
これほどまでに日本を貶めようとしたのは、白人優越主義を取り戻すためだったのだと思います。

東京裁判史観・自虐史観の裏には、日本に対して白人優越主義を再度刷り込もうとする意思があるのだと思います。

このようなことから、
日本と日本人が自身と誇りを持って世界の中で生きていくためには、
・東京裁判史観・自虐史観と裏にある白人優越主義から完全に脱却する
・日本の先人たちは100年も前から世界に対して人種差別撤廃を訴えたことを自覚する
・大東亜戦争によって日本人が命を賭して世界中の有色人種に希望を与えたことを自覚する
・日本はこれからアジアだけでなく有色人種のリーダーとして振る舞い、彼らを積極的に支援する
といったことが人種という側面においては必要なのではないでしょうか。

ただし、
有色人種であれば必ず支援しなければならないわけではありません。
民を苦しめている独裁国家、無差別殺戮を行うテロ、反日国家については、
有色人種であったとしても許すことはできません。
これらについては、日本は断固として対峙することが求められます。

なお、原書の構成そのものなのか、翻訳に問題があるのかわかりませんが、
本書は非常に読みにくい記述になっています。
ただし、貴重な情報を提供してくれたので評価には影響させていません。
  1. 2017/08/12(土) 11:41:08|
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