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Rising Sun

Author:Rising Sun
元経営コンサルタント
専門分野:ヒト

マネジメントは、ビジネス書の知識を得るだけでは上手くいかないでしょう。
また、マネジメントは企業だけのものではなく、国家を含めあらゆる組織体や個人にとっても必須のものです。

日本の伝統から日本ならではの価値創造の源泉を知り、最新の自然科学からヒトの何たるかを知り、また科学的思考力を磨き、国内外情勢から立ち位置を知ることが重要だと思います。

勿論、基本はP.F.ドラッカー。

このブログでは、私が読んだ上記に関する書籍についてのレビューを紹介しています。

ご参考になれば幸いです。

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(2017・2018)
2018/07/18、突然Amazon.co.jpが事前通知なく全レビュー強制削除&レビュー投稿禁止措置を発動。

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「帝国」ロシアの地政学/小泉悠



👍👍👍👍👍

ロシア&プーチン大統領の思考・指向性がよくわかります

ロシア関連のしっかりした解説書が少ないため
ロシアやプーチン大統領を理解する上で非常に助かりました

ロシアやプーチン大統領の言動の裏にある
ロシア特有の事情(アイデンティティ・地政学・経済・歴史など)が理解できました

著者の前著「プーチンの国家戦略」は軍事がメインでしたが
(著者はロシアの軍事・安全保障分野の専門家)
本書は軍事だけでなく主要なポイントについてしっかりと解説されていました

例えば
多民族を抱え広大な領土を持つロシアのガバナンスには強固なアイデンティティが必要なこと
ソ連時代の共産主義というアイデンティティがなくなったため、新たなアイデンティティが必要なこと
しかし新たなアイデンティティになり得るものが、WW2でナチスドイツのヨーロッパ覇権を打ち破ったことだけであること
よってWW2で戦勝国になったことを新たなアイデンティティにするしかないこと
といった解説がありました

最後の部分は他書でも書かれていましたが
何故そうなのかは解説されていませんでしたので疑問に思っていました
この疑問が本書によって解消できました

このように背後にある特殊事項が
本書で取り上げられているテーマ全てで解説されていますので
一段深く理解することができます

本書の解説が正確か、すべて正しいのかについては
他に良書が見当たりませんので比較検討しようがありませんが
筋は通っているのではないかと思います


トケイヤーのユダヤ格言集/ラビ・M・トケイヤー



★★★★★

ユダヤ人(ユダヤ教徒)の強さについて、少しわかった気がします。

有史以来、迫害され続けてきたユダヤ人(ユダヤ教徒)の方々が、
何故これほどまでに強いのか・賢いのか、その一端が本書に書かれています。

本書だけで彼ら/彼女らの凄さの根源が全てわかるとは思えませんが、
(そんなに底の浅いものではあり得ないと思いますので)
本書を読むだけでも凄いな、と思わされました。

聖書(キリスト教でいう旧約聖書)とタルムード(ラビたちによる聖書の解釈)を基に、
彼ら/彼女らがユダヤ人(ユダヤ教徒)としての誇りを持ち続け、学び続けることで、
精神・知恵の両面で、迫害に耐え抜く強さを身につけてきたことが理解できます。

何よりも、実際の生活で生き抜くための知識・知恵が詰まっていますので、
空理空論ではなく実学・実践哲学を学んでいることが強さの源泉なのではないか、と思います。


日本人とユダヤ人には共通点があります。

神と伝統を守りながら(精神面)、国を発展させてきました。
いずれも西洋近代の唯物論(究極系は共産主義)に陥らずにいます。
→日本人は八百万の神々に守られ、万世一系の天皇を中心とした君民共治のもとで。
→ユダヤ人は神と聖書とタルムードの教えを厳格に守ることで。
また、いずれの民族の宗教も民族宗教であることが特徴だと言えるでしょう。

一方で科学技術(物質面)を駆使することでも、国を発展させてきました。
→日本人は改善(Kaizen)をとことん繰り返すことで世界一の製品を世に出し続けました。
→ユダヤ人はイノベーションをとことん繰り返すことで世界初の製品を世に出し続けています。

優秀な民族であるが故に、西洋社会から弾圧されてきました。
→日本人は有色人種として差別され、大東亜戦争では国際法を無視した西洋列強からジェノサイドを受けた
→ユダヤ人は有史以来差別され続け、WW2ではナチスドイツを「中心」にホロコースト・ジェノサイドを受けた


ユダヤ人は何度も何度も迫害を受けてきながらも、
その度に立ち上がりイスラエル建国をはじめとして、世界を席巻しています。

一方で日本人は大東亜戦争でアメリカだけに一度だけ負けただけなのに、
WGIPの影響とそれに便乗する売国奴に押されて、いまだに独立主権国家を築き上げていません。

ユダヤ人の手法をそのまま利用するのは無理だとは思いますが、
日本が得意としてきた和魂洋才(ここではユダヤの才)を駆使して、
ユダヤの伝統と知恵から学びながら上手く日本化して、
ユダヤと肩を並べるような国家・民族をつくらなければならない、という思いに至りました。

読みやすい本であり、日常生活にも役立つ格言が満載なのですが、
同時に、いろいろと考えさせてくれる本でもあります。


中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日/北野幸伯



★★★

北野幸伯氏の著書の読み方がわかった

順序は出版時期と前後しましたが、
本書でレビュー時点(2021/1/2)での著者の書籍を全て読み終えました。

ここで、備忘として著者の著作の読み方をまとめておきます。

大局的な視点は非常に参考になります。
ただし、そのレベルから下がるにつれて視点の精度が落ちていきます。
したがって、大局的な視点だけを取り込み、
その上で自分自身でその視点を使って分析・予測してみることが大切だと思います。

著者の予測は当たっているものもあれば、外れているものもあります。
将来予測は、様々要因が入ってきますので、
大局的な視点を持ってしても必ず当たるわけではありません。
当然のことではありますが、
最近、予測が当たる国際政治アナリストというキャッチコピーで売り出していますので、
予測をそのまま信じるのではなく、
予測に至る視点・プロセスを吟味してみることが大切だと思います。

自然科学に対する知見は非常に乏しいと言わざるを得ません。
例えば、エネルギー資源についての話題はいろんな諸書で話題になっていますが、
基本的に情報が間違っています。
したがって間違った結論を導き出してしまっています。
自然科学が少しでも絡んでくる話題については、すべて同じようなことになっています。

また、タイトルだけ変更して、内容が前著とあまり変わらない書籍を出版する傾向があります。


ちなみに本書では、上記の全てが該当しています。
そのうえ、本書では著者が提唱している五大情報ピラミッドの罠に自ら陥っています。

ということで、
著者の前書籍のなかで、手元に残しておきたいものは、以下の3冊のみです。
ボロボロになった覇権国家(アメリカ)
隷属国家日本の岐路、(改題増補版:「自立国家」日本の創り方
日本人の知らない「クレムリン・メソッド」





ボロボロになった覇権国家(アメリカ) /北野幸伯



★★★★★

アメリカの凋落による大国間の覇権争いが生々しく、かつ大局的な視点で描かれている

本書は著者の書籍第一弾です。

著者の書籍はほとんど読みましたが、
出版時期が古いほどエッジが効いています。
本書は第一弾にして最もエッジが効いていると言えるでしょう。

細かなところに対しては異論もあるのですが、
覇権争いの生々しさ、大局的な分析については今でも十分に通用します。

私が知る範囲では、
著者のような視点で世界を分析する言論人はいないのではないでしょうか。

その集大成が『日本人の知らない「クレムリン・メソッド」』(2014年)だと思います。
第一弾である本書〜上記書籍までが著者の真骨頂だと言えるでしょう。
著者の思考回路・エッセンスを学びたい方は、この辺りを読まれるのが一番良いと思います。

また、2020年には『日本の地政学』で新たな視点を提供してくれるようになりました。
こちらも著者による新たな視点の提供ですので、おすすめだと思います。


あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」/モルデカイ・モーゼ



★★★★★

凄い本です。事実の断片が全て繋がり全体像が見えてきます

はっきり言って本書の内容は、ユダヤ陰謀論と言われても仕方がないかもしれません。
また、著者と訳者が同じということもあるのかもしれません。

しかし、(一部の)ユダヤ人の思想・思考・行動を中心において近現代史を俯瞰すると、
断片的事実が全て繋がり、全体像が見えてくることが本書の凄いところです。

帰る国のないユダヤ人たちが、
自分たちの生命・人権・財産などを確保・保証するために、
憲法を変えてしまう、革命を起こしてしまう、
それができなければ国家そのものを消滅しようと企む、
などしてきたようです。

共産主義という思考はこれらを実現するための「手段」として、
ユダヤ人がマルクスに作らせ、
ユダヤ人のレーニンによってロシア革命として実行されたとのことです。

特に立憲君主国が敵視されてきたことから、
ドイツ・ロシアを狙い、成功したことで、
最後に残された日本の立憲君主制を破壊しようとしたようです。

アメリカによる日本征服は、
ユダヤ人のフランクリン・ルーズベルトが日米開戦を企み、
ユダヤ人のGHQメンバーが主導して占領統治を行い、
戦前の日本の立憲君主制を含めた良いところを全て破壊するために、
日本国憲法を作り、押し付けた、とのことです。


ところが日本の立憲君主制は、
ユダヤ人が理想とした君民共治であり、
そのことを知らずに破壊してしまったことに対する悔いから、
またそのことを知った上で早く日本に元に戻ってほしいという願いから、
本書で上記の内容を公開し、謝りたかったとのことです。

ですので、
日本人は二千年以上万世一系で続いてきた
君民共治である天皇中心の立憲君主制を誇りに思いつつ、
上記のような事実を踏まえながらも、
これらを食い止められなかった内部要因を検証したうえで、
君民共治とそれを支えてきた歴史・伝統・文化などを、
より強固にしていく必要があるのではないか、
と思います。


最後に、
冒頭でも触れたように、
本書を事実と捉えるか陰謀論と捉えるか意見が分かれると思いますが、
個人的には事実・若しくは優れた仮説と捉えたいと思います。


グレート・リセット/クラウス・シュワブ、ティエリ・マルレ





中共によるプロパガンダ・21世紀版共産党宣言かと思ってしまいました。

副題に「ダボス会議で語られるアフターコロナの世界」とあります。

それであれば、
まずその原因を作り出した中共の責任をあらゆる角度から検証・明確にし、
中共に対する備え(予防・再発防止など)を検討・提示したうえで、
アフターコロナの世界のあり方を論じる必要があるはずです。

ところが、中共・チャイナ政府の責任については全く触れられていません。
それどころか、本文中で中共・チャイナ政府の表面的かつ偽善的な施策を誉めています。
一方で、アメリカだけを何故か悪者にしている文脈がありありと見えてきます。

中共によるプロパガンダかと思ってしまいました。
武漢で発生し(させ?)、
事実を隠蔽し、
世界に拡散し、
本書にあるような大惨事を引き起こしておきながら、
ある日突然、終息宣言を出すことで(疫学上・統計上あり得ないこと)、
独裁専制国家の方がパンデミックでは自由民主国家よりも優れていると自慢し、
世界中からコロナ対応のマスクをはじめとした医療品を買い漁り、
国内の外国企業が製造している同医療品を強制収用しておきながら、
それを被害を受けた国々に供給することで加害者のくせに救世主を自作自演してきたのが
中共・チャイナ政府です。

そのうえで、
グローバリズム=善、主権国家=悪
巨大な統制政府=善、自由主義・自由市場=悪
と決めつけたうえで、
本文全体が書かれています。

ここから読み取れることといえば、
巨大な世界政府で全人類を統制することがグレート・リセットである
ということだけです。

まさに全世界をパニックに陥れることで、世界レベルで革命を容易に成し遂げたい、
という共産主義インターナショナルの理想を、
美辞麗句を並べ立てることで世界中の人々を騙して実現しようとしているとしか思えません。


恐ろしいのは、
このような内容をダボス会議で真面目に目指していること、
本書の著者が欧州人であること、
です。

欧州は共産主義の第一段階である社会主義が盛んです。
ですので、少なくとも著者らは、上記のような内容に同調しているのでしょう。

また欧州は、
科学的根拠にまだまだ議論の余地が多い地球温暖化CO2原因説をはじめとして、
発展途上国の成長を、様々な因縁をつけて妨害することで、
衰退の一途を辿る欧州を相対的に引き上げようとする傾向があります。
これは植民地支配によってのみ潤っていた時代を、
環境などの綺麗事を利用して取り戻したい、
アメリカに奪われた覇権を取り戻したい、だけのことです。

本当に環境などの綺麗事について真剣に改善・解決したいのなら、
発展途上国を狙い撃ちにしたり、曖昧な綺麗事で世界に訴えたりするのではなく、
あらゆる意味で最も汚染されたチャイナに対して、はっきりとものを言うべきです。

更に欧州でコロナが爆発的に蔓延したのは、
チャイナの利権に目が眩んだイタリアなどが一帯一路に与してしまい、
チャイナとの交流を盛んにしていたことが大きな原因の1つだと言われています。

上記のことから、
ダボス会議で世界に向けて本書のような内容を発信する資格があるのか、
甚だ疑問です。

更に恐ろしいのは、
日本の政府与党がこれに唯々諾々と従っていることです。
親中勢力だけでなく、欧州崇拝勢力も合わさって、
日本とは関係ないことに付き合い、
そのために政治によって科学的知見を封殺して国民を欺き、
日本そのものを破壊しています。


あと本筋ではありませんが、
日本に対する記述が極めていい加減です。
より厳しく言えば間違っています。
ですので、他の事象・事例についても疑ってかかる方が、
読み方としては適切と言わざるを得ません。


ですので、
本書は世界の覇権を握りたい、人類を統制下におきたい、
そして自分たちだけは好きなように世界を動かしたい、
という中共・欧州社会主義連合によるディストピアについて、
共産主義の常套手段であるプロパガンダで、
上辺だけの薄っぺらいユートピアを語ったものだと解釈できます。


ということで★1つにしました。
ただ、本書の内容を知っておくことは重要だと思います。
孫氏兵法に「彼を知り、己を知れば、百戦危うからず」とありますので。


悪魔が世界を統治している/九評編集部



★★★★★

敵を知るための重要な情報源です

共産主義勢力、特に中共は、
世界で最も、孫氏兵法と超限戦を駆使できる使い手であることを正しく認める必要があります。
しかも法の概念がなく、独裁体制ですので、
近代民主国家ではできないことも躊躇いなくやってしまうことを正しく理解する必要があります。

孫子曰く「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」ですので、
まず、敵を知ることが重要になります。
本書は、そのための重要な情報源となります。

本書では様々な領域において、
共産主義勢力・中共が世界覇権を握るために何をやってきたかを明らかにしています。
目次がその領域を表していますので列記してみます(整理のため、文言は少し変更しています)。
・自国や占領地での大虐殺
・革命(破壊・暴力など)の輸出
・伝統や文化の破壊
・宗教や信仰の破壊
・家族制度の破壊
・民主政治(法と秩序)の混乱
・大きな政府化(社会主義化)
・芸術の冒涜
・教育の破壊
・メディアの支配
・大衆文化の退廃化
・テロの輸出
・環境保護の名の下の世界政府化(主権国家の破壊)
・グローバル化 など

超限戦の名の通り、
従来の戦争とは明らかに異なる領域において戦争を仕掛けてきました。
これら様々な領域での工作は善悪は別として見事としか言いようがありません。
また、本書では主に工作の内容について述べていますが、
工作の規模・期間・対象などがわかれば、より一層、その凄さがわかるかもしれません。
更に、人間が本来持っている弱みに付け込むような工作ばかりですので、悪質極まりありません。

正に悪魔です。

ここまでやられてしまうと、
各国・各民族・各宗教などにおける伝統・歴史・文化とは相いれない物や事が出てきた場合には、
共産主義勢力・中共が仕掛けてきている可能性をがあることを、
考慮に入れて日常生活を送るしかないと思います。


本レビューを書いている時点では(2020/12/13)、
アメリカ大統領選挙の不正疑惑により、アメリカの南北戦争以来の内戦が勃発し、国家的危機が訪れています。
これもアメリカ民主党が共産主義勢力・中共と結託していると疑ってかかった方がいいでしょう。
実際にアメリカ民主党は中共とズブズブの関係ですし、またBLMやANTIFAとも繋がっていますので。

ただ、アメリカはまだトランプ大統領が存在し、支持者も多く、これと闘っていますのでマシだと思います。
日本は悲惨です。
何しろ政府与党が親中・媚中ですので、すでに中共による占領が完了していると言っても過言ではないでしょう。
経済界も短期的な利益追求のために、血で染まった金を得るために中共の言いなりです。
普段中共を非難している保守言論人の中にすら、アメリカ大統領選挙の不正疑惑を陰謀といって無視する連中が少なからずいます。


ではどうすればよいのか。

本書では、一神教の教理を踏まえたと思われる解決策が提示されていますが、
正直なところ、一神教ではない日本人にはよくわからないと思います(私にもわかりません)。


それよりも、トランプ大統領が中共に対して仕掛けてきたことを、
近代民主国家が覚悟と決意を持って連携し、より強固に実施するのが最も近道だと思います。
あらゆる分野における中共の封じ込め、デカップリングです。

そのためには連携各国自身が、それに耐えられるぐらい力をつけることが前提となります。

例えばDIMEにおけるEconomyにおいては以下の通りです。

中共から安価な製品・サービスを買わなくても済むように、
中共のマーケットを企業が頼らなくてもいいように、
中共がマーケットから退場しても構わないように、

国内企業への需要を高めること、
需要に応えられるようなイノベーションを起こしやすい市場を整備すること、
国民一人ひとりが自由に使える可処分所得を増やすこと、
これらを実現するために、既得権益・利権を破壊し、小さな政府にすること、
・国内のくだらないことにかまけるのではなく、国益を守り国難を克服することに集中
・国民に精神的にも物理的にも自立・自律を促し、社会主義化の原因である社会保障を必要な所に限定
中共およびその支援国からの輸入を禁止・若しくは高関税をかけること、

などが挙げられます。

また連携各国間で経済力を互いに強化・補完し合う関係構築も前提となります。
そのためには対中共包囲網確立を最優先とした貿易協定見直しなどが求められます。

またDIMEのDiplomacy・Influence(intelligence)・Militaryでも、
連携しあえることは必ずあるはずです。

そしてこれらについて、
アメリカ・トランプ大統領の政策から、
G7・Five Eyes・NATO・QUADなどの先進国連合の政策として
合意する必要があります。
なお、国連は最早、中共・共産主義勢力の支配下にありますので、当てにしてはいけません。

また各国が本気なら、
アメリカでバイデンが大統領になった場合でも、
そこにトランプ大統領を招くこともできると思います。
安倍&トランプで各国をリードすることも選択肢として十分に考えられます。

これらの国々の間でも、様々な対立や覇権争いはあるでしょうが、
それは中共を封じ込める、中共を崩壊させることを達成してから、
改めて仕切り直せばいいのではないでしょうか。優先順位が大切だと思います。

もし国家レベルで上記のことが容易でないならば、
各国の保守・自由主義(リベラルではない)政党・団体による連携から始めてもよいと思います。
また、二度とこのような事態を招かないように、この国際連携を確立し強化し広げていくべきだと思います。
インターナショナルの保守・自由主義バージョンですね。


本書を読んでここまで考えさせられました。
その意味でも本書を読むことには価値があると思います。


最後に。
本書はAmazonで購入できますが(上記リンクの通り)、
大紀元(The Epoch Times)のウェブサイト経由で博大書店からも通販で購入できます。
また、博大書店から購入した方が値段が安いです。

大紀元(The Epoch Times)のウェブサイトは以下の通り。
https://www.epochtimes.jp/p/2019/06/35801.html


ウッドロー・ウィルソン/倉山満



★★

ウッドロー・ウィルソンについての倉山史観の集大成?

本書にも列記されていますが、
世界近現代史に関する著者の本には必ずといっていいほど、
ウッドロー・ウィルソンの悪魔の所業が紹介されています。

本書は、その集大成としての位置づけかと思います。
「現在の人類の不幸の9割を一人で作った悪魔」と紹介されています。

仔細は本書をお読みいただくとして、
率直な感想としては、
これだけのことを一人でやらかしてしまったのか、
というものです。

一方で気になるのは、
いくらアメリカ大統領とはいえ(当時は今ほど強国ではなかった)、
本当に誰も止められなかったのか、
本当に一人だけでやらかしてしまったのか、
という疑問です。

本書に書かれている史実は史実として受け止めるにしても、
著者のこれまでの著書と比較すると、
あまりに単純化されているようにも思えます。

あるいは、
平和の伝道師と称賛され、ノーベル平和賞も受賞した人物の本当の姿を、
制約されたページ数で炙り出し切ることが主眼なのかもしれません。

そのように思えてしまうほど、
凡人にはわからない狂気があったのかもしれません。


個人的には、
ウッドロー・ウィルソンが悪魔だと思いつつも、
彼のような狂人を大統領に選出してしまう民主主義(ヒトラーも民主主義から生まれた)、
狂人一人を止めることができない国際政治
当時だけでなく現在にも、また将来にも続く影響力
などに、より危うさを感じてしまいます。


なお本書の中で、
パリ講和会議における、日本の人種平等条項の提案について、以下のように明らかに見下しています。
・なぜこんな問題に熱中したのかわかりません。
・「有色人種として世界で最初に人種平等を言ったオレ、カッコいい」と自己満足に浸りたかったから、としか説明がつきません。
著者がそのように解釈するのは勝手ですが、
著者の人間に対する差別問題についての認識がこのレベルでしかないと分かったのは非常に残念です(P204)。
(まあ人権軽視は保守にありがちなことではありますが)
したがって、この分評価を下げました。



あと、
著者の書籍では、
著者自身の他の書籍を紹介する文章をさらっと挿入することがよくあります。
これ自体は、ご愛嬌として付き合ってきました。
しかし、本書において冷静にアメリカ分析ができる人物として、
救国シンクタンクのお仲間である江崎道朗・渡瀬裕哉の両氏をわざわざ限定して取り上げるのは、
プロモーションとしてやり過ぎであり、好きになれません。
しかも、この両名が日本を代表する方々とも思えません(P156)。
したがって、その分評価を下げました。
今後出版される著書で同じようなことがあれば、
二度と著者の書籍を手に取ることはないでしょう。



追記:
本レビュー投稿時点(2020/12/6)、
アメリカ大統領選挙が、不正投票・不正集計などで混乱しています。

不正が事実か否か・不正が選挙に及ぼす影響の大きさがどれほどか、などは、
現在行われている様々な訴訟に対して連邦最高裁が結論を下すまでは、わかりません。

結果として不正がなく、バイデン候補が大統領に就任するとしても、
中共とズブズブの関係、まわりは極左ばかり、などと言われていますので、
アメリカが自由民主主義国家から社会主義国家になってしまう恐れがあります。

一方で結果として不正があれば、それこそ自由民主主義制度そのものの危機です。
またこれらの不正を民主党が主導しているのであれば、
アメリカの半分が自由民主主義制度を否定していることにも繋がり、
アメリカが最強の自由民主主義国家だとは、最早言えなくなってしまいます。

※注
これまで世界中と争い事ばかり起こしてきたアメリカを自由民主主義国家と言えるのか、
という論点は本レビューでは割愛します。

トランプの真実/ダグ・ヴィード著 藤井厳喜監修

358D646C-B8C7-4A15-B0C6-880449CFFC01.jpeg「トランプの真実」(ダイレクト出版)

★★★★★

トランプ大統領の誕生が照らした光、トランプ大統領がいなくなる闇、両方考えさせられる

まず本を手に取った時に、その大きさと分厚さに圧倒されました。
しかし、読み始めたら、面白くてページをめくる手が止まらなくなり、1日で読了しました。

先ずは、トランプ・ファミリーについて以下のことを感じることができました。
・アメリカとアメリカ市民を想う真剣さ
・結束の強さ
・高いIntegrityと高いIntelligence
・冷静さと温かさ
・決断や実行の力強さ など

そのような側面を強調する本なんだ、
と言われればそれまでなのですが、
反トランプに凝り固まっていない人であれば、
トランプ・ファミリーファンになるのではないでしょうか。


次に、これだけの(以下のような)敵に周りを囲まれながら、
よくMAGA(Make America Great Again)を実現してきたな、と感嘆することの連続でした。
・民主党をはじめとする社会主義者・共産主義者
・民主党と結託した左翼メディア・左翼アカデミズム・左翼ハリウッド・左翼芸能界
(これらそのものがほぼ左翼なので同義反復ではありますが)
・民主党の実行部隊ともいえる極左暴力集団・テロリスト(ANTIFA・BLMなど)
・これまでの(少なくともWW2以降の)アメリカが続くことで利権を得られるエスタブリッシュメント
・金儲けのためには人権・人命などどうでもよいグローバル企業(GAFAや国際金融資本など)

上記についてはある程度知ってはいましたが、
これらが反トランプで結集して手段を選ばずにトランプを追い詰め追い落とそうとしてきた
数多くのエピソードからは、アメリカの自由と民主主義の危機を感じさせられました。

特に共和党大統領の子供たちが大学へ通うこと自体が危険であるという
エピソードにはゾッとさせられました。
また、トランプが当選した直後にマドンナが「ホワイトハウスを燃やす」などと発言したという
エピソードにはげんなりさせられました(もうマドンナの楽曲は聴く気になれませんね)。

個人的なことですが、
アメリカドラマで気に入っていた俳優さんたちをInstagramでフォローしていましたが、
2020年選挙時にInstagramでバイデンの写真を載せて嬉しがっていましたので、
速攻で削除しました。

このようなことは、トランプやファミリーも十分に理解した上での出馬だったのでしょうが、
よくこれだけの危険な状況で、アメリカのために立ち上がったな、と敬服するしかありません。


更に、よくこの短期間でこれだけの公約を実現できたなと感心するばかりです。
しかも、これまでの大統領(共和党・民主党問わず)が出来なかったこと、
ノーベル経済学賞受賞者をはじめとした各種専門家が出来ないと断言したことばかりです。
・内政では、アメリカ経済の復活(雇用増大・失業率低下・報酬増加など)など
・外政では、ISISの殲滅・北朝鮮との交渉実現・チャイナの覇権拡大への対峙など

しかも、トランプ・ファミリーの面々が主要な役割を担い実現の中核にいたというのは驚きでした。


これらをトランプ・ファミリーの伝記としてストーリー仕立てで書かれていることが、
上記についてより理解しやすく、共感を持ちながら読むことができた大きな理由だと思います。
これだけの大量の情報を1日で読み切ることができた理由でもあると思います。


一方で本書を読んで満足するだけではなく、
本書から個人的に読み取らなければならない大事なことがある思います。

・世界最強の自由民主国家であるアメリカが、ここまで病んでいること
・トランプが大統領にならなければ、この病んだ状態そのものが明らかにならなかったこと
・この病んだ状態を生み出し、維持しようとしている勢力がアメリカ国内を席巻しようとし続けていること
・トランプ大統領が公約を実現したことで、逆に病んだアメリカを生み出した勢力が全力で巻き返しを図っていること
・実際に2020年大統領選挙で、病んだアメリカを生み出した勢力が不正投票・不正集計などの疑惑を持たれていること
・もし上記疑惑が証明されたら、アメリカの自由民主主義そのものが危機に陥ってしまうこと
・上記疑惑がなく、バイデン民主党大統領が誕生したら、アメリカが社会主義国になりかねないこと
・疑惑にせよバイデン大統領誕生にせよ、アメリカはより病んでしまうこと

またこれらのことによりアメリカ国外にも多大な悪影響が生じるでしょう。
・独裁国家チャイナの覇権拡大を阻むことができる中核国家が不在となること
・世界が独裁国家チャイナに席巻されてしまう可能性が高まること
(世界中が、チベット・ウイグル・モンゴル・満洲民族のように侵略・ジェノサイドの被害者になりかねない)
・日本はチャイナの属国・属州になる危険性が極めて高まること
・日本の反日左翼だけでなく親中勢力によって、日本を内部から崩壊させる危険性が極めて高まること
などなど

そして、今もっとも危険な動きが日本で起きています。
政府与党自らの意思にによるチャイナへの擦り寄りです。
(短絡的な経済最優先・自由民主主義陣営への裏切りと受け取られかねないRCEP加盟など)。
自らチャイナの属国・属州になりたいかのような危険な動きです。
日本国民をジェノサイドの被害者にしても構わない、とでも思っているのでしょうか。

本来であれば、日本は覚悟を持ってアジアにおける自由民主主義陣営のリーダーとして先頭に立つ決意を固め、
QUADメンバーの豪印、Five Eyesの各国、TPP11の各国などを説き伏せ、
結託して、病んだアメリカをうまく巻き込み、台湾も国家承認して、チャイナに対峙すべきなのですが。

消費税増税・武漢ウィルス対策で露呈した無能さなどにより、
すでに政府与党が国民の幸福を考えていないことは、わかりきってはいましたが、
ここまで酷いと、やはり独立主権国家としての矜持がないんだな、と情けなくなります。
台湾の方がよほど独立主権国家としてしっかりしていると思わざるを得ません。

本来であれば、安倍政権で掲げた3本の矢を全て一気に放ち、
経済を再生させることで、国民を不幸のどん底から救い出すと共に、
国家戦略・国家安全保障戦略を早急に打ち出し実現させることで、
独立主権国家として富国強兵を最優先かつ迅速に推進すべきなのですが。

しかも、日本からは、
トランプ大統領のような逸材は登場しそうにありません。

さらに、日本の自称保守政治家・言論人も
ほとんどの人たちは口だけで行動しないだけでなく、
左翼同様に内ゲバを繰り返している始末なので期待できそうにありません。


もはや、日本では自分や家族の生命・安全・人権は自分自身で守るしかないのでしょうか。
残念なことですが、私ごときでは、それ以外の答えが見つかりません。

日本がどうすべきなのか(What・Why)は十分にわかっているのですが、
それをどのように国家として、また政府与党に実行させられるか(How)がわからないのです。


本書で描かれたトランプ・ファミリーが凄すぎたので、
逆にこれからの日本を想像するに、差が大きすぎることまで見えてしまいました。


米中最終決戦 アメリカは中国を世界から追放する/藤井厳喜



★★★★★

チャイナを世界から追放すべき。
日本はこれに積極的に関与すべき。


著者のWorld Forecast会員ですので、
本書の1〜7章については、
ある程度のことはWorld Forecastで解説されていましたので、
知っていました。

しかし、書籍で改めて読み返してみるのは、
じっくりと読みながら考えたりできますので、良いですね。

本書のレビューは、レビュータイトルに凝縮させました。
付け加えるなら、
朝鮮半島はチャイナの属領ですので、
同じ運命をたどらせてあげた方がいいのではないでしょうか。

あとは、日本政府はフラフラせず、目標を明確にしたうえで、
日米同盟をより強固にしながら、自国の抑止力を高めるとともに、
国内の反日勢力(特に政権与党内)を1日も早く一掃すべきです。

本書は、
著者の「ケンブリッジ・フォーキャスト・レポート」をもとに
書かれているとのことですが、
この試みは年一回のペースで是非継続していただきたいと思います。

私が本書で最も気に入っているのは、
「第8章 反グローバリズムから新・縄文文明」へです。

縄文文明については、少しずつ明らかになってきているようです。
何冊か縄文文明の書籍も読みましたが、日本が誇る世界最古の優れた文明のようです。
ここでも反日勢力による様々な捏造が行われてきましたが(弥生時代朝鮮民族大量渡来説など)、
様々な考古学的発見と最新の測定技術により反日勢力の目論見は次々に論破され続けています。
私たち現代の日本人は、少なくとも1万年以上前の縄文人及び縄文文明のDNAを受け継いでいます。

縄文文明については本書および以下の書籍を参照いただくとして、
日本人が縄文時代から受け継いだDNAにより日本人らしく生きつつも、
世界を相手にするときは、相手をよく知り、したたかに交渉・交流し、
それらが脅かされる場合には、抑止・断交する決意と覚悟ができる強さを
取り戻したいものです。

縄文文明についての参考書籍
関裕二氏著
縄文の新常識を知れば日本の謎が解ける
縄文文明と中国文明

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